中身と外見、つり合い取れててこそカッコイイと思うのだが・・・。

車もバイクも大好きだけど、財布も大好き。






お金が大好きだと公言している因幡屋。


とうぜん、お金の入れ物でもある財布も大好き・・・・(笑)




先日、若い方と話をしていたら、財布の話しになった。



若い方が「因幡屋さんの財布って、どこのブランドですか？」とっ、聞いてきた。


自慢では無いが、今現在、私の使っている財布はブランド物などでは無い。

去年の春まではボッテガヴェネタの財布を使っていたが、買い替えた。


今、使っているのは地元、鳥取県は倉吉市のバルコスと言うメーカーの安い革財布だ。

こちらの長財布を使用中。




すると若い彼が自慢げに、作業ズボンの後ろポケットから自分の持つ財布を取り出した・・・。

「この前、買ったんっすよ・・・、ヴィトン。」・・・、未だに人気があるのか・・・？



あくまで、日常会話の一コマ。
こんな場面で彼の趣味を否定する訳も無く・・・・。


へぇ～、良いの持ってるねぇ。　でっ、ソレ、幾らくらいするの？

自然な疑問を投げ掛けた。

聞けば、私の財布の５倍くらいのお値段。



ふ～ん・・・。


・・・・でっ、中身はどれくらい入ってる？

こちらも興味があり聞いてみた(笑)


予想通りと言えば、その通り。



現金で、数千円・・・。


確かに、そんな若者は多い。

入れるべきお金も無いのに、入れ物である財布だけは高級ブランド。





何と言う、バランスの悪さ・・・(笑)



見合った入れ物には、見合った物を入れる、と言う概念が無い様だ。



コレでは高級デパートの包装紙に包まれた、１００均の商品の様なモノ・・・。




もちろんね、良いモノを身に着ける事により、ソレに似合った人間に成長する。
などと言う考え方が有る・・・、とっ、言うのも判らないでは無い・・・。


でもねぇ・・・、ちょっと恥ずかしい。







私事で恐縮ではあるが、昨年、アルファロメオ４Ｃを購入するにあたり、購入可能な中古車にアストンマーティンのＶ８と、マセラッティ・グランツーリズモが候補に挙がった。


正直、大好きなクルマでもある・・・。


ちょっと、心が動いた。



だけどねぇ・・・・、普段、現場で作業もする、服装もカジュアル過ぎる・・・。



似合わないだろうなぁ、とっ、考え、候補からは外れた。



クルマにだって、ドレスコードは必要だと思っている。




・・・・だってねぇ、ブガッティとかから、汚れた作業服着たオッサンが降りてきたら幻滅してしまう。

ベントレーから、ホスト風の若い男の子が降りて来ても、カッコイイと思うより、アコギな商売しているんだろうなって、見えてしまう。

私の偏見なのかも知れないが・・・、そんな風に見えるのでしょうがなぃ(笑)



大切なのは、バランスなのだ。



外見と中身・・・、バランスが大切・・・、そんな、どうでも良い事を考えてしまう、春の気配が近付いているけど、まだ寒い３月の早朝・・・、なのだ(笑)