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『My Garage Collection』第７弾

BMW　Z8




97年東京モーターショーでもデザインスタディーとして姿をあらわしていたラグジュアリーオープンカーが99年フランクフルト･国際オートショーで正式に発表された。その名は、Z8。そして、99年10月の東京モーターショーと期を同じくして日本でも正式発表となった。4.9リッター･400psを誇る最新テクノロジーとクラシカルなスタイリングが新しいミレニアムをにらんだ傑作スポーツカー。
2000年から2003年までの生産。1950年代の507 ロードスターをモチーフとする。アルミ製ボディシェルを採用。わずか5000台の生産でそのうち500台はアルピナによるチューンアップモデル。映画007シリーズ『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』のボンドカー。

『My Garage Collection』第６弾

ASTONMARTIN V8　VANTAGE　ROADSTAR




イギリスの超高級車メーカーで、映画007のジェームス・ボンドの愛車としても知られるのがアストンマーティン。V8ヴァンテージはそのラインナップの中でエントリーモデルに位置する。いかにもアストンマーティンらしい風格を持つ3ドアハッチバックのボディは、プラットフォームを始めボディ各部にアルミが多用されている。全長が4380mmと比較的コンパクトなボディながら、全幅は1870mmで2人乗りのスポーツカーとしてはゆったりとしたサイズが確保される。インテリアにはグレインレザーなど最高の素材が使われるとともに、高級車作りの伝統に裏打ちされたクラフトマンシップによって、1台ずつ手作りで入念な作り込みがなされている。搭載エンジンはオールアロイ製のV型8気筒で、当初の4.3リッターから現在は4.7リッターに変更されている。32バルブDOHCで、313KW/470Nmのパワー＆トルクを発生する。クーペの0-100km/hはわずか4.8秒、最高速は288km/hというパフォーマンスを発揮。駆動方式はFRだが、6速MTのギアボックスはリヤのミッドシップにマウントされ、カーボンファイバー製ドライブシャフト＆トルクチューブでエンジンと結合されている。サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン式で、前後ベンチレーティッドディスクブレーキにはブレンボ製の4ポッドキャリパーが採用され、EBD＆EBA付きABSという最新の仕様が用意される。横滑り防止のDSCやトラクションコントロールなども標準だ。

今回は『My Garage Collection』第５弾

Rolls-Royce『PHANTOM』です。







最高級のクルマを作る自動車メーカーとして世界の自動車メーカーの中でも最も高いブランドイメージを持つのがロールスロイス。経営危機に見舞われた後、現在はBMWの傘下に入った新生ロールスロイスとして伝統を受け継いだクルマ作りを続けている。現在ラインナップされているのはファントム１車種で、これは1950年代に栄華を究めたシルバー・クラウドを基本に、フライングレディーとパルテノン神殿をモチーフにしたフロントグリルを採用するなど、従来からの高貴なイメージをそのまま受け継いでいる。サイドビューはユニークな観音開きのコーチドアを採用することで、卓越したエンジニアリングとモダンデザインを融合させている。オーナーからの注文に基づいて熟練した職人が手作業で入念に仕上げるインテリアはラグジュアリーな雰囲気にあふれており、ロールスならではの世界を作っている。搭載エンジンはBMWが開発したV型12気筒の6749ccで、338kw(460ps)のパワーを発生する。ロールスロイスは伝統的にパワーの数字を発表していなかったが、現在ではそれを発表するようになった。トランスミッションは電子制御6速Aが組み合わされる。2005年5月にはロングホイールベース仕様のEWBを追加し、2006年9月にはオーディオシステム用補助入力ジャックやMP3対応CDチェンジャーなどの装備を追加した。またブルー・クロムのインテリアパッケージを標準装着できるようになった。

『My Garage Collection』第４弾


今日はベントレーのアズールです。




ロールスロイスと並ぶ高級車ブランドであるベントレーの中でも最上級モデルに位置するのがアズール。ベントレーらしい堂々たる存在感のあるデザインの中にもエレガントさを併せ持った4人乗りのオープンカーだ。メッシュの大きなフロントグリルや丸型4灯式のヘッドライトなど、外観デザインは見るからにベントレーらしいもの。メカニズム部分を超小型に仕上げた電動開閉式のソフトトップを備えている。7本のフレームを持つ3層構造のソフトトップは、高い遮音性能と断熱性能を特徴とし、自動でレザー製のトノカバーに収納される。基本プラットフォームはアルナージのものを流用し、これによって4人乗りのシートと十分なラゲッジスペースを確保した。インテリアは正に贅を尽くしたもので、最高級のレザーシートや木目パネルがふんだんに使われている。鏡のように磨き上げられた木目パネルは1台分のパネルのすべてが1本の同じ木から取るというこだわりを持って、1台ずつ手作りで仕上げられる。搭載エンジンはV型8気筒6.75リッターのOHV＋ツインターボ仕様で、336kW(450ps)/875N・m(89.2kg-m)のパワー＆トルクを発生する。この圧倒的な動力性能は、4速ATとの組み合わせによって2tを大きく超える超重量級のボディをグイグイ押し出していく。0-100km/hの加速は6.3秒で駆け抜ける駿足の持ち主で、最高速度は実に270km/hに達するという。

My Garage Collection第３弾

MYBACH ５７Sです！！




MYBACH57S

マイバッハは2002年9月に登場したダイムラー・クライスラー社の最上級高級車。同社がメルセデス・ベンツで培った高級車造りの技術や豊富な経験を余すところなく投入して開発されたクルマである。ボディサイズも最大で6メートル超と圧倒的な大きさ。室内空間もしかりで乗員に最大限のくつろぎを与えるそれはまさにショーファードリブン。その大きく重い車体を引っ張るパワートレインは、12気筒5.5リッター・ツインターボエンジン。そのパワー、トルクは乗用車としては世界最高レベル。かつてのグローサーメルセデスやベンツ600を彷彿とさせるような超ド級、超高級なリムジーネである。2005年11月にはオーナー自らがハンドルを握ることを想定したハイパフォーマンスカーの「57S」が追加された。これはショートボディの「57」をベースに排気量を6.0リッターにまで拡大したV型12気筒のツインターボエンジンを搭載し、450kW（612ps）/1000Nm（102.0kg-m）の圧倒的な動力性能を誇るモデル。専用の特別塗装色を採用した外観やナッパレザーのシートやカーボンを使ったトリムによる内装など、超豪華な仕様が施されている。