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2016年05月13日 イイね!

春秋だという人も居れ

春秋だという人も居れ秘湯の旅・・日本には四季という色があるが温泉(秘湯)に「旬」があるとすればどの季節を言うのだろう・・。ば冬だ・・夏だと言う人も居る。温泉をこよなく愛し秘湯の旅に拘って来た私に言わせると四季の自然こそが「秘湯の旬」である。
唐の詩人「杜牧」に「山行」という詩があるが『そヾろ愛すべき楓林の晩 霜葉は二月(春)の花より紅なり・・』とある。霜に打たれて顔を覗かせる椛葉(もみじ)の紅は春に咲く桃の花より美しいというのだ。先人には学ぶべき情緒を思う。私は日本の秘湯・・自然の中にも人生の晩節が隠されている様な気がしてならないHKUE 呃人
秘湯に旬を求めないのは「いつでも良い・・ではなく、いつ訪ねても変わらないということだ。言い換えれば何時も自然が織り成す色を見せるのが秘湯だろう。故に自然の懐にある露天風呂に無限の感慨を思うのだ。ところで近頃は温泉という名において広告媒体などを見るに付け呼称の曖
昧さが目障りな時がある。
本来は(社)日本温泉協会が定める『鉱泉分析法』があってガイドラインとする分類には各種イオン類、遊離炭酸ガス、硫黄、マンガン等19種類の鉱泉を揚げている。温泉の営業施設には湧水量や含有成分を明示し、所管する保健所が定義に基づいてお墨付き(許可証と細則)を出して来た。現行をみると少し乱暴な言い方をすると微量の鉱泉を含有すれば、単なる涌水、井戸水でも温泉と名乗っても良いことになる如新集團
10年以上も前のことだったと思うが穂高の「白骨の湯」に端を発した「偽温泉騒動」が大ニュースになったことがある。昔人間ならご存知だと思う♯610(ムトウハップ)が槍玉に上がり、以来薬局でも販売禁止になった経緯がある。そもそも「水道水の沸かし湯」を温泉だと偽ったのが原因だったが、お役所のご都合主義とホテル旅館業者の商業主義が手をつないだ結果だったようだ。
「温泉法」に定める定義の徹底履行に問題があるのだと私は今もそう思う。
地中に湧く温水、飲水、水蒸気は25℃以上を指定して来た時代もあり許認可の条件も厳しく、嘗てはそれを当然として全国の温泉施設が受け入れて来た筈である。現在を見渡してみるとあの時の騒動は一体何だったのだろう?と首を傾げる。国は公衆衛生への指導と管理、あとは旅館ホテルなど業者や施設側の良心に委ねられるべきと落着したようである。いずれにせよ利用者に安心・安全を提供することは営業管理者としては当然の責務である。
自然で高温の湧出量を誇る「源泉掛け流し」の湯こそ純粋を表示したい天然温泉本来の姿であり本来の秘湯を満たす日本の源泉と言って良いだろう。東北地方、福島・宮城辺りでも木々の緑や川沿いに露天風呂の湯気が目立つ季節も近い。郡山からだとR48の作並周辺・・広瀬川辺りも湯の香に包まれる季節だろうか・・盛夏になると川幅狭しと蛍が乱舞する露天風呂には格別の風情がある。
Posted at 2016/05/13 16:00:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年05月13日 イイね!

も浪花の新展開を空か

思えば過去にも長堀が埋め立てられて地下駐車場になった時も・・御堂筋や堺筋の幹線が一方通行になったときも驚いたことだ。『杭倒れ(食い倒れ)』と揶揄されながらも堀川を造った「安井道頓」ら見つめていることだろう。若者たちに昔話を持ちかけると「昔は昔」と一蹴されるのがオチだが我が青春の「昭和大阪」は戦後の復興と共に活気に満ちた時代であった。音楽喫茶、ダンスホール、キャバレー、アルバイトサロンなど社交場は全盛の頃であった。

歳を重ねるたび懐かしさばかりが駆け巡る青春の回想だが南地の音楽喫茶では銀馬車・サイトハウス・なんば一番などに人気歌手やプレイヤーが集中して来演、東京と京阪神を往来していた。フランク永井と松尾和子が喫茶店でジャズを歌っていて二人にはまだオリジナル曲が生まれていなかった頃だ。パティペイジのテネシーワルツに影響されカントリーやブルーグラスがヒットしていた。小阪一也・平尾昌晃・寺本圭一・大野義男など連日そのステージを飾っていたが、堀プロの社主堀威夫氏がスイングウエストを率い、白いスーツ姿でギターを弾いていた頃である。

ダンスホール、キャバレーではメトロ・富士・キング・花園・ユニバース・美人座が人気の的で日曜祝日などは昼間から入場整理券を出すほどの盛況であった。お洒落な喫茶店が各処に軒を連ねる。当時の流行でもあったがスピーカーを壁一面に埋め込んだ店やドリンクのオーダーと共にリクエストを受ける店も少なくなかった。大劇があった南海通りには「桟橋」や松竹座に敷設の「逢いましょう」「プランタン」「アメリカン」宗右衛門町の「黄昏」心斎橋の「B.C」「MJB」画廊喫茶の「ドガ」など夫々の店がいつも満杯だった。

そごうの北通りに「みき」があってウエイトレスは着物姿にパンプスという出で立ちで、レトロとモダンのアンバランスが妙にお洒落に見え、私は良く通った。当時から珈琲に飲み込まれていてミナミに出ると必ず立ち寄っていた店に法善寺・坂町の丸福がある・・舌と喉越しに適うストロングが好みで今も帰阪の機会には必ず立ち寄る。阿倍野橋に高層ビル「ハルカス」が誕生し丸福も出店したようだが珈琲の焙煎や昔のスタイルが変わらないことを祈っている。

橋筋(はっすじ)と呼ぶ戎橋南西の名物看板、一粒三百メートルのグリコが新装され健在なのは

嬉しい。戎橋を行き交う人々の人生を見続けてきたことだろう。宗右衛門町の歴史ともいうべき老舗料亭の看板が換わったと聞くと寂しいが、全ては避けて通れない時代の流れなのだろう。

いとはんやこいさんと遊んだ昔に戻る瀬は何処にも無いが『新生大阪ミナミ』の誕生を祝福したいと思う。フランク永井の「大阪流し」でも口ずさみながら・・・。
Posted at 2016/05/13 15:58:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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