今回購入したのは「HDR-CX120」です。
ビデオカメラの小型化はどんどん進んでいますが、CX120も相当小さい部類に入ると思います。手のひらサイズとはよく言ったものですが、写真のようにすっぽり手に収まってしまいます。このサイズにまずは感動してしまいました。これでハイビジョン画質で撮影ができるんだからたいしたもんですね。バッテリー(FH50)装着で55×60×114mm、重さも330gととっても軽く体感的には缶コーヒーよりも軽い感じです。女性にも安心して使えるサイズだと思います。
記録は内蔵16GBメモリーかメモリースティックになります。内蔵メモリーとメモリースティックを合わせると、標準画質のSPモードなら約9時間の録画が可能になるそうです。これくらい撮れればウチでは充分。メモリースティックの追加購入はしませんでした。遊びに行ってビデオを撮るって頑張っても、以外と撮れないですよね。ディズニーランドでパレードを全部撮るなんていうと別ですが。
撮影時間は充分だと思ったんですが、付属するNP-FH50という小型タイプのバッテリーがちょっと厳しそうなので、予備のバッテリーを1本買いました。このCX120の場合はバッテリーの大きさがほぼそのまま出っ張りとなります。NP-FH70 とかNP-FH100という容量の大きいタイプを着けるとお尻が出っ張ってカッコ悪いと思ったので、同じ小型タイプのFH50にしました。重量バランスも悪そうですし。コンパクトなボディサイズを生かすならNP-FH50がベストマッチですね。これで合わせて90分程度の録画ができる計算になります。なんとかオーケーでしょう。
使い方は簡単です。液晶パネルを開けば電源は入るし、録画ボタンを押せば録画のスタート、ストップ。基本的な使い方はすぐにマスターできます。というか直感的にわかります。「液晶を開けてRECボタンを押す」という単純操作なのでカミさんもストレスなく使えたようです。120のレンズカバーは手動式なんですが、これはちょっと閉め忘れそうで怖いです。
録画したビデオの再生は液晶パネルを開くとみえる本体内側のプレイボタンを押すだけです。あとはタッチパネルで操作するんですが、これもわかり易いもので、書いてある文字、記号を押すだけ。再生したいシーンは画面に表示されるのですぐに見つけられます。練習試合の最中、息子を撮っていたカミさんは大満足だったようです。とにかく軽いということが一番嬉しいということで、今回この機種を選んだ一番の要素が発揮されたのは良かったです。
ということで私自身の感想も。
まず特筆すべきはこの軽さでしょう。
いろいろな機能を削って簡素化しているということで、もちろん我慢する部分はありますが、「軽さ」ということだけでビデオカメラを選択することも「アリ」なのかもしれないと思いました。まぁ、最低限の機能は必要ですが。質感は価格相応ってところでしょうか?
操作はシンプルです。
タッチパネルでの操作は良いところも悪いところもありますが、ボタンが少なく本体のデザインもすっきりしています。その反面、メニューの階層が深く、解り辛いため、使いたい機能にすぐにアクセスできないのが少しストレスです。液晶画面にも「ホーム」「ズーム」「REC」のボタンがあり画面を見ながら録画を開始できるので結構便利。実はCX500Vではこのボタンがタッチパネル内にあって、イマイチ感度が悪かったので、CX120のボタンでの操作感は良好に感じます。
ズーム自体は普通ですかね。バスケットボールの試合ではあんまりズームも激しく使いませんし。体育館の中くらいの距離なら充分です。AFの速度もまずまずです。本体のズームは速いのですが、液晶画面のズームはゆっくりで、逆にこれがいきなりドアップにならず、ゆっくり加減に好感が持てました。
手ぶれ補正は良い感じだと思います。CX500Vに比べてしまうと劣るんでしょうが、CX500Vの手ぶれ補正がどれだけ優秀かは知らないので、知らぬが仏、CX120の補正が優秀だと思って過ごすことにします。
さて画質ですが・・・
このCX120の画質の傾向は嫌いではないです。前のに比べると俄然良いですし、十分な明るさのある場所での画質は綺麗です。暗所でのノイズが心配でした。たしかにちょっと暗いかなと感じる室内ではノイズが入るようです。ですが私には許容範囲。画質に拘る人は気になるところかもしれないですね。暗所での撮影が多くなるようならライトが必要なのかなぁ・・・。夜の写真撮影にナイトショットがついていれば、って思いました。自動逆光補正機能がついていますが、良くわかりませんでした。わからなかったということは、たぶん機能しているんでしょう。ありがたい機能です。
音質は普通なんだと思います。ただ再生したときの体育館でのシューズの音が(この音もバスケットボールの魅力の一つなんですが)エコーがかかったように響くのがちょっと気になりました。でもこれも許容範囲内。
バッテリーの持ちが一番心配でした。予備バッテリーとしてNP-FH50を充電して持っていきましたが、1時間弱の撮影で、この予備バッテリーの出番はありませんでした。それどころか、使っていたFH50の残量も20分ほどあり、ウチの場合はFH50が2本あれば大丈夫そうです。
スマイルシャッターですが、今回は使いませんでした。機会があったらセットしてみます。
レンズカバーが手動です。むしろ電動カバーではない分、無駄な電力を消費しないのかもしれません。自動で開けば便利なんでしょうが、サイズが大きくなってしまうのなら手動のままで良いですね。キャップ開け忘れはちゃんと警告してくれます。
マニュアルは薄いです。シンプルで必要十分で良いかもしれません。
データ用のHDの購入を考えています。やっぱり必要かなぁ・・・
付属のソフトウェア「PMB(Picture Motion Browser)」がMacintoshに対応していないのは、なんとかならないもんですかね。iMovieとかiPhotoを使って、処理したいと思っています。
こんな感じですが、今週末の次男のバスケットボールの大会ではスマイルシャッターを試してみたいと思っています。
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2009/09/17 09:56:28