2018年03月09日
想い出話・・・・、私の記憶力も満更では無いと思うのだが・・・・。
クルマもバイクも大好きだけど、犯罪者も大好き・・・・、なっ、訳が無い!
犯罪者・・・・、当たり前に嫌いである。
世の中には犯罪の世界に憧れを持つ、中・高校生も沢山いる様だが、社会人になってしまうと中々に、そうも言ってはいられない。
先日、お金を貸したKさんが、強盗に入って逮捕されたと云うブログを上げた。
その前日から、沢山の知り合いから電話の嵐である・・・・。
鳥取の様な田舎町では事件が起こると皆様、興味津々・・・・、何とか人より沢山の情報を集めて、皆の前で吹聴したいと考える人達が多い。
んで、当事者に近しい人達に電話したり、中には直接事務所にやって来て、事の顛末を聞きたがる(笑)
もちろん私は当事者では無い、被害者なのだが・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。
ちなみに、Kさん・・・・、トイチの金貸しからもお金を借りていたらしい。
強盗に押し入ったのは、返済が不能になり、金貸しから「返せんかったら、強盗でも何でもして金作って来んかい!」と言われたから・・・らしい。
・・・、でっ、どうやらKさん、取り立てから逃れるためにワザと警察に逮捕された、とっ、云う噂が広がっている。
更に、Kさんが仕事で一緒に連れて歩いていた、30代のAさんが逮捕翌日に自殺未遂して病院に担ぎ込まれた・・・・。
自殺未遂は事実の様だが、Kさんとの間で何が在ったのかは憶測の域を出ない。
どこまでが真実で、どこからが嘘なのか・・・・。
もう、この辺りになると、訳が分からないながらに、私も事の顛末を吹聴してみる(笑)
同じ穴のムジナである・・・。
・・・・さて、何で、こんな話を再度、繰り返すのかと言えば・・・・、実は以前にも似た様な事があった事を思い出したからなのだ。
ホントにねぇ・・・、私の記憶力の引き出しは、何かが無ければ開かない様になっている(笑)
今から20年近く前・・・・、まだ、私が職人さんばかりを雇用する、下請け工務店を経営していた頃。
基礎工事や大工工事、外壁工事に水道工事と職人さん25名程と事務・設計職5名程を使って仕事していた。
そんな中にN君と云う、私より10歳位若い職人が居た。
基本、私の持論は「土木・建築の人が捕まるのは傷害と覚醒剤が多く、飲食や営業の人は詐欺と窃盗、覚醒剤で捕まる事が多い。」とっ、考えていた。
だいたい、詐欺とか窃盗で捕まる者たちは肉体労働を嫌うから、こちらの世界には入って来たがらないと思っていた。
・・・・覚醒剤だけが共通している処が面白い(笑)
しかし、N(敬称は要らないよね)はガテン系の力仕事が長いのに、嘘付きであり、窃盗癖があった。
その当時、Nは給与の前借りが積み重なり、80万円ほどのお金を貸していた。
・・・その後、Nの様々な嘘が露見した。
Nの付いた嘘はこちらが訴え出れば犯罪となる嘘であった。
金を借りる為の文書の偽造である。
当時Nは、離婚した前妻に対する傷害で執行猶予が付いており、僅かの犯罪でも実刑が下される状態であった。
他の社員にも聞き込みをすると、何人もお金を貸していた。
しかし、こんな事で訴えた処で1円も返ってはこない。
Nには色々な制約を設け、借金の回収の為、仕事をさせた。
彼は住居が無かったので、会社の駐車場で車の中で生活させた(笑)
欠勤する事は許さず、毎日、日払いで1000円だけを食費として支払った。
残りはすべて返済である・・・・。
そんな生活が数カ月・・・・。
ある日、Nが出勤時間に来なかった。
イライラしながら窓の外を見ていたら、遠くから乗用車が4台ほどやって来るのが見えた・・・。
・・・・お恥ずかしい話しではあるが、その当時の我が社は無茶苦茶な会社であった。
仕事に関しては私が非常に厳しかったので、皆よく働いてくれていた。
能力給制度を採用していたので、出来る職人さんは20歳程度でも月に50万円を超える給料を持って帰る人はザラであった。
遅刻を2回すれば解雇と言うルールを徹底していたので、遅刻をする者も居なかった。
とにかく、事、仕事に関しては良く出来た職人集団でもあった。
今で言えばブラック企業と云うヤツでもあるのだが・・・・(笑)
・・・、しかし、プライベートではホント、職人の皆様、無茶苦茶であった(笑)
毎年、コンスタントに5人ほどは逮捕されていた・・・・。
検挙率は20%弱。
ちょっとした悪の組織よりも高い検挙率であった。
なので・・・・、遠くからやって来る乗用車を見た時「あっ、覆面だ。 どこ行くのだろう?」と思った・・・。
警察の朝は早い(笑)
慣れと云うモノは恐ろしい・・・、ナンバーも見えない距離、遠めに見たら普通の乗用車であるのに、覆面パトカーであると断言出来るほどにはなっていた。
今の私には皆目見当も付かないが・・・(笑)
クルマは事務所の前に横付けされた。
ホントに慣れると言う事は恐ろしい・・・・、覆面が4台も来ても何にも感じなくなる。
その時は「あ~、また、ウチかぁ・・・、今度は誰を引っ張って行くんだ? また、仕事に穴が出来るから嫌だなぁ・・・。」とっ、言う程度の感覚である。
警察がドアを開け、呼び出される。
「鳥取県警ですが、Nと言う人物はこちらの従業員で間違いありませんか?」とっ、聞かれる。
「そうですが、今日はまだ来ていません、こちらも出勤して来るのを待っている処です。」とっ、答える。
「いえ、Nの身柄は確保していますので、大丈夫です。」
何~にが、大丈夫なのか・・・・?
「本日はこちらの要件で来ました。」
初めて見る「家宅捜索の令状」であった。
ゴメン・・・・、ちょっと、休憩(笑)
パソコンに向かっていると眼がねぇ・・・、凄く疲れるの。
シバシバしてきて、涙が出て来る。
パソコンの前でシクシク泣くのも変な絵面である・・・・。
とっ、言う事で、残りは今度・・・・(笑)
いや、ちゃんと続きは書きます・・・・、約束します。
でも、こんな画像も無く、へんな想い出話・・・・、ホントに読んでいる人いるんかなぁ?
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Posted at
2018/03/09 10:03:29
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