ライトクラシック好きの父親の影響で、今でも音楽といえばアナログレコードを真空管アンプとフルレンジスピーカーで聴く
ということは、まったくなく。
車内ではエグゾーストノートがBGM、YouTubeではHotVersion。笑
今ではほとんど音楽を聴きませんが、むかし好きだったアーティストが近所に来るとなれば行かない理由はありません。
でも
なかなか会場にたどり着くことができません。
自宅から駐車場に車を停めるまでは10分もかからないのに。
けっきょく車を停めてから30分以上かかってしまいました。
周囲のお車が問題で。
いや、わたしの性癖の問題で。笑
おおおー
これはこれは、ヴィヴィットな赤いキャリパーがホイールから飛び出さんばかりに覗いているではありませんか。おおっと、POTENZA RE070。ふむふむ、やりますなあ。
って、音楽が聞こえ始めてるじゃないか!!
急がなければ!
うおおー
コンチネンタルGTC様!
なんとお美しい!正面から対峙すると、巨大なグリルと四ツ目が威厳の中にも気品が感じられます。そして少し斜めから見ると、写真では気が付かなかったところにキャラクターラインが浮き出てきます。
って、一曲目が終わってしまう!!
ダァァアッシュ!
息を切らせながら会場に着くと、あ、あれ?
想像していたよりも、ぐっとローなテンション。
いま一番テンションが高いのは、もしかして自分じゃないだろうか?
なんてことはさすがになくて、ステージの前の方にはややアゲ気味の方々がおられる。
でも、なんか...
「さあ、みんなも一緒に!」
(マイクをこちらに向ける)
ザワザワ
「もっと、大きな声で!」
ザワザワザワ
うわー
ごめんなさい(誰に謝ってるんだろ(^^)
後ろの方から見ていたからそう感じただけで、前のほうではアッツアツだったのかもしれませんが、いつもお隣の大阪とは全然違うこのノリ。汗
「奈良は25年ぶりです!」とMCで。
次はまた25年後だったりして。苦笑
会場を後にし、駐車場までの道中。
サックスの音色が秋風に乗って運ばれてきます。同じテンポで違う音階を、らせん階段のように上がったり下りたり、何度もなぞりながら。
ススキ野原の向こうから、カタンカタンと走る電車の音がリズムを刻みます。
この方がなんだか「ぽい」よなあ、なんて勝手なことを思うのでした♪
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2016/11/01 22:15:40