スパークプラグ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
始動時やバックギアでアフターファイヤーが頻発するようになったので、プラグ交換の時期と判断しました。
距離26932キロ
今回は熱価を純正の7番、9番から6番、8番に下げます。
果たして吉と出るか凶と出るか。
2
作業は手探りで作業する上からか、手間が掛かるが良く見えるジャッキアップして下から作業するか二通りあるようですが、今回は上からを選択。
少しでも作業スペースを確保する為、スロットルチャンバー、通称「像の鼻、バナナパイプ」を取り外します。
詳細は整備手帳「スロットル洗浄」をご参照下さい。
3
更に作業スペースを確保する為に中村屋ブログを参考に、エンジンハーネスを移動します。
赤丸のナット10mmをエクステンションやショートラチェット等を組み合わせて緩めると、固定されている黄丸のクランプが動かせるようになるので、黄矢印方向にズラします。
緑丸付近からハーネスを緑矢印方向のヒーターホース上まで引っ張ってから緩めたクランプを元に締めます。
4
オイルフィルターの台座近く、画像の赤丸にもメインハーネスの固定クランプを留める10mmナットがあります。
こちらもエクステンション等を組み合わせてラチェットで緩めました。
これでメインハーネスがかなり動くようになります。
5
赤丸2か所の部分に青のプラグコードが刺さっています。これがトレーディング側です。左側はほとんど見えませんね…ほぼ手探りです。
下側の黄丸2か所に純正ならば黒のプラグコードが刺さっています。これがリーディング側です。画像ではほぼ見えないですね。
間違えないよう、位置を確認しながら1本ずつ交換しましょう。
プラグキャップの真っ直ぐになっている部分を掴み、L字の部分に指を引っ掛けて左右に軽く振りながら引っ張り、プラグを露出させます。コードのL字部分以外を掴んで引くと断線の恐れがあるので、必ずキャップ部分を掴んで引っ張ってください。硬い場合は少しずつ動かしながら焦らずにやりましょう。
6
赤丸はプラグキャップを外したプラグです。
これをプラグレンチで外します。ショートラチェットを使用した方が良いです。
プラグレンチのサイズは20.8mmです。
プラグレンチは必ず奥まで差し込みましょう。特に、前側のトレーディングはパワステフルードタンク等で差し込むスペースが厳しいですが、コツとしては差し込んだ後、手応えが無ければ上方に押してみると奥まで差せませした。
7
外したプラグと新品のプラグを並べてみました。
やはり短くなっていたり削れている部分がありますね…一応、5000キロ毎に交換した方が良いかと思います。
8
プラグを外したら、新しいプラグに交換します。
先に手で差し込んで回し、もうこれ以上は回らない、という所からはプラグレンチで締めます。
目安としては、着座してから2/3回転~1/2回転くらいです。締めすぎるとエンジン側の溝が壊れて最悪オーバーホールです…
最後にプラグコードを差し込みます。外すときと同じく、プラグキャップ部分を掴んでしっかり奥まで差し込みましょう。点火不良の原因になります。
4本分交換し終わったら、エンジンをアイドリングさせて異常が無ければスロットルチャンバーを組みなおして終了です。
しかし、画像の様に4本ともかなり汚いですね。これでアフターファイヤーも減るでしょうか。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク
この記事へのコメント
ユーザーの設定によりコメントできません。