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2008年01月31日 イイね!

わたスキ #8 裏コメ


 田山のいるスポーツ部にある板。懐かしいですねぇ。ロシニョールの中にダイナスターまで。大ナスターの板は前に履いたことがあります。この頃のスキー用品のブランドって、いろいろありましたよね。国産は、ヤマハ、ニシザワ、カザマ、スワロー、小賀坂、他にありましたっけ?
国外では、もちろんロシニョールから始まって、ダイナスター、オーリン、K2、ボルクル、フィッシャー、ヘッド、アトミック、ハート、エラン、クナイスル、ブリザード…
ワールドカップの大会とかで、どの選手が何を履いてる、っていうのが結構話題になって、ウェアとかも真似する人が大勢いましたよね。


「女だよ、女。生きてる女の電話番号だよ。
矢野も男になったよなぁ。26歳にして立つ!」

 志賀から戻った、たまり場のゼファー・イン。矢野を冷やかして泉が他の常連客にこう言う。
泉が自分の声をサンプリングして流す、というのは当時の流行だったっけ?バンドブームなんていうのも、この頃だったのか、と思ったりしてますが、ご存知の方はいらっしゃいますか?

 ちなみにこの「ゼファー・イン」というお店は実在するようで、代々木辺りにあるとか…。お近くの方、情報があればお知らせ下さい。


 そして公衆電話は、ダイヤル式!
この頃がダイヤル式だったかさえも記憶にないが、もうダイヤル式になっていたっていいようなのだが…。
このあたりも、映画の中の悪戯なのかもしれませんね。


Posted at 2008/01/31 15:38:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2008年01月31日 イイね!

私をスキーに連れてって #8


「こんちは」
「おぅ」
「どうだった、焼額」
「いや、もう最高でした」

 矢野は隠れるように出勤し、田山のいるスポーツ部のミーティングルームに顔を出した。

「板は」
「あっ、悪くはないです。ウェアも若い子にはなかなか評判良いみたいだし」

 田山は矢野が胸の内ポケットから出したアンケートの集計用紙を受け取りながら言った。

「それよりなぁ、今朝決まったんだ。
       お前の企画してくれた、こいつの世界初の発表会だよ」
「じゃ、連盟OKしてくれたんですか?」
「来年の2月14日、万座のバレンタインレースの
      打ち上げパーティーを、発表会に提供してくれるそうだ」
「バレンタイン」
「お前の企画のおかげで、この靴守れそうだよ」

 スポーツ部の壁には、ロシニョールやダイナスターの板が立てかけられ、ホワイトボードにはサロットのモデルとなるイラストが貼られていた。

「おい、少しは上達したか」
「はい、おかげさんで」
「発表会の打ち上げで、久しぶりに二人で滑れるな」

 ミーティングルームを出た二人がスポーツ部の部屋の前まで来ると、そこには仏頂面をした所崎が矢野を睨みつけていた。

「大丈夫ですよ。発表会には顔出しません。
       ただでさえ、よそもんだって煙たがられてんですから」
「すまん…」


 ゼファー・イン。矢野たちがいつも集まる店だ。決して広くはないが、矢野たちにとっては居心地のよい場所だ。


「 女だよ、女。生きてる女の電話番号だよ。

    矢野も男になったよなぁ。26歳にして立つ! 」

「おい、いい加減にしてくれよ」


 そう言って席を立った矢野は電話番号が書かれた手帳を手にしたまま、緊張した顔で公衆電話まで歩いた。一度は受話器を持ち上げたものの、ダイヤルを回す勇気がない。

「やっぱ、ウチでかける」
「バカヤロー、お前、みんな期待してるんだぞ。貸せよ」

 席に戻ろうとする矢野から、泉は手帳を奪い取って、公衆電話に向かった。

「おい、おい!」
「やめろよ、ほら!」
「うるせぇ、うるせぇ!止まれ!」

 泉の強引さに、矢野はその場に立ちすくんだ。

「よし、379の…と」

 呼び出し音が鳴る。

「もしもし」

 受話器からは「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」というアナウンスが流れている。

「あれっ?間違っちゃったよ」

 申し訳なさそうに言う泉。

「俺がかけるよ」

 手帳をひったくるように奪い返すと、矢野は意を決したように、ダイヤルに指を入れた。その後ろでは、泉が店のキーボードを引っ張りだして、自分の声のサンプリングを始めた。

「 会いたい… 」

 サンプリングした「会いたい」をくり返しながら、泉は矢野の周りを歩きはじめた。

「もしもし」

 矢野の耳にもお決まりのアナウンスが聞こえてくる。矢野はもう一度ダイヤルを回しはじめた。受話器を耳から話した矢野が、泉を振り返る。サンプリングの「会いたい」も、だんだんトーンが下がっていく。矢野が音を立てて受話器を元に戻した。


「 嘘つき… 」


「 … 」


 サンプリングの「会いたい」はもはや、人の声には聞こえなかった。


Posted at 2008/01/31 08:15:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2008年01月30日 イイね!

わたスキ #7 裏コメ




「大丈夫よ。 スーパーマンだって、

   普段はサラリーマンやってんだから 」

 なるほど、そう言う慰め方もあったのか、というセリフ。
しかし、高橋ひとみさんのバニーガール姿はかっこいい!


「 光栄じゃない 」

 矢野に嘘の電話番号を教えたと優に聞かされた泰世。彼女のいる前で電話番号を聞かれるなんて「光栄」で、嘘の番号を教えた優は「残酷」。とにかく泰世の感覚はスゴイ。


さて、結局これはいったい、いつのことなのか?24日なんじゃないかという奴がいて、仲間内でも、ちょっとした話題になった。

 この前日、ロッジでは、泉たちがクリスマスツリーの飾りつけをしていたようだし、クリスマス気分たっぷり、って雰囲気であることから考えても、この日は24日か、それに近い日付なのだろう。25日以降ってことはないだろうし。

 1987年の12月のカレンダーによれば、19日が土曜日。ここじゃないかというところから話が始まった。もし、19日ではなく24日のイブ当日だとすれば、平日休んだからこそ、矢野は課長から「またスキーに行っただろぅ、この暮れのクソ忙しい時に」と言われたってことになるんだろうけど、25日の金曜日に東京に帰って、26日(土)に「会いたい」をやって、27日(日)に「聖心のユミちゃん」をやって、28日(月)に「あーら、矢野様」をやらなければならない。というのは大変だ。何よりも、「聖心のユミちゃん」の時に「出発まであと1週間」というセリフがあるから、イブ当日説はちょっと矛盾がある。ということで仲間内でも19日説が妥当だろうということになったが、いかがか?



Posted at 2008/01/30 12:34:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2008年01月30日 イイね!

私をスキーに連れてって #7


 煖炉の火が燃えている。バニーガールの格好をしたヒロコがコンパニオンをしている。
手摺に寄りかかりながら、小杉が泉に向かって手を広げて差し出した。口惜しそうな顔で、泉がくしゃくしゃにした1万円札を、その掌に押しつけた。賭けは小杉の勝ちだ。


「ねぇ、これでも飲んで」
「おぅ、サンキュー」


 真理子に渡された缶ビールを開けて、一口美味そうに飲みこんだ矢野の所に泉が来た。


「何、ふられ男が浮かれてんだよ」


 泉の言葉にも、矢野は笑顔を向けていた。優から電話番号を聞き出した矢野にとって、ゆり江のことは頭から消えていたことだった。


「あの娘の事はどうでも良いの。
            今は優ちゃんしか、見えてないんだから」

「あれは、堅いぞ。手強いよ」


 小杉もその会話に加わる。ニヤニヤした矢野は憎らしくも感じる。


「東京で誘うのか?東京のお前って、スキー場とは別人だぞ」


 真理子が助け舟を出すように、割って入った。


「大丈夫よ。スーパーマンだって、
     普段はサラリーマンやってんだから 」

「そうそう、電話番号教えたって事は、
     それだけでかなり有望だってことだからねぇ。頑張ってね」


 思わぬ応援に気を良くした矢野は、めずらしく泉にも強気だ。


「そうかなぁ、やっぱ、そうだよねぇ!ほらぁ」
「ばかもの」


 雲行きが怪しくなった泉は、そう言い残して呆れたようにその場を去った。


「 嘘の番号教えた? 」


 恭世のその問いかけに、年賀状を書いていた優は、ちょっと視線を上げ、少し怒ったように言った。


「だって、電話なんかしてほしくないもん」
「素敵なのに、あの人」


 恭世は昼のことを思い出すようにしてから、もう一度視線を優に送った。


「なんで?」
「だって普通彼女のいる前で、他の娘ナンパする?」


 優にとってその行動は、あり得ないことだった。


「 光栄じゃない 」


 恭世はそう思っても、優はそんなふうには考えられない。もともと優と恭世の感覚はずいぶん違うものだったということを恭世も思い出していた。


「そうかぁ…、残酷」

「残酷なのはあっちよ。軽薄」


 動揺した優は年賀状を一枚書き損じ、ゴミ箱に捨てた。



矢野と優。それぞれの思いの中、ゲレンデのナイターの灯りも消えていった。



Posted at 2008/01/30 07:41:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2008年01月29日 イイね!

わたスキ #6 裏コメ


「そうよ、あたし、ブッキーなんだから 」

優と矢野を邪魔しようと、泉がゆり江を連れてきて「ゆり江も内足の付け方教えて欲しいってよ」と矢野に言う。その時に、ゆり江が発した言葉。ブッキーというのは不器用だということなのだが、最初はブッキーって、不気味ってこと?って思ったりして。


「あ~、大バツ。スキー場で下手な奴って、

    牧場の魚よ。 あれだもん」


 「牧場の魚」うまいことを言う。この発想が面白いですね。



「なぁんだ、女いるわけ?残念…」


 優が一緒に滑ってた矢野とゆり江が一緒にリフトに乗ってるのを見て泰世が言う。彼女の頭の中は、男のことしかないようだ。全編一貫していて、その徹底ぶりは立派。


「アプローチされて嬉しくない女の子なんていないよ」

 真理子とヒロコが優の電話番号を聞くように矢野に言うセリフ。ホントにそうなのだろうか…


「 待って! 」


 矢野君、勝負の時。切羽詰まった感じの「待って!」が、なかなかいい感じだ。
でも、電話番号だって、自宅の電話なんだろう。後で出てくるけど、この頃携帯電話なんて、今の家電の子機よりデカくて、トランシーバーみたいなヤツだったから。持っている人なんてほとんどいなかったし。

Posted at 2008/01/29 18:09:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

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