前回洗車をしたのがオアシス前夜祭の駐車場.
夜半の雨でホコリを洗い流された最高の状態でアクアワックスを使いました.
アクアワックスにとっては、まさに理想的な条件.
あそこで使うのはアクアワックス以外考えられないくらい、うってつけの状態でした.
薄めて飲めるようにしたカルピスのような白濁液.
粘度は全くありません.
アクアワックスは、
1,洗車をしてホコリを洗い流したボディに、わざと水滴が残っているくらいのヤル気ない拭き方をした状態でボディにさらーっと拭きかけて、すぐに濡れタオルで水分を拭きながらワックス分を表面に塗り広げる.
2,ワックス分が乾くので仕上げのタオルで吹き上げる.
かんたんに言うと以上です.
ポイントは
「ボディはドライな状態ではなく水滴が残っていなくてはいけない」
ボディがドライだとアクアワックスが十分にボディに伸びないからです.
水滴と一緒に薄く伸び広がり、水分に勝ってボディに広がりますから結果的に水滴はタオルへ、ワックス分はボディに移るのです.この仕掛けがアクアワックスの全てです.
だから水滴がないと単にアクアワックスを多量に使うだけの事になり、均一に薄くボディに広がる事ができません.
ここで個人的に補足したい事が
「ワックスを塗り広げたら時間を置かずに吹き上げるべし」
製品には「ワックス分が乾いたら吹き上げる」と書いてあったと(記憶不鮮明)思いますが、完全に白く乾かしてしまうと(白くというか、あまり識別できません、タオルの抵抗感でその存在がわかります)拭き上げるタオルが重く、しつこく拭きこすらないと仕上がりません.しつこく擦ると言うのはたとえお掃除タオルを使っているとしても、あまり良くありません.ここはすぐに軽く拭き上げるべきですから時間を置かずに拭いてしまいます.拭き残さないためにも、ワックス分をムラなく広げる為にも、その方が絶対良いはずです.ぼくはボンネット(便宜上そう呼びます)なら半分ずつが、トランクリッドまでの大きさ位が一度で処理する限界です.
(NAロードスターの場合)
あまり汚れていないロードスターを洗うにもアクアワックスが心地よいです.
まずヤル気なくユル〜く絞ったお掃除タオルで軽ーくボディをぬぐいます.
タオルはどんな時も一方向に動かし、往復する時はその都度Uターンさせてホコリを引っかけた方向を変えないようにします.次々と新しい面を出したりバケツでヤル気のある洗い方をしていつもたっぷり水を含んだキレイな面をでホコリをぬぐいます.
これくらい水滴が残りつつホコリはぬぐい取るように.
ぬぐったあとにタオルの端が付いてゆくようにするとこうなります.
仕上げた面にスプレーが飛び散るのがイヤで、ぼくはボディではなくタオルの方に拭きかけて使います.
容器のトリガを引いた後に必ず一滴タレますから忘れずにタオルで「ちょん」と吸い取ってください.
1台丸ごとでこれだけの汚れでした.
水4リットルくらいあれば野良でワックス掛けが出来ると言う事.
お掃除タオルはヤル気なく絞ったヤツをタッパーに入れておくと携帯に便利.
使う時にイヤな匂いがしないように、ほんの少し塩素系漂白剤を入れた水を使います.
繊維が非常に細かいので雑菌が繁殖しやすいようです.
・明らかに砂ぼこりがびっしりついている時はじゃぶじゃぶ水をかけて洗車しましょう.
・ぬぐうタオルはもちろんですが、アクアワックスのタオルも濡らして絞ったものが良いです.
・濡らしたお掃除タオルはボディへの攻撃性が最も少ないです.
・乾いた仕上げ用タオルで拭き上げる時は絶対に砂粒が付いていてはダメです.
・ドア、ウインドウ周辺のモールやウインドウガラスにも使えます.
カリッとした被膜なのでガラスにも使いやすいです
Posted at 2011/05/20 18:27:17 | |
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