妻の新たな敵（第1章）

妻の脊髄に白い影が見つかりました‥。
今の所右腕・右脇の違和感の原因はこれ以外には考えられず、今度は同じ脳神経外科でも「脊髄」の担当をされる先生に診てもらうことになりました。

○○Drです。
Drは2つの選択肢を提案しました。
①このままこの病院での治療を続ける。
②うちがある方の○○医科大学病院を紹介してそこで治療する。

ここまででうちを離れて1ヶ月実家にお世話になり、また妻は子供達と離れて辛い思いをしていることを考えて、私たちは後者を選択しました。

ただし紹介状を当然いただくのですが、今の状態では詳しい内容を記入できないため、白い影の元凶をハッキリさせようとの。その上で紹介状を作りたいとの申し出でした。ごもっともで、その準備をお願いしました。

今回の入院で何度か使用した造影剤をまた注入してMRIを撮って、この白い影の元凶をハッキリさせようとのこと。前回見たMRI画像では頚椎の7番目から胸椎の16番目まで白い影が見られます。





○○Drの説明ですと、「これが全部腫瘍とは考えづらい。現況がいて、その周りに水が溜まっている」的な話でした。やっぱり川の中州のようなイメージだそうです。

そして造影剤入りのMRIを撮りましたが、また結果を見れるのが1週間後になってしまいます。

今回この間に一度うちに妻を連れて帰ってみようということになりました。
問題は脳の開頭手術をしてから2週間足らずでの、長距離移動に耐えられるか。普通に高速を走っても5時間かかる道のりです。頭への振動などの問題を考えるとやはり高速をゆっくり走るしかないです。

さて、何時間かかるか‥

妻の新たな敵、第2章に続きます