父の四十九日法要を終えた8月下旬、名義変更の手続きを行って、実家のアクセラXDは購入から3年と5ヶ月目で、亡き父から息子へと所有をバトンタッチ。
2014年の代替以来、後期高齢者の老夫婦と鮮やかなソウルレッドのミスマッチぶりが、他でもない当人たちを中心に大ウケだった6速MTのディーゼルスポーツ車は、少しばかり車道楽・マツダ道楽が過ぎる「自称・孝行息子」が営む新しいカーライフ拠点で、第2の車生のスタートを切ったのです。
その息子のもとでアクセラXDに託された使命とは、RX-7と並ぶ2台目のメインカーとして、ガレージ随一のグランドツアラーっぷりを演じるというもの。
かつて、晴れの日も雨の日も父を趣味の畑へと誘い、母の買い物や通院のお供を甲斐甲斐しく務め続けた市内限定運行の日々と比べると、ガラッとそのフィールドが一変することになります。
斯くも劇的なアクセラの車生の転換。
象徴的な変化の一端が、クルマの足元と運転席の足元に施したモディファイによるイメチェンであったりもするわけですが、その一方で、あえて父の所有時代の痕跡を残しておいた部分もあるのです。
その最たるものが・・・
冒頭の画像で否応なく目立ってしまっている
「自光式コーナーガイド」ですね(笑)。
もうね、MAZDASPEED「MS-06」ホイールを装着したディーラーでも相当冷やかされましたからね、このホイールとコーナーガイドの取り合わせはあまりにも稀少過ぎると。
コーナーガイド(コーナーポール)は、父が前車のアテンザスポーツワゴンやその前のカペラワゴンで強く装着を要望したアイテム。従い、アクセラXDの購入に際しても迷うことなく純正オプションカタログの中から選択したわけですが、車幅感覚を補うという機能的な役割はともかく、躍動感あふれる魂動デザインにさり気なくインテグレートされているとは・・・お世辞にも言い難いものがあります(笑)。
では、気に入らなければ外せば良いかといえば、しっかりと装着の形跡が残りそうなので少々困りモノ。
で、結局のところは、父のためを思って装着を即断したという経緯も含めて「思い出」としてここに留めておこう、そんな風に考え直したのです。
(まぁ、私も将来的にガイドの世話にならないとも限らないし・・・)
そんなノリで、もうひとつそのまま痕跡を残しているのが、
「右アゴの擦り傷」。
そうです、父が趣味の畑へ入る際に、敷地内に自ら建てた小屋の角に何度も接触して作った擦り跡とバンパー下端の凹みのことです。
こちらはコーナーガイドほどは存在を主張していないし、クルマに近付いて下側を覗き込まないとバレないので、洗車の拭き取りの際に思わず溜め息は出るものの(^^;)、そのまま放置することにしました。
ただ、左頬のコーナーガイドも右アゴの擦り傷も、今後不測の事態が起きて「Frバンパー交換」の憂き目に遭ったとしたら・・・・
もう、キレイさっぱり一掃してしまうかもしれませんけどね^m^。
(おいおい、父の思い出はどこ行った?)
こりゃあ・・・
2台目のメインカーの今後の扱い方で、息子の人間性が問われますな(爆)
Posted at 2017/09/12 23:04:53 | |
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隠れ家の新生アクセラ | 日記