こだわりシリーズ?
本日は ウエスに関するお話しです。
自動車整備の作業には欠かせないものですよね。
でも正直って、作業場では、かなりの脇役です(笑)。
ウエスなんてどんなんでも良いと思われる方もいらっしゃると思いますが・・・、
たかがウエス、されどウエスで、オイラは実は拘りがあります(笑)。
オイラのブログの中で、時々写っている小さな白いウエス。
実は、1枚結構なお値段ですwww
でも、コレを使ってしまうと、もうコレじゃないと絶対イヤなんですよね。
液体の吸収力はあまりないですが、汚れや異物の取れ方はすばらしいです。
汚れや異物の定義はいろいろあると思いますが、
オイラのイメージとして、1/100ミリ以下、時として1/1000ミリ台の異物を想定しています。
例えば、デジタルマイクロメーターで”0”を確認したとき、
0.005mmを表示したとしましょう。
あれ?とおもい、端子部分を普通のウエスで拭いてみる。
やっぱり、0.005mmだ。
普通そこで、ゼロセットしちゃいますよね。
でもこのウエスで端子を拭けば、0.000mmに戻ります。
例えば、クランク軸を計測中、再度ゼロ点確認し、最初より0.002mmずれてたとしましょう。
でも、ミツトヨのマイクロメーターはかなり精度良いので、短時間で0.002までは変動しないと思います。
でも、このウエスで拭いてみる。
0.000mm
2/1000ミリサイズの異物除去をしているんです。
例えば、
塗装した時、小さなチリが付着して、がっかりしたりする時ありますよね。
これは浮遊してたものが飛んできたものかもしれないし、最初から付いてたのかもしれません。
塗装だから見えるから気にするでしょうけど、
エンジン組んだり、ミッション組んだり・・・接合面には、同様に、そのようなチリも付いてるでしょう。
1/100ミリ以下の汚れもあるでしょう。
でも、目に見えなければ、そんなこと気にしてないですよね。
でも、オイラはイヤなんです。
特にエンジンなどで接合面は、直前まで新品のこのウエスで何度も入念に吹き上げ、合体します(笑)。
特にシリンダーヘッド搭載はね・・・w
普通のウエスでシリンダーブロック上面拭いてたら、
エッジに引っかかって、綿ゴミ発生していませんか(笑)?
このウエスならば、発生しません。
大切な部品もこのウエスの上で保管
ちなみに塗装前もこのウエスで対象物を拭き上げます。
普通、ウエスで拭いたら、ゴミいっぱい付くしょ・・・って思うでしょう。
でも、このウエスならば、ゴミも付着しないし、エアガンで飛ばすよりも確実にチリ除去します。
そう、チリが発生しないウエスなんです。
ちなみに、クランクラッピングなど、磨き研磨性も優れていて、通常のウエスより数倍早く光沢が出ます。
はっきり申し上げて、自動車整備に使用する類のウエスではありませんwww
自動車整備で使用しているのは、オイラぐらいな気がします・・・(笑)。
先日の拘りのノーマルエンジンを製作する際も多用しました。
このウエス使用しないと、エンジンやミッションが壊れるわけではないですが、
自分自身がイメージしているクオリティを維持するためには、オイラにとって欠かせないアイテムなのです。
もう何年も前から、エンジン、駆動系は常に使っています。
このウエスの性能を知ってしまうと、もう他のウエスは使えませんwww
ウエスなのに高いのが、つらいとこですが、妥協出来ないのです。
たかがウエス、でも、自分が目指すクオリティには欠かせないウエスなのです!
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Posted at
2016/10/03 23:27:25