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2008年08月27日 イイね!

「 驚異の世界!! 光を飛び越えたヤマト!! 」#19


ガミラス空母のモニターにはミサイルの向うにヤマトが止まったように見えている。
命中だ。

「全弾命中!ああっ…!?」


ヤマトが宇宙の闇に溶け込むように消えてしまった。ミサイルは消えたヤマトを探し求め迷走を始めた。

「ヤマトはどうしたんだ」



空間が歪んで見える。一つの物がだぶって見え、空間が交差する。長い時間のような、短い時間のような、全てが止まってしまったようにさえ感じる瞬間が続く。


「ん、ん…?成功したのか?あれから1分しか経っていないけれど…」

視界が戻って来る。意識の戻った古代が声をあげた。

「ん?」

沖田の視線の先に茶褐色の惑星が見える。

「あぁ、火星だ!」
「成功したぞ」

沖田が安心した声で呟いた。

「ハハハハ…」
「や、やったぁ!」
「島さん!」
「おい、島」

どうやら島だけがまだ気を失ったままのようだ。古代に肩を叩かれ、島は顔を上げた。古代が指差す方向に火星が大きく見える。

「おめでとう」
「古代」

「ん?いかん。船を損傷したぞ。島、火星へ着陸させろ」

ワープテストの影響だろうか、後部装甲板が損傷しているようだ。

「はい」

ガミラス星にもその連絡が届いた。

「デスラー総統、冥王星前線基地から入電しました」
「ヤマトが月から火星へワープした?何かの間違いだろ」
「冥王星前線基地のシュルツが、一部始終を見たそうです」
「ほぉ、だがその程度のことができなくて
 イスカンダルまで行けると思っているのか。
 可愛い奴だ。ハッハッハッハッ…」

ヤマトは補修のために火星に向かった。

「あぁっ?雪だぞ!」
「雪だ」
「地球では、もう見られない風景ね」

「真田君、船の補修は出来るだけ速やかに終わらせてくれ」
「はっ」
「島、目標はポイント3の6だ」
「了解。目標、ポイント3の6」


「しかし、この部分の補強さえ出来れば、ヤマトのワープに希望が持てるな」


往復29万6千光年の旅を決定づける小型ワープのテストは、傷つきながらも一応成功した。しかし、こうした間にも地球の地下都市は刻々と放射能の汚染に脅かされているのだ。ヤマトよ急げ。


あと362日









Posted at 2008/08/27 08:11:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2008年08月26日 イイね!

「 驚異の世界!! 光を飛び越えたヤマト!! 」#18


「中止は出来ん。収容急げ!」

山本機はエンジンの出力も上がらないのだろう。ヤマトにもなかなか追いつけない。

「古代君、こちらブラックタイガー山本。
 俺の事はかまわず、ワープテストの予定は変更しないでくれ」
「ばかやろー、何としても戻って来い!」

山本の無線の声に、古代が叫ぶ。

「古代君、ヤマトの全ての機関は
 予定の時間に合わせてセットされているんだ。
 彼を待っているわけにはいかん!」

真田も必死だ。

「しかし…」

古代が沖田に顔を向けるが、計画を変更するわけにはいかない。

「ワープ計画は変更せんぞ。早く収容するんだ」
「ワープテスト15分前」

森雪の声が、ワープテストまでの残り時間を告げる。

「だめだ、体勢が整わない」

ブラックタイガーの山本が必死で操縦するが、機体はフラフラと宇宙を流れている。

「ワープテスト9分前」

古代は山本機が見えるハッチの脇で叫び続けた。

「山本、もっと右だ。右へ切って突っ込めぇ!」

「いかん、行き過ぎだ。もっと左」

「そうだ、そのまま突っ込め!」

ブラックタイガー山本機はなだれ込むように着艦した。

「山本!」
「こ、古代…」
「山本!」
「山本機、ただ今帰還しました」

古代の報告に沖田もうなずく。

「3分前。各自ベルト着用」

森雪の声。島の顔が緊張を示している。

  … 古代に負けられない。
    僕のスイッチ一つにヤマトの運命がかかっているんだ …

山本機を収容した古代も、ワープテストの成功を祈っている。

  … 島、しっかりやれ。
    今度はお前が勝負するときだ。命は預けたぜ …

「ワープテスト30秒前」

沖田の声が響く。


「ヤマト、捕捉。射程距離まで、あと0.2宇宙秒」

ガミラスの宇宙空母ではヤマトに向けたミサイルの発射準備が進められていた。 

「20秒前」

沖田のカウントダウンの声に島がスイッチを引く。

「スイッチ、オン」

緑色のガミラス宇宙空母も慌ただしくなってきた。

「ガミラスミサイル、目標ヤマト。発射!」

ガミラス空母からミサイルがヤマトに向けて発射された。

「ワープ!」

沖田の声に島が操縦桿を一気に引き絞った。

「ワープ!」



Posted at 2008/08/26 08:24:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2008年08月25日 イイね!

「 驚異の世界!! 光を飛び越えたヤマト!! 」#17



「ブラックタイガー、発進せよ!」


古代の声に、黄色と黒に彩られた幾つもの機体がヤマトから発進を始めた。

「ブラックタイガー、全機発進完了」
「よぉし、発進」

ブラックタイガーチーム全機の発進の連絡を受け、古代は自分の機をカタパルトから発進させた。

「ヤマトから、未確認飛行物体発進」
「コスモレーダーに切り替える。
 方位YZAから27Tへ。速度、600宇宙ノット」
「こしゃくな奴め。高速艇を発進させろ!」

ガミラスの高速空母でも、ヤマトの動きを察知し高速艇を発進させた。

「空母部隊も、じきミサイル砲の射程距離に入る。
 それまで魚雷で徹底的にやれ」

古代の前にガミラスの高速艇が現れた。いよいよ決戦だ。

「ガミラスの戦闘艇を一機も残すな。
 我々の作戦が失敗したらヤマトはお終いだ」

ガミラスの高速艇からヤマトに向かってミサイルが2発、発射された。古代の機がこれを追う。そのうちの1発を仕留めたが、もう1発はヤマトに向かっている。古代が追う。間に合わない。

古代の追ったミサイルがコースをそれた。ヤマトには当らない。しかしミサイルを追いヤマトに接近しすぎた古代は必死にヤマトから離れた。ブラックタイガーチームとガミラスの戦闘機隊との攻防が続いている。ブラックタイガーの山本機が左翼に被弾した。爆発は免れたが操縦には支障がありそうだ。戦線を離脱する。この間にも古代機は、敵戦闘機6機を落とした。

「空母接近。距離8万キロ」

ヤマトの第一艦橋で森雪が叫んだ。

「戦闘機隊を収容せよ」

古代率いるブラックタイガーチームに帰還命令が下る。古代機を先頭にヤマトに向かうが、山本機が1機遅れている。

「ガミラス高速空母接近」

森雪の声に相原が加えた。

「まもなくヤマトは射程距離に入ります」
「ワープテスト30分前。ガミラス空母の攻撃を受ける前にワープをする」

沖田の言うように、ガミラス空母からの攻撃の前にワープテストが成功すれば、ヤマトはガミラス空母の前から姿を消すことになる。

「古代、加藤の宇宙零戦帰還。ブラックタイガーチーム帰還中」

ブラックタイガーチームが次々とヤマトに着艦する。

「ヤマトは月の軌道に乗りました」
「波動エンジン、異常なし」

島の声に、徳川の声が応えるように聞こえる。

「データー分析、準備完了」
「ワープテスト20分前。ワープ自動装置セットオン」

第一艦橋に戻った古代が沖田に歩み寄る。

「艦長、もうちょっと待って下さい。
 ブラックタイガーの山本機が、
 まだ帰還していません」



Posted at 2008/08/25 08:09:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ
2008年08月24日 イイね!

最近

最近
ちょっとハマってます。
Posted at 2008/08/24 08:28:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | モブログ
2008年08月23日 イイね!

「 驚異の世界!! 光を飛び越えたヤマト!! 」#16


ガミラスの冥王星前線基地ではヤマトの動きを追っていた。

「ヤマトは火星へ向かって航行中」
「速度、25宇宙ノット」
「いかがいたします、シュルツ司令」
「わかっているだろう。
 奴らの行動を黙って見ているわけにはいかん。
 我々冥王星前線基地の名誉に賭けて、ヤマトを撃破してしまうのだ」
「高速空母、出撃準備にかかれ」
「デスラー総統のお言葉に甘えてるわけにはいかん」

ガミラスの冥王星前線基地から高速空母が発進する頃、ヤマトの超高速テストの実施場所が決まった。

「月と火星の間がワープに最適と思われます」

  … メカニズムが全て順調に作動したとしても、
    俺の操縦にミスがあったら、何もかもダメになる …

緊張して汗を拭う島に雪がハンカチを差し出した。

「ありがとう」
「しっかりね」
「ハッハッハッ、おい島。今からそんなに固くなってちゃ、身体がもたないぞ」
「なんだとぉ!」

確かにその通りだ。島の緊張は誰の目にも明らかだった。
 
「総員に告ぐ。
 ヤマトは月軌道に乗ったところで、ワープテストを行う。
 このテストに失敗したら、我々はもちろん、
 地球人類の破滅につながるのだ。
 各人、気持ちを引き締めて、任務遂行せよ」

アナライザーが睡眠装置の中の佐渡に声をかける。

「サドセンセイ イツマデモ ネテイラレテハ コマリマス」
「うぁ~。なんじゃい、人の睡眠を邪魔しおってからに」
「ワープテストガ オコナワレマス」
「なんじゃ?ワープ?特別に美味いスープの事かいな」
「ヤマトガ ジカンヲ トビコエル コトデス」
「あそう…」
「ハイ」

佐渡は一升瓶の栓を抜き、口に運んだ。

「うめぇ、寝覚めの酒は、また格別じゃねぇ」
「コリャダメダ ゼンゼン ツウジテナイ」

ヤマトのレーダーに白い点の反応がある。

「あっ、未確認飛行物体。
 レーダー反応強し。ビデオパネルチェンジ」
「ガミラスの空母だ。
 しかし、まだ我々を直撃するには遠すぎる。総員コンバットB体勢」

雪の報告を受けた沖田が指示を出す。古代が椅子から立ち上がって沖田に向かった。

「艦長、奴らの処理は僕に任せていただけますか?」
「しかし、ワープテストに全エネルギーが
 波動エンジンに集中しているから、ヤマトの武器は使えんぞ」
「は、はい。南部、ブラックタイガーチームにただちに出撃命令を出せ」
「はい」

古代は南部に指示を出すと、走り出した。



Posted at 2008/08/23 08:18:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

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「 GTS サーキットエクスペリエンス vol.4 http://cvw.jp/b/262788/40741306/
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