BMW MINI ミニ R50 天井張り替え 2

背もたれの真ん中を持ち上げくの字に引っ張りながら背もたれの角度を変えて外しましたがこれは不正解のようです。

背もたれの左右の棒にはストッパーが付いていて45度でしか抜けない仕組みです。
真ん中のバックドア側に１本だけあるのビスを抜いて45度に傾けて左右別々に背もたれを外すのが正解のようです。

棒のストッパー

先に右だけ外れて内装ガリガリに傷をつけてしまいました。これは後で染めQ(スプレー)で塗装して直すことにします。

左右の後ろのパネルは真ん中のパネルを外してから左右のパネルを外します。
ネジとクリップでとまってるので手前に引き抜くだけです。

問題はこのＣピラー。
(※後ろのピラーをＣ、前のピラーをA、真ん中のピラーをBピラーといいます)
Ｃピラーは完全には外れません。
慎重に外せる所まで外します。
隙間から見ると１ヶ所ナイロンベルトでとまっています。
ベルトに余裕は余りありませんが、1センチ程度上下左右フリーで動かせる状態になります。

このAピラーも完全には外れません。
Ｃピラーと同じくベルトでとまっており外せるところまで外すと１ヶ所ベルトで留まっていて1センチ程度上下左右フリーの状態になります。

真ん中のBピラーはビス１本でとまってるので簡単に外れます。

天井を外す時の重要ポイントは一旦前に(フロントガラス方向に)天井をズラす事です。これでＣピラーから天井が抜けて後ろ側(後部座席)の天井が落ちます。
最初から後ろに引き抜くことはＣピラーが完全に外れないためできません。
後ろの天井が落ちましたら天井を右か左に斜めに傾けて一番距離のとれる対角線(約45度)を維持しながら天井をなるべく痛めないよう慎重に引っ掛かりをかわしながらバックドア方向へ引き抜いていきます。
この引き抜く時に天井がＣピラーに擦れて傷や汚れがつきますのであらかじめ養生テープでＣピラーを養生した方が良いです。
また、前席は前倒ししておくことが必要です。
後でクリーナーでＣピラーを清掃することは可能ですが、ひどいとベタベタのウレタンがとれなくなる可能性があります。

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