因幡屋ガレージのブログ一覧

車もバイクも大好きだけどマンガも大好き。







この度の鳥取地震で皆様にご心配をお掛けしました、私のマンガとお酒。

共に、大丈夫であります。



５４歳になっても、「マンガが好きが止まらない。」因幡屋ガレージで御座います(笑)




先回の続き。

まぁ～、ホント、マンガ読まない人には何の興味も共感も頂けない、因幡屋文庫のご紹介であります。

興味の無い方は飛ばして下ちい。


因幡屋文庫・賀露支所、東壁。

続いては上部、右側の本棚。



一番上。

大友克洋大先生の「ＡＫＩＲＡ」。

全６巻。
左隣の白いのは途中で買うのを辞めた(笑)　英語版。



大友克洋大先生は私の最も尊敬する、マンガ界のレジェンドであります。


最初・・・、今から４０年近く前は、その当時流行の、四畳半マンガを描いておられました。
風呂無し、共同トイレ、の四畳半のアパートで暮らす大学生や予備校生、はたまた社会人が主人公のマンガです。

今より右だの左だのの思想がはっきりとしていた時代。

色んな作家さんがそのカテゴリーを描いている中、大友大先生の描くマンガは少し毛色が違っていました。

面白かったです。

その四畳半マンガの流れで１９８０年頃「ハイウェイスター」「さよならにっぽん」を執筆。

１９８２年には「気分はもう戦争」で私はすっかりと大友信者になってしまった。
翌年の１９８３年には初の本格サイキックマンガ「童夢」を出版。

いや～、これは当時、鳥肌ものでした。

集合住宅を俯瞰した緻密な画。
ストーリーの面白さ。

とにかく、全てがかなりの高い次元で完成しているマンガだと思いました。


その後、この「童夢」が実験的に描かれたのでは無いかと思わせる次作。


「ＡＫＩＲＡアキラ」の連載。

もう、私なんぞが説明するまでも無い、名作の連載でした。

作品の内容まで説明する必要も無い。

唯々、「この作品を週刊誌でリアルタイムで読む事が出来たのは幸せだった。」

これが、私の感想です(笑)




隣の、風の谷のナウシカ。
宮崎駿の原作マンガです。

有名なアニメ作品はこの原作の序盤です。
アニメ版のお好きな方は是非お読みください。




そして、みんカラの皆様には馴染み深いと思われる「ＧＴｒｏｍａｎ」「ＣＲＯＳＳＲＯＡＤＳ」
何の説明も不要かと・・・。

でもねぇ、たぶん、このマンガの影響で旧車を購入して痛い目みた人が沢山いると思われる。

クルマ好きにとって、最も、罪深いマンガである(笑)




下の段。

クロコーチとディアスポリス。

原作は同じリチャード・ウー(日本人ですが)。
この人の原作は面白い。

ディアスポリスは私の大好きなマンガ。
ベスト１０に入るくらい好きです。




そして、その下の段。

これまた、私の尊敬する漫画家。

新井英樹先生。



面白いか？　　って、聞かれると、ホント、微妙。

面白くない訳では無い。

でも、面白いと言うのはちょっと違う。


・・・、何と言うのか、「凄いマンガ。」って、感じ。


とにかく、人間観察の凄さ。
そして、膨大な熱量。

徹底した、暴力の描写であったり、反面人間に対する愛であったり、憎悪であったり・・・。
この人の漫画はこの人、新井英樹にしか描けないと思わせるマンガ家さんだ。

特にＲＩＮリンの辺りの書き込みは凄まじい。
只の脇役に過ぎない登場人物の生活や性格をたったの１コマで描き切る描写が凄い。
(隣のシュガーの続編です。興味のある人は是非、買って読んで下さい。)

並大抵の人間観察でここまで描き切れないなぁ、と思わせる。





あ～、またまた、ダラダラと長文に。

反省。

いや、無理。
反省しても文章は短くも上手くもならない。

まぁ、何だぁ、まだまだ、次回へと続く。




お疲れ様でした(笑)