前回泊りがけの旅行をしてからおよそ2年ぶりの旅行に出かけることになり、9月の3連休でどこに行こうかと連休の5日くらい前に予約サイトを見ると当たり前ですがほとんど予約いっぱいで不可ばかり。
以前、サウンドピュアディオ札幌店に行った際、店舗の大きなマッキントッシュのディスプレイにタウシュベツ川橋梁の幻想的な風景写真が載っていて、野田店長にここはどこ?と尋ねて教えてもらったのがはじめてタウシュベツという言葉を意識したきっかけで、さらに今年の夏に会社のビルに
全国安全週間のポスターが掲示されていてそこできれいなタウシュベツ川橋梁を目にして、遠いから行くことはないかなと思っていましたが今回、道東地方の旅予約サイトを眺めているとホテルの宿泊パックで無料送迎バスで朝の5時半に出発するツアーを見つけ、16日宿泊の枠はすでに埋まっていましたが9月17日宿泊の枠で橋梁ツアー付の予約することができました。
しかし、宿泊予約後にこの三連休を狙うかのように日本列島を縦断した台風18号ですが9月18日に道内直撃の天気予報に変わったため、一度宿泊予約をキャンセルし、16日一泊のタウシュベツ川橋梁の送迎バス無しのふつうのコースで予約を取り直しました。
橋が流されたり、被害があちこち 自然の猛威には逆らえないですね。
広さ日本一
上士幌町のナイタイ高原牧場
「奥深い沢」を意味するアイヌ語ナイタイ山(標高1332m)を語源としていて、牧場の広さは1700ha 東京ドーム358個分の広さに2000頭以上の牛が育成されているそうです。
とにかく広くて、牧場の端がどこかわかりません。牛が広々した高原のあちこちに小さな点のように放牧されているのが見えました。
頂上付近のレストハウスに記念撮影の場所がありました。十勝平野を一望できます。
標高が高いのでパーカーを羽織らないと寒くて手が冷たくなり、すでに秋の気配です。
レストハウスで十勝ナイタイカルビーバーガーを食べました。結構な食べごたえです。
定番のソフトクリームはプレミアムバニラ、道産カボチャ、ミックスなどがあり食べている人もいましたが寒すぎて断念しました。
そして、タウシュベツに行くため、ぬかびら温泉郷にあるひがし大雪自然館で16時ころで日の入りも近いため、今から向っても大丈夫か確認すると夕方なのでコントラストが弱めだが大丈夫とのことだったので、行ってみました。ヒグマがいるので人間がいるとアピールするため、手を叩きながら歩くようにアドバイスがありました。
クマよけ鈴を持っていけばよかった。
タウシュベツ川橋梁を間近で見るツアーはすべて予約いっぱいでホテルの無料送迎早朝ツアーに申し込んだのに、台風の影響でキャンセルしタウシュベツ展望台から見ることにしました。
橋までは700m位の距離とのことで
小さなデジカメや携帯のカメラでも望遠にすれば、何とかとらえることができました。
鬱蒼とした森の中を歩くので虫がたくさんいます。
1937年竣工 長さ130mのタウシュベツ川橋梁
五の沢橋梁 昔の線路の跡が遊歩道になっていて1955年完成の看板がありました。長さ7m
川の近くの倒木にはたぶん「なめこ」が。
三の沢橋梁 こちらも1955年完成 長さ40m
湖畔に降りる階段はかなり急勾配です。
第四音更川(おとふけがわ)陸橋 鱒見トンネル付近 1936年完成 長さ91m 橋げた部分が崩落していて少ししか残っていません。
第四音更川陸橋全景
左側アップ
右側アップ
第二音更川陸橋 1936年完成 長さ73m 鱒見トンネル付近
車道のトンネルの下のほうに降りる下り坂があり、橋げたの下の川が流れているところから撮影しました。こちらの方が第四音更川陸橋より橋げたが長く残っています。
トンネルの出入り口の場所にさらに近くで撮影できる撮影スポットがありましたがトンネルがカーブしていて車の往来が分かりずらく見通しが悪いところで、車道を渡るのが危なくてあきらめました。
今回宿泊した糠平館観光ホテル
宿泊したホテルは昭和の雰囲気のあり、かなり古い建物で部屋の扉の開け閉めでキーキー音がしたり、畳の床が歩くとギシギシしたりと築年数相当の感じですが、部屋には暖房が入っていてちょっと暑いくらいでしたが料理もおいしく、源泉かけ流しの温泉や露天風呂もよかったです。
上士幌町鉄道資料館
1987年3月22日さよなら士幌線のプレート
旧国鉄士幌線跡に復元した片道662mの線路を1回20分の乗車ができるトロッコがあり、乗ってみました。
林や花畑を抜け、糠平湖も眺められ、自転車のように足踏みペダルを漕ぐこともできますがOHVのガソリンエンジンの動力もついていて快適です。
座席は旧国鉄時代の青いふかふかシートでした。
ちなみに糠平湖は例年の半分くらいの水量で例年だともっと水が豊富だそうです。
折り返し地点付近に自生しているトリカブト 青い花にも茎にも根にも猛毒が。これを矢じりに仕込んでアイヌの人はヒグマを倒したとガイドの方は話されていました。
札幌から上士幌に向かう途中、音更帯広ICを降りて音更町と過ぎ、士幌町中士幌でこれまでのCX-5史上最高燃費22.7㎞/Lが出ました。
高速・郊外の道メインだとかなりいいです。
帰りに音更町の道の駅に寄り、さらに帯広に向かっているとお城のような形をした建物のお菓子の柳月のスイートピア・ガーデンがあり、寄ってみました。
2階から1階で製造している三方六を作っているところが見学できたり、楽しいです。
期間限定 きなごろもそふと を食べました。ソフトクリームにきなこのお餅、黒蜜ソースがかかっていてカップの一番下には粒餡が入っています。和風ソフト、おいしかったです。
旅の途中DPF再生が1度ありましたが自宅に到着した際も燃費21.1㎞/Lと良好でした。
そういえば、帰りの高速道路走行中にあまり使ったことのなかったレーンキープアシストを作動させていると直線路が続いていたからかハンドルから手を離していないのに赤文字で「ハンドルから手を離さないでください」という警告が1度表示されました。
レーダー・クルーズ・コントロールやアダプティブ・LED・ヘッドライトが頻繁にハイビームロービームを切り返しているのを確認できたり、レーンキープ・アシスト・システムなどのi-ACTIVSENSEの安全装置のおかげで疲労が低減できました。
長距離なので背中が痛くなったり少し疲れも出ましたが楽しい旅行になりました。
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2017/09/18 23:57:19