とある整備手帳の裏事情

グランドコンディション不良のため、今日に順延となった長女の運動会。
場所取りのため早朝五時半に、洗車をする暇も無く汚れ放題のヴォクシーに荷物を詰め込み出発。校庭は既に半分以上、テントやレジャーシートで埋まっていたが、駐輪場の近くに弟とその友人とでタープを三基連ね、スペース確保。
意気揚々と一度帰宅し朝食を摂り、風邪をひき昨夜から熱を出している次女とその看護のために嫁さんを留守番に残し、母と弁当を乗せて再び学校へ。知人に借りた校外の駐車場から10分近く歩いて校庭に入り、確保したスペースを見ると、周りはテント等で埋め尽くされ、グランドから遠回りの駐輪場側からしかアクセスできない状態になっていて、ガックリ。
折しも秋の長雨から解放された今日は、久しぶりの真夏日。これまた久しぶりに聞く蝉の声を背に受け滝汗をかきながらビデオを撮影。しかし、目印となる靴も靴下も見つけられない。結局、徒競走もダンスも3.5インチのモニターの中に長女を捉えることができず、手には違う汗がベッタリ。昼食の時、70m走で一位になったと喜ぶ娘の笑顔が直視できず、ビデオ上映会の地獄絵図を想像して心臓がバクバク。
昼食後、嫁さんと交代するために、校外の駐車場まで再び歩き、サウナ状態のヴォクシーに乗り込み自宅へ戻る。薬が大嫌いな次女を説得して、服用させるよう私に依頼して嫁さんは自転車で学校へ。この依頼に答えようと試みるも、次女の頑なな態度に難航。そうこうしているうちに、閉会式が近づき撤収作業が始まりそうだからと、嫁さんが帰宅。
校外の駐車場へ取って返し、三たび歩いて学校に着くとちょうど閉会式。すぐに撤収作業に取りかかり、荷物をまとめ、四たび歩いてヴォクシーを取りに戻り、母と娘と荷物を詰め込み心身ともに疲れ切って帰宅。
夕食までの時間がビデオの上映会となるのを恐れ、洗車よりも体力の消耗が穏やかな、昨日届いたばかりのマルチインフォメーションディスプレイの交換で凌ぐ事を選択し作業に入る。