Golf7からの買い換えで、寸法が近く、Golfの1.4L+ターボに対して1.5L+モーター、そして7速DCTなど機構が似ていたのでヴェゼルを選んでみました。
CVTを採用しなかったという点が、この車が運転の楽しさを味わえる魅力で、すべての競合車に勝る点です。それ以外はすべて普通プラスアルファといった印象で、不満点の少なさが特徴かもしれません。
よく「出足がイマイチ」といった声を聞きますが、頭の中で、オートブレーキを解除、モーター動力をクラッチ接続、エンジン始動、ミッションをクラッチ接続、という動作が車が行っていると描いていれば、さほど違和感もなく、これが普通だと思います。
低速時のギクシャク感は、マニュアル車と全く同じで、普段マニュアルを運転している人なら「なるほど」と感じる部分です。良し悪しではなく、トルコンやCVTのような滑らかさとは違う、機構を体感できる面でもあります。
しかしながらGolf7の7速DCT制御とサスセッティングと比較すると、今一歩の印象がぬぐえない点で☆一つだけ減点です。