7人乗りができるミドルサイズ輸入 SUV としてユニークなポジションにある車 - ディスカバリースポーツ
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mabots
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ランドローバー / ディスカバリースポーツ
SE_RHD_4WD(AT_2.0) (2014年) -
- レビュー日:2017年8月23日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 4
- 満足している点
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運転席に着座すると実用的な雰囲気のインテリアに囲まれる。ボンネットは約半分の面積が見渡せるので、車両感覚は比較的掴みやすい。ただしランドローバーの世界観を構成するコマンドポジションというよりかはいたって普通の SUV のドライブポジションであるし、A ピラーもディスカバリー 4 と比較すれば寝ているので、普通な印象を受ける。
運転すると、トルコン AT の変速フィールは比較的ダイレクト感のあるものであり、2000 rpm 付近でキビキビと変速していく。市街地での追加加速もやりやすい。アクセルを踏み込んでみると、300ms 程度のラグを経て 2L ターボの期待を裏切らない加速を楽しめる。車体剛性は高いが、アルミニウムを用いた構造により、重いという感覚は薄く新世代の剛性感を体験できる。ステアリングを切り込みながらのブレーキングや加速を試しても、ロール量自体が少ないためかなり軽快に街なかを駆け抜けられる。
二列目の居住性は、レッグスペース、頭上スペース共に十分確保されており、また二列目中央席も比較的幅が確保されているため、快適な広さがある。スライド機構によって足元スペースの調整は容易だ。ミニマムサイズの三列目ではあるが、優れた点として、リアハッチゲートから頭上スペースにかけての立て付けのガッシリ感があり、着座さえすれば安心感を感じる。また、三列目専用のエアコン送風口が用意されているのもこのサイズ感を考えると驚きである。
- 不満な点
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三列目はさすがに子供用といったスペースとなっており、大人が座ると座布団的なシートに体育座りとなってしまう。
ランドローバーの濃厚な世界観が味わえるというほどでもなく、近代的で実用的なミドルサイズ SUV である点。
例えば、エンジンサウンドはいわゆる直4サウンドで実用面が重視されたもので少し淡々としている。また、乗り心地に関しては、エアサスのディスカバリー 4 のような魔法のじゅうたんのような乗り心地ではなく、相応の車重を支えるために必要な硬さをもったバネレートに応じた少しコツコツしたドイツ車的な突き上げを市街地で感じるものとなっている。
- 総評
- 7人乗りができるミドルサイズ輸入 SUV としてユニークなポジションにある車。キビキビと取り回せる実用性の高さと輸入 SUV としてのコスパの良さが評価できる。またイギリス車ならではの時間がたっても色あせづらい不朽性のあるデザインも魅力である。DCT ではなくトルコン AT のミドルサイズ輸入 SUV を検討している方にも検討の候補にいれていただきたい車である。
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