数日前の投稿にて、ユピテルの
簡易カーセキュリティAguilas VE-S37RSの使い勝手が非常に悪い件を投稿しました。
その後、あれやこれや考えてみたところ、
いいアイデアが湧いて出ました。
結論から言うと、キーロックによる解除でVE-S37RSの警戒解除を行うことに成功。
これでもう子どもが爆音に晒されるようなことは無いはず!
VE-S37RSの唯一の不満だった点が解消です!
また、たま〜に鬱陶しくなる警戒スタートもタイマーユニットの設定時間分だけ猶予されるようになります。
なお、施工には相応の知識とリスクが伴いますので、
真似される方はご自身の責任でどうぞ。
■用意するもの
・
エーモン タイマーユニット 2854
・
ダイオード2つ
■配線概要
上図の配線イメージです。
要するにエーモンのタイマーユニットを利用して、キーロック解除時に
Aguilasに電力を供給することにより、セキュリティを強制的に解除するのです。
タイマーユニットの動作は単純です。
常時電源から電源を取り、青線に連動させたい電源をトリガとして入力すれば、設定スイッチに応じた時間だけ黄線に電力が供給されます。
つまり、
キーロックで発生する信号をタイマーユニットの青線に取り込めば、キー解除に連動したセキュリティの解除が成功するはず、そう考えました。
で、いろいろ検討した挙句、出た結論はハザードでした。
F
Jクルーザーは、キーロックでの施錠/解錠ともにハザードが点滅します。
施錠は1回、解錠は2回です。
最初は室内灯の線やドアロックの信号線を使いことも考えましたが、これらは鍵穴で解錠した場合にも電圧がかかるため、ピッキングなどで解錠された場合にもセキュリティが解除されてしまいます。
セキュリティが完全に無意味です。これはえらいことですw
というわけで、ハザード連動させました。
ハザードだけに連動させると何かと問題が発生するため、ACCにも連動させました。
これでエンジンスターターで始動した場合にもセキュリティが解除されます。
FJクルーザー以外に同様の方法を取るには、ハザード以外の信号を探さなければならないかもしれません。
なお、回路中のダイオードを入れないと、ACC電源がウインカーに流れてしまうため、ウインカーが点灯しっぱなしになります。
ダイオードは必ず入れましょう。
■特記事項
常時電源、ACC連動電源はヒューズボックスから難なく取れます。
ではハザード信号というかウインカー信号をどこから取るか。
この度はグローブボックス下の、メーターから取りました。
グローブボックスを取り外し、メーターの左側に刺さっているコネクタにそれはあります。
ピンク色の配線がメーター内のウインカーインジケーターです。
ビニールテープを少しめくり上げ、ピンクの配線から分岐しました。
というわけで、この方法を取れば、少なくともFJクルーザーでは純正キーによるロック解除に連動して、セキュリティが解除されます。
なお、施錠時のハザードにも反応するためドアクローズによる警戒開始はできなくなります。
VE-S37RSは断電後60秒で警戒開始になるため、施錠から少々で警戒開始となります。
それでは良い精神衛生状態で、どうぞ楽しいカーライフをw
Posted at 2016/10/15 23:05:49 | |
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