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イイね!
2015年04月10日

3ヶ月越しの試乗 (後篇)

3ヶ月越しの試乗 (後篇) 前篇からの続きです)

大幅改良を受けた新型アテンザに、発売から3ヶ月後でようやく試乗することができた私。
セダンXD Lパッケージのデモカーを海沿いのワインディングで走らせてみた結果、2年前の初期型の試乗時に気になっていた2点のうち、「加速時のカラカラ音」については、随分と音源が遠ざかった気がするくらい抑制されていて、よりフラッグシップに相応しい静粛性を得ていることが十分に実感できました。

一方で、もう1つ気にしていた「リアの突き上げ感」は・・・さほど気にならなかったという印象に止まりました。

しかし、これには2通りのニュアンスがあって、
「2年前と比べたらウンと突き上げは緩和されたが、まだ少しリアが突っ張る感じがする」
というややネガティブな印象と、
「リアが多少突っ張っていても気にならないくらい、全体の印象が良かった」
という、意表を突くほどのポジティブな印象が混じったもの(笑)。

なんだオマエ、あれだけリアがヒョコヒョコ上下動するって問題視していたくせに、あっさりと寝返りかよ!

そんな厳しい指摘をされてしまいそうですね。

しかし、宗旨替えとはいかないまでも、セダンXDが今回見せたリアの突き上げ感が許容範囲に収まる"新たな評価基準"らしきものが、この2年の間に私の中に築かれていたのです。
その立役者(いや、原因?)となったのは、納車からほぼ1年が経過した
実家のアクセラXDでした。

今回試乗したアテンザセダンXDとは車重が100kg前後異なるものの、同じクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載したフルSKYACTIV車が、アクセラXD。
2012年当時、CX-5やアテンザで初めて体験した、2.2Dツインターボエンジンがもたらす刺激的な加速性能や余裕のクルージング性能も、実家にアクセラXDがやってきたお陰で、私にとってはいつしか日常的なものとなり、それ自体が試乗の印象を大きく左右することはなくなりました。つい2年ほど前には、1.5トン超級のアテンザを苦も無くグイグイ加速させていくそのトルクに、終始感動しっぱなしだったんですけどね・・・。

また、その一方で、1.5~2.0Lのガソリンエンジンを中心に展開するCセグのボディに、重量級の2.2Dエンジンを詰め込んだアクセラXDは、その走りの軽快さやバランスの良さという点で、前述のガソリン勢には一歩譲るというのが正直な印象。
とりわけ私が不満に感じるのは、いくら2.2D搭載に合わせて強化した足廻りとはいえ、スピードレンジを上げていけば、挙動の端々に「ズシッ」とマスを感じさせる緩慢な動きが散見されてくるところ。ワインディングでの切り返しのたびに「グラッ、グラッ・・・」とやや大袈裟に車体が傾ぐさまは、正直いってあまり気持ちの良いものとは感じません(-_-;)。

・・・なんて不用意にのたまうと、
「わかってないな~、それがダイアゴナルロールなんだよ!」
と突っ込まれてしまいそうですね。
たしかに、外側の前輪がぐっと沈み込む姿勢が重要だというのはわからないでもないですが、私自身がアクセラXDのハンドリング特性をもっと気持ち良く感じるためには、その姿勢に至るまでのロールの速度なり絶対値なりをもう少し抑制した“節度感”が欲しい・・・というのが偽らざるところです。

こうして今、私がアクセラXDに対して普段抱いている感触を踏まえた上で、あらためて同じエンジンを搭載するアテンザセダンの挙動を味わってみると、2.2Dの経験値自体が少なかった2年前と多少違った印象が残ったとしても、別に不思議ではないと思うのですよ(^_^;)。(←ハイ、立派な自己弁護ですね・・・)

では、具体的にどう映ったのか。
もとより、5HBと4SDというボディ構造の違いもあって、アクセラXD(およびアテンザワゴン)では、セダンのようなリアの強い突き上げを感じるシーンは、そもそもありません。
しかし、そこで得た心象のアドバンテージも、先程述べたような「2.2Dの重量増をうまく消化し切れてない」と感じさせてしまうアクセラXDの挙動に関する懸念が、それを大きく上回るディスアドバンテージとして作用してしまったようで・・・
つまり、逆に言うと
今回試乗したアテンザセダンはクルマ全体として巧みに2.2Dエンジンを包み込んでいる印象が強く、その結果、アクセラXDよりも決して足廻りが硬い印象はないのに、挙動の端々に適度な節度感が感じられ、私には大変好ましい"2.2Dのハンドリング"と映ったのですね。
そんな全体的な印象の良さを前にしてしまうと、僅かなリアのヒョコヒョコ感なんて、極めて些細なものに感じてしまったわけです(笑)。

まぁ、だからといって両車の間に決定的な差があるわけではなく、好みの問題だと言ってしまえば、たしかにその範疇かもしれません。
でも、もし私が今から日本一周のロングドライブに出掛けなければならないとしたら、車両の装備水準や実用性の差などを一切無視してハンドリングだけに着目すれば、アクセラXDとではなく、アテンザセダンXDとともに、2.2Dの余裕ある走りを楽しみたいと思うことでしょうね。

そんなわけで、引き合いに出されたアクセラXDには少々気の毒でしたが、今回のXD試乗では、セダン元来のハンドリングの良さを再発見するとともに、先日の大幅改良によって内装や走りの質感がきっちり底上げされていることも確認できました。

先日、「もし今、何の制約もなく自分用の新車を1台買うなら・・・」という架空のお題目で、アクセラスポーツ20ST-LとアクセラハイブリッドS-Lが私のワン・ツー候補だと紹介したことがありましたが、これで俄然、2台の背後に新型アテンザの陰がグンと近付いたかもしれません。
あっ、でも・・・
ステーションワゴン好きな私ですから、アテンザワゴンの改良モデルも乗ってみないと、そう簡単にこのランキングはアップデートできませんけどね~(^o^)。
ブログ一覧 | 隠れ家のテストドライブ | 日記
Posted at 2015/04/10 20:46:28

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