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ぎんがめのブログ一覧

2009年10月29日 イイね!

40周年

40周年
本日40歳になりました。






なんと贅沢なことに、とある方と一緒に、そして20歳になったロードスターと一緒に誕生日を祝ってもらいました。






幸せ者です。









軽井沢でのヒトコマ。この落ち葉は演出じゃないですよ。



四国ドライブ編(と伊豆ダイビング編、群馬軽井沢ドライブ編は後ほどダイジェスト版をアップいたします。








あ、(タイミング的には偶然なのですが)自分に誕生日プレゼントを買っちゃいました。








前から欲しいと思っていたデジイチです。


性能アップと言うよりは、使いやすさと失敗しにくさ、チャンスの逃しにくさ、防塵防滴性能に惹かれてチョイスしました。(防塵防滴のレンズもセット)

なんせ、今年はカヌーでひっくり返ってデジイチを湖に落としましたし(レンズがパーになりました)、山では雨にやられまくりましたから。
あと、これまで何回ピントが合わなくてシャッターが切れず、決定的瞬間を前に涙をのんだことか・・・


お高いので値段が下がってくるのを、じーっと待ってました。(軍資金は去年オーストラリアで盗難被害にあった時の補償金です)


ボディレンズ共に中古品ですが、皆さん大事に使われているのか、目立たない小さなキズぐらいしかありません。

でも、私に持たせたら、1年でボロボロに成り果てます(笑)



これで今年の年末の海外旅行もばっちりです。(現在計画中、こちらは溜まったマイレージで安く飛ぶ予定)



話がずれました。



平均寿命から考えて人生の折り返し地点、そしてこれから10年間40代という人生を歩むわけですが、今までと変わらず悔いの残らないように、毎日楽しく、できるだけ多くのことを経験できるよう健康に気をつけて生きていこうと思います。



今後とも、よろしくお願いいたします。


Posted at 2009/10/29 22:41:22 | コメント(28) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月19日 イイね!

第41回東京モーターショーにロードスター生みの親、平井元主査がいらっしゃいます

第41回東京モーターショーにロードスター生みの親、平井元主査がいらっしゃいますモーターショーの三樹書房さんのブースに平井元主査がいらっしゃり、「ゲストを交えた語らいの場」が開催されます。






(こちらは平井元主査のお話を初めて聞いた横浜講演会の時の写真)



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2009年10月24日(土)
「平井敏彦氏と語るロードスター…Hirai V Special モデルを囲んで」
午前11時~12時(午前の部) 午後1時~2時(午後の部)の2回を予定。

※2009年で誕生から20周年を迎え、今も色あせることのないロードスターの魅力をテーマに語りま
す。また、現在は横浜(マツダ)に保管されている平井氏ご自身が愛用していたユーノスロードスターを
忠実にスケールモデルで再現。今回初めて発表されるこのHirai V Specialにも注目です。ロードスター
誕生20周年の専用デザインの本もご用意しています。

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直接お話を聞くことが出来る大変貴重な機会だと思います。

参加できる方は是非行かれてはいかがでしょうか?

(私は先約が入っており、参加できないのですが・・・・、モーターショーそのものには別の日に時間を作ってなんとか行きたいと思っております。小早川さん登壇の日にしたいと思っております)





(先日、横浜で初めてお会いした小早川さん)




そして、文中にある「忠実なスケールモデル」とは、ナガヤスさん制作のモデルです。
20周年の時に途中の物を実際に観ましたが、スゴイ出来でしたよ! こちらも是非見てみたいです!




Posted at 2009/10/19 23:31:52 | コメント(4) | トラックバック(2) | 日記
2009年10月16日 イイね!

週末雑記 三連休 TABさんと北アルプス燕岳登山 (D)

週末雑記 三連休 TABさんと北アルプス燕岳登山 (D)

10月10日(土)




10月の3連休、例によって天気次第で行き先を決めようと思っていたところ、TABさんから登山のお誘いがあり、最終的にTABさん希望の北アルプス燕岳(つばくろだけ)に登る事になりました。




と言うわけで、こちらはダイジェスト版になりますので、TABさんの素晴らしい詳細レポを同時に読まれることをお勧めいたします。





土曜日の0:00に東京を出発。





松本市のちょっと北にある梓川SAで2時間ほど仮眠をとってから、待ち合わせ場所の中房温泉に向かいます。








ちょうど背後から朝日が昇ってきました。







中房温泉下の登山者用駐車場で待つこと数分、







TABさん到着です。






早速準備を済ませ出発。




今日は一日快晴かと思ってましたが、すでにガスが沸いてきており、ちょっと不安。
TABさん情報(NHKの天気予報)によると、2000m以上は雪とのこと。




まぁ、この季節、台風一過の冬型の気圧配置でこの気温(マイナス)じゃぁ、しょうがないですね。








早速二人で北アルプス三大急登の合戦尾根を登っていきます。









秋って感じが良いですね~








工場には反応しますが、コケには反応しないぎんがめです。
(TABさんに習い、やんしーさんに敬意を表して撮影)








さて、この晴天、いつまで持つでしょうか・・・・








と、思っていたら、もう駄目です。8:00

山に悪天を呼ぶTABさんパワー、恐るべし。











順調に登っていきますが、すでにガスが沸きまくってます。










TABさんから聞いた「長野の山は針葉樹が多い」という話、なるほどなぁと思いました。
たしかに落葉広葉樹で埋め尽くされている山の方が紅葉はすばらしいですよね。





そして、合戦小屋に到着。






トイレに行ったTABさんを待っていると、なんか白い物が空から落ちてきます。

なんと雪が舞い始めました。

厳しくなるようだったら撤退を考えなければなりません・・・・






ひとまず稜線まで登ってみることにします。


本当は絶景が見えるところなんですけどね~


ここはまだ尾根なのですが、風が強くなくて助かります。







これはこれで素敵ですが、TABさんはどう感じているのでしょう?




というか、稜線歩きを楽しんでもらおうとTABさんに先を歩いてもらったら、TABさんすごい勢いで歩いて息が上がっちゃっています。

合戦尾根で先に歩いてもらったときは、まだペースを守れていたのですが、もう少しでゴールという状況でペースを上げてしまったみたいです。


これも経験してわかることなので良しとしましょう。





再び私が前を歩きます。







燕山荘に到着です。
なんと、晴れ間が見えて居るではないですか!




下を向いて登ってくるTABさんはまだ気がついていません。








というわけで、ラッキーなことに燕岳と北アの稜線が少しだけ見えています。


頑張って登ってきたTABさんに良いプレゼントが出来たと、一安心。







そして湯俣温泉のあたりは日が当たって居るんですよね。


一度ガスった後の大気の呼吸に期待です。








ひとまず山荘で腹ごしらえ。






食べ終わってから、外に出てみてびっくり、ガスったり晴れたりの呼吸かと思っていたら、雹が降ったり晴れたりの呼吸のようです。




ちょうど、山荘から出たときは風が強く吹いて雹が飛んでいました。

先ほど見えていた燕岳の山頂も今は見えません。




念のためTABさんに山頂を踏んでおくかどうか訪ねてみると、せっかくなので是非踏んでみたいとの返事。

(もしも恐怖を感じているようでしたら、ここで引き返すつもりでした)







TABさんパワーで雹の舞う中、山頂を目指します。
(と言っても1kmほどの距離ですが)



こんな天気なんだから、せめて雷鳥ぐらい見て欲しいなぁと思っていたら、春に見かけた付近で雷鳥の鳴き声が聞こえてきます。


前を歩いていたTABさんに止ってもらい、雷鳥の居所に耳を澄ませて探してみますが、姿が見当たりません。。。



少し歩いてから鳴き声のした方を探してみると、居ました、居ました。






雷鳥です。


ちょうど冬毛に生え替わっていくところですね。


写真には2匹しか写っていませんが、3匹居ました。










と、言うわけで山頂までやってきました。(TABさん撮影)



TABさんの悪天パワーにはまったく勝てませんでした・・・・





と、思っていたら、ちゃんと呼吸して居るんですよね、大気は。









目の前でこんな絶景が展開されます。
(現在のPCの壁紙はこの写真です)










TABさんにこんな稜線の光景を見てもらえて良かったです。

もちろん、晴天で前部の山々を見てもらえるのを希望しておりましたが、雹が舞う中、こんな豪快なガスが沸き上がる景色は、稜線特有のものですからね。



大気の呼吸の過程で、もうちょっとズバっと見えないか期待して待っていたのですが、そろそろタイムリミットが近づいてきたので下山することにします。








岩の穴の中に居るのがTABさんです。




TABさんが「ライチョウが一杯いますね」と言うので、見てみると、それはハイマツの実を食べに来たホシガラスでした。





って、ちょっと待てよ。







あれは・・・・・
(飛んでいた2匹のホシガラスとは別の鳥が写真中央に写ってます。その距離30m)


まったく動かないのでビニール袋か何かかもしれませんが、TABさんのデジイチを借りて200mの望遠レンズで確認してみると、やはりライチョウでした。

(写真はTABさんのブログでどうぞ。と、言うか私は上の写真しか撮っていませんでした)






その後も晴れたり雹が降ったりと、大気は激しい呼吸を繰り返します。








ホシガラス、晴れ間を見て何を思う・・・








もう一声、TABさんの為に晴れてくれないですかね~。








たぶん夕方まで粘れば晴れると思うのですが、本日中に下山しなければならないので、そうも言っていられません。









しかし、これだけほとんどの山がガスを被っている中、燕岳は山頂も晴れていて本当に良かったです。










個人的には、こんな稜線も大迫力で大好きです。










燕山荘のテン場。

今度はここでゆっくり一晩越すのも良さそうですね。








なんとか槍ヶ岳が見られないか、ちょいと粘ってみます。










一瞬見えたかと思ったのですが、これ、槍ヶ岳の北側の稜線(北鎌尾根?)の一部なんですよね。










まぁ、TABさんはいつでもここに来れるでしょうから、そのうちかっちょいい槍の頂上を眺めることになるでしょう。
(春に登ったときに見た槍ヶ岳)








TABさんリクエストの動画も貼っておきます。









では、温泉に入るギリギリの時間になっちゃいましたので、頑張って下りますか!









ここからの景色、春にも眺めましたが、綺麗なんですよね~。








下りは体重が軽いTABさんの方が有利かなと思い、アップテンポぎみに下っていきます。








この×印、いったいどこのことを指しているのでしょう。

登山道そのものが左に続いているので、まるで正規ルート駄目なように見えてしまいます。









カメラをぶらぶらさせないように、手で支えながら必死に下ってくるTABさん。








まるで老人になってしまったかのように杖に頼るTABさん。

やはり下山の筋肉は日常生活で鍛えるのは難しいので、キツイようです。

私も北岳でとんでもない目にあいましたしね。 何事も経験です。



ただ、階段でTABさんが転んでしまったのは想定外でした。

転んだら即滑落のポイントでは気にかけていたのですが、こういう場所も転ぶ可能性があるというのは盲点でした。

(私自身は泥とか根っこで転ぶことはあって、階段では転んだことがなかったので)

勉強になりました。







ゴールに到着したものの、やはりご+30歳の老体に見えてしまうTABさん。


本当にお疲れさまでした!









中房温泉で至福の時間を過ごします。



登山後の温泉、最高!!




ちなみに空は晴れているのですが、なぜか雨が降っていました。

さすがTABさん。








すっかり暗くなってしまいましたが、ツーリングマップルに載っていた豊科の食堂目指して山を下ります。

温泉の後はオープンドライブと決めているので、屋根を開けていると


「ぎんがめさん、開けるんですか!」


と、言いながら、TABさんも一生懸命屋根を開けています。




TABさんのエンジンマフラーの音がやる気満々なので、ついつい逃げるようにペースを上げさせられてしまいます。


普段登山の後は闘争心がすっかりなくなっているので、相当マッタリ走るんですけどね~。







今回唯一の2ショットでしょうか。


豊科の街に入ったところで、すっかり湯冷めしたので屋根を閉めます。


食堂に着いたところでTABさんが


「ヤンキーが煽って寒くて、ぎんがめさんは屋根を閉めてズルイ!」



と、言っています。いったい何があったのでしょう?










TABさんの奥さん(通称神さん)との馴れ初めの話を聞きながら蕎麦を頂きます。

ブログを読んでいて不思議だったんですよね、なぜ二人がくっついたのか。

ちなみに、不思議に感じていた部分の謎はまったく解けませんでしたよ(笑)



TABさんが「信州が豪快で・・・、でも、付いて行けないか・・・・」と、話を進め結論を出してゆきます。

いいですよ、私はついてこれなくても(笑) (二人の間の話です、わけがわからなくてスミマセン)





さて、この後は元々東北地方に紅葉を観に行こうと思っていたのですが、どうも日本海側を中心に天気が芳しくないようです。




さて、どうしたものかと思案しながらTABさんに、どっちに向かったら良いと思います?  と、尋ねてみると


「南西方面でしょう」


との返事。


なるほど、紀伊半島か四国ですか。



天気予報で確認してみると、四国は晴れる可能性が高そうです。(大気が不安定なので、全然アテにならないのですが)



了解です!   では、まだ行ったことがなかった室戸岬に行くとしますか!  とら。さんの四国紀行で気になっていたエリアですしね!






ちなみに、後で聞いてみたらTABさんが言う南西というのは、長野県の南西部のことでした。










では、TABさんとはここで別れて四国に向けて出発です!




TABさん、楽しい登山をありがとうございました。 来シーズンも行きましょうね!








Posted at 2009/10/16 01:21:33 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月08日 イイね!

週末雑記 蝶ヶ岳 常念岳登山 2日目 (F)

週末雑記 蝶ヶ岳 常念岳登山 2日目 (F)前回の続き





10月4日(日)





誰かに体を揺すられて目が覚めました。(4:00)


すごい風の音がするので薄目を開けてみると、テントが斜めにひしゃげています。

ついでに風の音にあわせてテントそのものが浮かび上がりそうになっていて、自分の体でテントをなんとか押さえつけている感じです。

テントがバタつくとそれが原因でテントの中にも風が起きます。

気温も下がっており、かなり寒い感じですが、顔の一部意外はシュラフの中なので寒くはないです。

それよりも、テントのポールが折れそうな気がしてちょっと心配です。(風速20mごときで折れるような設計にはなってないと思いますが)

どうやら昨日とは風向きが変わってしまったらしく、もろに横風を受けちゃっているみたいです。これは失敗でした。

たしかに日の出前に強風が吹くという体験はよくしているので、それを前提にテントの向きを決めるべきでした。

そうは言っても、この風の中テントから外に出て向きを変えるのはすでに叶わないので、諦めて風が収まるのを待つことにします。

テントから顔だけ出して空を見上げると、満月が沈んだのか満点の星空。


今日も(狙い通り)快晴です。











しばらくウトウトした後、テントの中から外を見ます。(5:00)



すでに明るくなってきていますが、日の出まではまだ40分近くあります。










バタつくテントの中でお湯を沸かして、ホットココアで温まります。










日の出寸前のタイミングで、ようやく少し風が弱まったので、すぐに外に出ます。










始まりました。









ご来光です。









そしてアルペングリューエン。










槍ヶ岳










涸沢方面。









一通り眺めてからテントサイトに戻ってくると、カッポーの男性が氷を割って遊んでいました。


一瞬氷点下まで気温が下がったのかと思いましたが、それほど空気が冷たいわけではないので、(とは言っても、手袋をしていないと凍傷になりそうなぐらいの風の強さです)、放射冷却によるものだと思います。 (後で気象データを確認したら、気温3度ぐらいだったので)









雲海が広がっていると言うことは、下界はまだ曇天なのでしょう。










カッポーと朝日を浴びる槍ヶ岳。










本当は餅でも焼いてのんびり朝ご飯を食べるつもりだったのですが、あまりにテントが風でばたついて、落ち着いて焼いていられないので、ガーリックフランスパンを朝食代わりにします。






あとはパッキングして出発、と。

テントが飛ばされないように、テントの中に大きな石をいくつか放り込んでいたので、それをどけて石と一緒に入った砂を取り除こうとテントを持ち上げて首を突っ込むと、なんか学園祭の出し物の安っちいプラネタリウムみたいにテントの底から多数の光が漏れてきます。

あっちゃ~、重りで石を入れていたのですが、それでもテントが風で滑ってしまい、それが原因で石を置いていた部分にたくさんのピンホールが開いてしまったみたいです。

まぁ、パッチを買ってきてふさげば良いだけのことなのですが。








さて、ではヒュッテ右奥に見えている常念岳に向けて出発しますか。(6:40)










この季節ですから、高山植物が咲いていませんが、それでも楽しい稜線歩きです。










皆さん、思い思いに槍ヶ岳や穂高の写真を撮りながら歩いています。









私も穂高の山々を撮影。



涸沢の紅葉、どんなもんでしょうかね?








こちらの紅葉はちょぼちょぼといった感じです。



(しかも一番近づいたときはハイマツの斜面の向こうに広がっていて全然見えない)









吹き付ける風が相変わらず冷たいのですが、晴天の下、気分良く稜線歩きを続けます。










紅葉地帯を振り返ります。(その向こうの穏やかな三角形の山が蝶ヶ岳です)










そして、正面に蝶槍と呼ばれる尖ったコブが見えてきました。
(その向こうが常念岳)











その蝶槍の頂上で甘いクルミパンを頬張ります。(7:25)











蝶槍含めて常念岳の頂上までは何回かアップダウンを繰り返すみたいです。



お盆の縦走で耐性がついたので、このぐらいであれば、まったく問題なしです。









まずは一回目のアップダウンです。








森林限界の下まで降りてくるんですね。



紅葉が見れて良い感じです。











こういう場所だと風も吹かないので、長袖を着ていると少し暑いぐらいです。











まるで晩秋の景色ですが、実際台風が通過した直後の強い冬型の気圧配置だったら雪が降ってもおかしくない季節です。











いずれにしろ、見たかった秋の景色が見れて満足です。










再び登り返します。











登り返しながら蝶槍を振り返ったところ。










秋の登山はこうじゃなくちゃ、ですね。











色づいた葉っぱを見つけるたびにカメラを向けてしまいます。










お、綺麗な池です。










再び登っていきます。









こんなところに猪? (中央の木の根元のところ)











と、思ったら冬を前に丸々と太ったニホンカモシカでした。











なんか、美味しそうな実が成ってますね。












一旦ピークを越えます。












もう後2回は下って登るみたいです。












と、言うわけで、再び森林限界の下まで。













紅葉を愛でた後、











ボトムを通過。
(ようやく常念岳方面から歩いてくる人とすれ違い始めました)











それから再び小さなピークまで登り返し、












石の転がるピークを越えたところで、












軽く燃料補給。












では、最後のアップダウン行きますか。











ボトムを通過、あとは常念岳の頂上まで登るだけです。










山って実際に登ってみなくちゃわからないもんなのですが、ここは大きな石がゴロゴロしている山ですね。










すれ違った後、下っていく登山者パーティ。












そして、私の目の前に広がるのはこんな景色。












ひたすら石と格闘しながら登っていきます。











気になっていた手前のコブは左へ迂回(トラバース)するみたいです。ちょうどコブの手前に降りてくる人が写っています。











常念岳へ登る道、晴天だからなんとなく歩いていけますが、普段北アルプスではしつこいぐらい表示される「○」印が全然ついていなくて、道を間違えたんじゃないかと感じる場所がチラホラ。



濃霧だったらちょっと怖いかもしれません。




あと、そろそろ朝から食べたパン2個も消化しきってシャリバテ警報がお腹から出ているのですが、山頂も目の前なので気合いで頑張ります。








空が濃紺になってきました。



もう少しです。









さすが百名山、頂上独り占めってわけにはいかないですね。










常念岳山頂に到着 (10:30)











パノラマ写真ですが北アルプスの主要な山々が全部見えています。












大キレットの向こうには白山。









反対方向には南アルプスと富士山









こちらは上高地に焼岳方面。(もちろんその向こうは乗鞍岳)









反対の常念小屋の方から続々と登山者が登ってきてますね。









一通り眺めた後、大きな石の上に座って、蝶ヶ岳ヒュッテで買っておいた弁当をパクつきます。





美味しい!







ちょうど横で休んでいた長野県の女性(30歳前後)の方と山の話で盛り上がります。

なんでも、ここまで登山口から4時間を切るスピードで登ってきたとか。
かなり健脚な方ですね。










というわけで、その方に記念写真の撮影をお願いいたしました。












そうこうしているうちに、さきほどの団体さんが登ってきて、山頂がかなり賑やかになってきたので、私はそろそろ下山することにします。(11:05)











まずは常念小屋の方へ少し下ります。










ここで右に伸びる尾根に入って、三俣の駐車場を目指します。











長い尾根が延々と続いているのが見えます。
コースタイム5時間、標高差1500m、なかなか降り応えのある登山道です。
(先ほどの女性、登り6時間以上のこの道を4時間切るタイムで上ってきたのでしょうか?)











高山植物の葉が紅葉してますね。(チングルマでしょうか)











しばらく進むと、岩がゴロゴロしている登山道に変わってきます。












右の棒のような石はたぶん天然だと思うのですが、不思議だったので撮影。(写真奥は常念岳)











前常念岳、一等三角点












ここから先は大きな石の上を急降下です。

ストックをしまうかどうしようかぎりぎりの感じですが、手に持ったまま下っていきます。

それこそ標高差数百mをこの状態で下って行くので、けっこう骨が折れます。









堀金学校内常念嶽研究会の文字。

こちらのブログ
の後半部分で由来が語られていますね。










一回、絶対大丈夫と思っていた石が転がって足を捻ってしまったのですが、登山靴の紐をきつく縛っていたので事なきを得ました。









振り返ると石と空しか見えません。









ようやく急降下も終わって、森林限界も目の前になってきました。









明るい樹林帯から










木の根に埋まった登山道、










紅葉地帯(少々)とあちらこちらにぬかるみ。










全7kmの行程のうち、4kmを下ってきたみたいです。(13:10)


すでに2時間以上の時間が経っていますが、さきほど山頂で話した女性、本当にここを4時間以下で登ったのでしょうか?


というか、私が下りに4時間近くかかりそうな気がするのですが・・・


地図を取り出して確認してみると、実は常念岳に登る道は2つあって、そちらからだと登りのコースタイムが5時間、たしかにこれなら4時間は切ること可能ですね。



なるほど、そうだったということにしましょう!








先ほどのポイントから明瞭な尾根を離れ、山腹をつづら折れに下っていきます。



木の根や泥でたまに足が滑りますが、坂は急じゃないのでスタスタと下っていきます。









1時間ほど下ったところで、遠くに聞こえていた沢の音がだんだん近くになってきました。









あ!、見覚えのある蝶ヶ岳に向かう道との分岐です。



昨日通過したばかりなのに、えらい昔のことのように思えます。









昨日は雨天でしたけど、晴れていればこんな景色だったんですね~。










というわけで下山開始から3時間半、登山口まで戻ってきました。
(14:30)



登山口の沸き水で顔を洗って水筒の水を汲み直します。







残った行動食、というかおやつを頬張り、冷たい水を飲みながら駐車場まで歩いていきます。







後ろからスゴイ足音と荒い息づかいが急に近づいてきたので、警戒しながら振り返ったら、学生登山グループがなぜか林道を駆け足で走ってくるところでした。(熊かと思いました)








どうやら呼んだタクシーの時間に間に合わせたかっただけみたいです。









私も駐車場に到着。


すぐに着替えて、トランクにザックを放り込みます。










写真だと伝わりにくいのですが、あんな高いところから下ってきたんだなぁという位置に北アルプスの稜線が見えています。










晴天で気温もちょうど良い感じの林道を快適ドライブです。



車って楽だなぁ~。



そして、ゆっくり走っても楽しいロードスター、最高でございます。










滝があったので記念撮影をしていたら、横に居た50代ぐらいのおじさんに「この先には何があるのですか?」と、声をかけられました。



そのおじさん、女性と手をつないでいたのですが(いわゆるカッポー)、その女性がどう見ても20代にしか見えないわけです。
(いわゆる見た目不○カッポー)




「この先には失われた楽園、略して・・・」




と、言いそうになるのを我慢しつつ




「この先には登山口があるだけですよ」




と、正確に冷静にお答えしておきました。









いやはや、気分の良い林道ですね!









ほんと、緑のシャワーを浴び続けている気分です。








林道を降りきったところに温泉があるのですが、そこを通過したところで右に曲がります。

というのも、登山用の地図を見ていたら、県道495号線と三郷スカイラインなる道を発見したのです。

スカイラインと名が付くからには、両側の視界が開けて、場所柄北アルプスが眺められるのではと読んだわけです。

温泉に入ってしまうとその間に陽が山の端に入ってしまいそうだったので、先にこちらを目指すことにしました。






あ、この道ではなかったです。




と、思ったのですが、登山用地図に乗っている道(県道495号線)がありません。



ツーリングマップルにも掲載されていて、わざわざ「国道の抜け道」と書かれているのですが、その入り口が見あたりません。





しかたなく県道25号線経由で入ることにします。







そうそう、この青看板、前から気になっていたんですよ。









オフロードバイクの後ろについて、快調に登っていきます。
(落ち葉注意の道です)








ところが、視界が開けぬまま大滝山への登山口まで来てしまいました。








展望台から見られたのは安曇野の町並みを一瞬だけ。



これでスカイラインと名付けるのはいかんですよ。








牧場の跡地らしき場所から山々を眺めてみますが、前衛の山がじゃまをして見渡せません。
(これは山用の地図をちゃんと読んでいればわかったことでしたが、後の祭りでした)













さて、東峠から先ほどの温泉まで道が続いているはずなのですが、こちら側には道の存在は認識できるものの、通行止めになってますね。










ところが、さらに右側に「林道大野沢線 終点」の表示が出ている道があるではないですか。



山地図には県道495号線と表示されていて、この林道の存在はありません。
ただ、方向的にはあっている気がします。



ここを通過できれば温泉までショートカット出来ます。(平均時速を考えたら、どう考えても普通の道を迂回した方が早いです)






まぁ、道の状態も悪くないみたいですし、行ってみますか!








よくある話なのですが、徐々に道の状態が悪くなってきます。



カーナビにこの林道は登録されていないのでジャイロ走行状態となり、すでに明後日の方向を指していて現在位置もよくわかりません。







挙げ句の果てには、雨水で道路が削られ深い深い轍が・・・




こりゃぁ、無理だと引き返そうと思ったのですが、








まぁ、一カ所ぐらいならと、転がっている石(つまり落石の巣)で渡しを作って、慎重に進んでいきます。



深い轍に脱輪したら一発アウトです。





一カ所ぐらいならと思っていましたが、再びそんな場所に突入し、先ほどの場所を通過して引き返すのもなんだったので、さらに石を積んで突破し、さらに三カ所目と超えていきます。



とりあえず、ぬかるみが無くて良かったです。







ジムニーだったら鼻歌混じりに走れる道なんですけどね~。
こんな場所でもいちいち車から降りて、道の真ん中に転がっている石をどけながら通行です。




ほとんど、ショートカットだか探検だかわからない状態になってます。










お、ようやく舗装路が!!











林道に突入してから25分、無事に通過。


NC購入してから史上、一二を争う悪路でした。


ロードスター乗りの方にはまったくおすすめしませんが、ノーマル車高なら慎重に走れば通行可能です。











この道、先ほど反対側から侵入しかけてやめた道です。(つながっていたわけです)











と、言うわけで、「ほりでーゆ~ 四季の郷」に到着しました。



蝶ヶ岳ヒュッテで割引券をもらっていたので、400円でした。




もちろん循環で無色無臭のどうってこと無い温泉なのですが、登山後だと実に気分が良いです。



しかも男性の露天風呂からは正面に常念岳を眺められます。









と言うわけで、風呂上がりに常念岳が見える場所を探して撮影したのがこの一枚。



左側にアップダウンしたぎざぎざが見えています。


ここから見たらただの小さなギザギザなんですけどね~。




では、腹ごしらえをしてから帰りますか。






この時間ともなると、やっている店も限られてくるので、前に乗鞍岳の帰りに立ち寄ったそば屋に行くことにします。
(それほど美味しいわけではないのですが、冒険をしたくなかったので)










どうしてもここで車を停めてしまいます。










昨日の月もすばらしかったですが、今日の月も美しいです。











天ぷら蕎麦です。
(前にも書きましたが、天ぷらが揚げたてなのがグッド)




斜め向いのテーブルで親子が蕎麦を食べていたのですが、娘さんが




「あの、青い鳥はな~に?」




と、訪ねたのに対し




母「メーテルリンク」




娘「ちがう~」




母「メーテルリンクは青い鳥の作者よ」



娘「パパァ、あの青い鳥なにぃ~?」




父「火の鳥じゃないかな」







という会話が聞こえてきたのですが、置いてあったのはクジャクの雄の剥製です。



娘さんが生物好きなまま成長してくれることを祈って止まない私でした。






ごちそうさま。










月を眺めながら塩尻北インターを目指します。











小仏トンネルからスタートする渋滞が少しでも短くなるように、八ヶ岳サービスエリアで少し休憩。




ところが、ここで交通集中の渋滞から事故渋滞(バイク事故)に切り替わり、通過時間が2時間オーバーになってしまいました。









それは困るということで、河口湖から御殿場に抜けて、東名経由で帰ってきました。
(海老名の渋滞は通過時に消えてなくなってました)




と、言うわけで22時過ぎ(塩尻から3時間半ぐらい)で帰ってきました。






あ、もう少しで8万キロ突破です。
(どうせ記念撮影を忘れるので先に発表しておきます)







以上です!!





って、最近登山をさぼっていたので、ひどい筋肉痛になりましたとさ。




あ、書き忘れていましたがタイトルの後ろの(F)がフルバージョン、(D)がダイジェスト版です。







Posted at 2009/10/08 01:50:05 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月08日 イイね!

週末雑記 蝶ヶ岳 常念岳登山 1日目 (F)

週末雑記 蝶ヶ岳 常念岳登山 1日目  (F)10月2日(金)







寒冷前線が通過するはずなのに、天気予報が土曜は雨、日曜曇り時々晴れはヘンだなぁと思っていたら、寸前になって読み通り晴天に変更。(台風の接近で読めなかったみたいですね)
待ってましたとばかりにザックをロードスターに放り込み、金曜日の23時頃東京を出発。








深夜の高速を走り、長野県を目指します。




本当は松本ぐらいまでは行きたかったのですが、中央高原PAで眠くなったので、素直に就寝。(2:00AM)







10月3日(土)




5時頃起床。



空を見てみると、どんよりと曇っていたので、あわてて出発する必要も無いかと思い、二度寝体勢。








7時半頃ふたたび起床。



(これだけ寝ると、さすがに首が痛いです。そろそろ首枕を購入したいところ)









頭上が晴れてきたので、ぼちぼち行動開始することにします。













なんか、えらいドラマチックな空になっていますが、昼過ぎから晴れる予定なので、気にしないことにします。













諏訪湖SAでバイキング形式の朝食をがっつりいただきます。













ありゃ、雨ですか。
晴れないまでも、曇天で行けるかと思っていたので、ちょっと残念。












豊科のコンビニで食事を調達し、準備完了。
(写真は踏切で電車待ちをしているところ)













ほんの少しでも見えている晴天に期待しつつ、登山口を目指します。













登山口まではこんな山道を10kmほど走ります。













途中、北アルプスの奥入瀬と(私に)呼ばれている場所を通過。













登山口(正確には手前1kmほどの駐車場)に到着。



停まっている車は15台ほど。



すぐに最終パッキングをすませ、雨が止まないのでカッパを着てから出発。(9:40)













林道を10分ほど歩いたところで事務所があったので、ここで登山届けを提出。

湧き水を水筒に入れます。










今回は三俣から蝶ヶ岳に登り、常念岳を回ってから三俣に戻る三角形のコースで行く予定です。












では、早速行きますか!
(10:00)













右が常念に続く道、左が蝶ヶ岳に続く道。
ですので、行きは左へ、帰りは右から戻ってくることになります。













歩き始めてすぐに橋を渡ります。









足元を流れる川は雨の影響で濁流。



橋が架けてあって良かったです。













しばらく歩くと最終水場が登場したのですが、雨だというのに流れていません。
登山口の沸き水を汲んでおいてよかったです。













こうやって、登山者の方と一緒に写すと木の大きさがわかります。
(この方は、リスを眺めてらっしゃいました)












しばらくは山腹をつづら折れに登っていきます。


急登が苦手な人には登りやすい道だと思います。


(私は一気に高度を稼ぐ方が好みですが)









どうやら尾根に取り付いたようです。



しっかし、なかなか雨が止まないですね。









登りはじめから1時間半、チェックポイントのまめうち平に到着。


団体さんに占拠されていたので私はそのまま通過。











雨でぬかるんだ登山道を登っていきます。










標高2000m、ほぼ中間地点を通過。(12:00)











標高2000mを超えてから、ようやく紅葉している場所がちらほら出てきたので、それを眺めながら買ってきたピザパンで燃料補給。











綺麗な落ち葉に埋まった登山道を登っていきます。










歩きやすかった道も、多少山登りっぽい雰囲気に変わってきました。



そして、何よりうれしいのが空が明るくなってきたことです。













おお! ついにガスの上に出ました!!













と、喜んでいたのですが、なかなか雨が止まないのでカッパを脱ぐことができません。












悪路、という看板が出ていたので身構えたのですが、それほど道の状態は変わりませんでした。











お! 太陽光が差し込んできました!











今度こそカッパを脱げますかね。












視界が開けて青空が見えたところでカレーパンで燃料補給。











稜線も見えてきてテンションが上がります。













本格的に晴れ上がってきたので、カッパを脱ぎます。
(上半身Tシャツ1枚)











木々の間から明日登る常念岳が見えてきました。











最終ベンチ、標高2500m地点を通過。(13:40)











いよいよ稜線も間近です。











本日テントを張る予定の蝶ヶ岳ヒュッテが見えてきました。
もう少しです。



しかし、空は晴れ渡っているのですが、なぜか日差しがありません。









あ~、なるほど、どうやらガスが流れる場所の真下を歩いているみたいです。









せっかくの紅葉地帯なのに、こんなにガスってちゃぁ台無しです。



なんとか晴天の状態を眺めたく、稜線の風が吹き付ける中、10分ほど粘ってみたのですが、いっこうに晴れる気配がないので先に進むことにしました。







ガス地帯の先は、ごらんの通り晴れて居るんですけどね~。
惜しい!










というわけで、登山口を通過してから4時間ちょい、蝶ヶ岳ヒュッテに到着です。(14:10)



前情報通り槍ヶ岳や穂高の山々が見渡せる絶好のロケーションです。
今回の山旅は夏の縦走みたいにガンガン歩くのではなく、見晴らしが良く紅葉も楽しめるような場所で、テントを張ってのんびりするのが目的で、ここを選んだのでした。




ひとまず小屋で受付を済ませ、テントサイトの場所を聞くと「避雷針の向こう」との返事。



避雷針の横を歩いてきたのですが、テントサイトなんかあったかなぁと思いつつ小屋から外に出ます。









ん?



ここ?



そっか、誰もテントを張ってないからわからなかったんだ。






見晴らしが良いということは、逆に言うと風に弱い場所でもあります。
天気予報では稜線の風速は15~20m/sと出ていて、たしかにけっこうな風が吹き付けています。
誰もテントを張っていないので、一瞬不安に思いましたが、風速20mぐらいなら山では普通にある話なので、気にせずテントを張ることにします。









しかも、強気の風避けになる土手からもっとも離れた、朝日と槍ヶ岳や穂高が見渡せるポジション。



風が強くなるようなら、(どうせ混まないだろうし)別の場所に逃げれば良いという感覚です。



まぁ、とにかくテントも張ったのであとは暗くなって寝るまでのんびりさせてもらいますか。












下から続々と登山者が上がって来ますが、テントを背負っている人は全然居ないですね。











テントサイトのすぐ横は先ほど通過したガスの通り道です。

そして丘の上に棒が立っていますが、あそこが蝶ヶ岳の頂上です。








というわけで、徒歩1分の蝶ヶ岳の山頂に登ってきました。


山頂のサインが出ていなければ、山頂だかコブだかよくわからないようななだらかな山頂です。





そして、しばらく山頂からの景色を眺めた後、一度小屋に入って、水とポカリスエットに明日の弁当を購入。








さらに山並みを愛でながらホットミルクを注文して砂糖をたっぷり入れて楽しみます。













テントサイトに戻ると、いつのまにか全部で四張りになってました。




こうやって見てみると、いかに私がアグレッシブな場所に張ってるかがわかると思います。





ちなみに、私以外のテントはすべて若いカッポー!
(正確に書くとカップル、もしくはアベック)





夜にイチゃつくために離れて張ったとか言う落ちは勘弁です。







なんか、一人を楽しむためにテントを張ったつもりが、一人が寂しいテン場になってしまいました(笑)








いいんです、私は一人きりの時間が好きなんです。














さて、そろそろ日が傾いてきたので、ぼちぼち夕飯の準備をスタートしますか。









と、思っていたら、テントのブロッケン現象が起きているじゃないですか。
(こういう現象を見逃さないためのテントの場所です)









今年は2回目、ツイてますね!





そっか、なるほど、晴天でガスってる際の辺りでブロッケン現象は見やすいわけですね。







ガスが晴れて見えなくなるまで、30分ほどずーっと見てました。








改めてテントに戻り、まずはお湯を沸かして「ポテトラテ」なるホットドリンクを飲みます。







さて、お次はカレーライス(もちろんレトルト)です。












ん?  なんか、すごい雲が発生してますよ。









あわててテントを飛び出してみると、ご覧の通りすごい綺麗に直線的に並んだ雲が伸びています。









山頂の方の土手に上がって穂高方面を見てみると、すでに太陽が山の端に沈もうとして居るではないですか。
日の入りまで40分あると思って、油断していました。









あわててテントに戻り、夕飯セットとカメラを抱えて山頂付近まで戻ってきます。









アルファ米を蒸らしている間に太陽は沈んでしまいましたが、ご覧のショータイムを楽しみながらカレーをいただきます。



最高!!












明日登る常念岳もアーベントグリューエンに染まっています。












逆に前穂高岳は逆光の中にシルエットを浮かび上がらせています。













しばらくすると、金色の光の帯が空に向かって伸びていきます。



この辺りで、他のテントのカッポーも夕日に気がついて山頂に集まってきました。



本当に神秘的な夕焼けを拝ませてもらいました。








日没となり、一瞬空が暗くなるのですが、夕焼けマニアな方はご存じですよね?










徐々に赤く色づいてきました。












そして、燃えるような赤い空になるんですよね。











槍ヶ岳のシルエットの美しさが引き立ってます












こないだ捻挫をした乗鞍方面











いやはや、本当にすばらしい夕焼けショーです。













お湯を沸かしてホットココアを飲んで温まります。











いよいよ終わりでしょうか。











ちなみに、最後まで残っていたカッポーは一組のみ。






他は一瞬暗くなったタイミングでテントに戻ってしまったようでした。



もったいない。











ごちそう様でした!!












御岳方面から流れてくる雲による演出、最高でございました。












テントサイトに戻ると、満月が登って来ていました。




そっか、今日は中秋の名月の日でしたね!






一旦寝る準備を済ませてからカメラを持って外に出ます。










合成写真です。(疑似HDR)


雲を写すと月の表面が飛んじゃいますし、月の玄武岩の海を撮影すると雲が写りませんでしたので、別々に撮影して合成しています。


もちろん、肉眼ではこんな感じに見えています。









避雷針の台座にカメラを置いて(水平が出てません)、低感度、長時間露光で撮影。



実際はここまで明るくはないですが、月明かりで雲海が肉眼ではっきり見えています。









自分の影がはっきりと見えるぐらいの月明かりで、ヒュッテまで懐中電灯無しでも歩くことが出来るぐらいです。



(槍の肩の小屋、北穂の小屋、奥穂の小屋の灯りが見えています)












テントサイト方面。



ちなみに左の青白い光は、なんとこの時間(19時すぎ)に登ってきたご夫婦のヘッドライトです。



よっぽど山慣れしているか、道に迷ったかどちらかでしょう。












今、私のPCのデスクトップ画像になっている写真。



25秒ほど露光しています。



上空の雲が高速でカッ飛んでいっているのがよくわかります。










テントに戻り、苺ミルクを飲んでからシュラフに潜り込みました。








おやすみなさい。(20:00)







って、今回シュラフを寝る寸前に展開したのですが、これは失敗でした。(いつもはテントを張ると同時にとっとと引っ張り出します。今回は強風で移動させるかもと思って、展開していなかったのでした)

膨らんでから保温能力を発揮するのですが、膨らむのに時間がかかってしまい、その間に体が冷えきってしまいました。

体が冷えきると、膨らんだシュラフをなかなか温めることができず、しばらくの間、なんか寒いなぁと感じながらウトウトしてました。




しばらくしてシュラフが温くなってきたところで眠りに落ちました。








つづく
Posted at 2009/10/08 01:44:04 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記

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