うちの車の車載ナビ(純正のもともと備わってる)は空気を読める?という話。
9月10日。
パリから60キロほど離れたところにある「シャンティ競馬場」に競馬を見に行きました。
昨日行われた凱旋門賞の前哨戦であるニエル賞、フォワ賞を見るためです。
※ちなみに競馬は日本では行ったことがなく、特に詳しくもないのですがこちらでは日本の馬が出るときだけ見に行っています。ギャンブラーではありません。
シャンティに行くのに高速道路に乗るのですが、パリからの料金は
80サンチーム。日本円で95円くらいのものでしょうか。100円以下です。
その日、日本馬の「サトノダイヤモンド」「サトノノブレス」が出走。しかしフォワ賞で勝てなかった。
競馬を見に行く、、とは言っても馬券を買わなければ気持ちが入らない(笑)ので日本馬、欧州馬色々馬券を買いました。
が、、、、、全て、お見事なレベルで外しまして。複勝もいくつか買っていたのですが箸にも棒にも引っかからず。
こんなこと、約10年のフランス競馬キャリアの中で初めてでドヨーんとした気分で帰路へ。
道のりは難しくないのでナビがなくてもなんとか帰れるのですが、いつものようにナビを入れる。
そうすると来た道と違う経路を案内しだした。
市販のナビは「一般道を通りますか?」「有料道路を通りますか?」という選択肢を設けてくれるのですが、この車載ナビはそんなこと聞かずに勝手に案内をしだしてしまう。
知らない道だけど新しいルートで早ければそっちの方がいいからナビに従ってみようということで新しいルートで帰ると
一向に高速に乗らないどころかパリに戻るには随分遠回りじゃない?という道を案内。
「あ!この車有料道路を避けたルートで走ってる!」としばらくして気がついた。
競馬に負けて冴えない顔して帰って来た飼い主の気持ちを察したのか、空気を読んだのか
「有料道路」避けてくれたのだ(!)賢いなぁ。
ところが、郊外の道は工事中だったり新しい街の建設で道がなくなっていたり移動してたりするのでナビが混乱しだして、畑の真ん中を突っ切れとかそういう表示を出してくる。アホなのかぁ。
いよいよパリが近づいて来て有料区間ではない高速に乗る方向でいかないとまずいなぁと思っていたところ、だんだん街の雰囲気がアヤシイ感じに。パリ郊外の治安の悪い領域。国道沿いはまだ人通りも車通りも多いがここ通り一本入ったら無法地帯のそれ。悪者のアジトとか普通にある感じの。
これ以上ナビの案内に従うともっとよろしくない雰囲気の場所に出そうなので道路案内標識を頼って無事自動車専用道路へたどり着き帰路へつきました。
100円以下の高速料金くらい払えるから気にせず来た道を案内してね。と言い聞かせました(笑)
昨日、凱旋門賞。またまたシャンティ競馬場へ。
これは確実に取り返したい(笑)競馬に絶対はないのだけど「きっと勝ってくれる」という確信を持って馬券購入。
エネイブル。こちらでも一番人気で最終オッズ1.8にしかならなかったけど獲ったどー!と満面の笑みで帰って来たからか
帰路は普通に来た道を戻る、つまり有料道路を案内された。
人工知能でも搭載されてるのか?!
Posted at 2017/10/02 23:39:58 | |
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