☆10年越しのサスペンション・チューニング☆
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構想は15年程前まで遡りますが、その頃はサスチューンの出来るところは皆無な状況。
相談すると実際には分解・内部変更程度のものでした。
巷に溢れる社外のFフォークを付けても良いのですが、どうしてもノーマル・純正の外観を変えたくなかったので、この構想を形にするのは無理かと思っていました。
ならば自分でやろうと思い、同じフォーク径の性能の良い物を探しいわゆる『ニコイチ』にしようと画策。
モリワキ・カヤバに白羽の矢をたて実行。
・・・スライドメタルがついているカヤバインナーは純正ボトムケースには入らず。
(分解する前から薄々感じてはいましたが・・・。)
ならばボトムケース側を内部ボーリングしてやればと、今度は深穴でボーリングの出来る業者を散策し、当時仕事に従事して15年の様々なコネクションを使いようやく可能なところまでいってみたものの、そこはホンダ系の企業。
製造ライン止めてまで加工するその車種は何ですかと問われ「カワサキの旧車です」と答えればあっさりと断られる始末。
その後も幾度となくこの『深穴ボーリング』可能な加工業者を探したことか・・・。
縁あってサスペンションOHを依頼するようになったショップさんに、付き合い始めて数年経った頃それを思い出したように尋ねると、そんなことしなくてもメタルもブッシュも付けられると聞き、長い準備期間を経てこの度のチューニング依頼となった訳であります(あ~説明長かった~)。
要は筒に棒が突っ込まれただけのフォークに現行車同様に内部へリングを付け、ボトムケース内でインナーチューブがガタガタせずスムースにストローク出来るようにしたいと言う事。
~でも話をすすめていくうちに、内部にカートリッジを挿入し、最新型サスペンションと同等までいけると・・・!
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今回使うのは現行CB1300SF(SC54)用カートリッジ。
もちろんそのままは使いません。
これをベースに作り替えていくのです。
新品で気持ち良いのですが、部品代・左右で4万超えは懐寂しくなります(笑)
フロントとバランスを取る為、リヤサスペンションもOHをより進めた内部チューンを施します。
自分のは20年前の『WP』。
昔ホワイトパワー、今はダブリュピーと呼ばれています。
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Rサスのロッドです。
オイルシールが廃番なのと、性能を上げる為にロッド径を1.5mm(直径で)太くしました。
1.5mmとは言っても比べてみるとその差は歴然。重量も嵩みますがかなり太くなります。
仕上がりが本当に楽しみです。
間違いなく10年の構想以上の素晴らしいサスペンショとなってくる事でしょう!
前後のバランスと車体姿勢までの調律もしていきます。
今後のレポートに乞うご期待~♪
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