1976年のことだったと思う、何がどう展開されてそうなったのかを全く覚えていないのであるが、「SONY ICB-680」 と言うトランシーバーを母に買ってもらった。
当時は根暗だの違法だのと日の目を見ることのない遊びであったが、何の躊躇いもなくのめり込んでいった。
その後ichirokuの無線遊びに興味を持った学友たちが、次々と開局をすることになった。
しかし当時3万円以上もする無線機を、誰しもが皆手に入れられた訳ではなかった。
その楽しみを分かち合うため貸し借りをしていたのだが、そうこうしているうちにichirokuのICB-680は誰かの手に渡ったままとなり、遂に戻ってくることはなかった。
そして2017年春、極めて幸運なことに、程度の良い中古品を手に入れることができた。
こうやってこの無線機を見ていると、若かりしあの頃のことが懐かし過ぎるまでに思い出される。
そう、そして母のことも。
Posted at 2017/04/12 21:19:09 | |
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アマチュア無線 | 日記