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2016年10月17日
vol.4 パサート購入から1年、所感のまとめです。
vol.4 パサート購入から1年、所感のまとめです。 約3週間のあいだ、週末を中心に投稿を続けてきたこのブログもあと一回の更新を残すのみとなりました。最初に連載することを宣言しまったためにほとんど「義務感」に追われて投稿している状態でしたので、気ままなフリーテーマ投稿に早く移りたいと思う今日この頃です。


いつもは週末に更新をしているのですが、本日はぽかっと時間ができたのでイレギュラーな更新をさせていただこうと思います。

今回はブログを投稿しようとしたきっかけであった、「購入して1年の振り返り」を以下にまとめていきます。





パサートは昨年の8月末に契約をして、納車されたのは約1ケ月後の9月末でしたが、契約から約1週間ほど経過した頃に皆さんもご存知の「米国での不正事件」がニュースになりました。

最初にこのニュースを知った時には「これはけっこう大がかりなことになる」という予感と、漠然とした「先行きの不安」を感じたことを覚えています。

街で見かけるVWの「車」にはある種のクリーンな印象を持っていましたが、すでにスズキとの提携関係でその「唯我独尊」的な態度が見え隠れしていましたので、「本性」というとちょっと変ですが、VWという「会社」自体には特段に良いイメージ持っているわけではありませんでした。

うまく言えないのですが、「(手段を選ばず)利益を追求する」会社組織としてのVWと、「良い車を作ろうとする」メーカーとしてのVWは、私の頭の中では必ずしも同一のものではない、という感覚とでもいいましょうか。

「会社としてどうなの?」という思いはあってもVWの「車そのもの」に対しての嫌悪や忌避といった感情を抱くことはありませんでした。(とはいえ、不正の対象となるクルマが日本でも販売されていたとすればまた違った感情を抱いた可能性も否定できません。)

VWの持つ「ブランドイメージ」を全く意識しないでパサートを購入したわけではありませんし、むしろ日本で確立されている「ブランドイメージ」があったからこそ、VW車を選んだのだろうとも思っています。

ですがパサートを選んだのはブランドイメージよりもなによりも、自ら「クルマ自体の出来のよさ」に惚れ込んだためと胸を張って言ます。

それゆえ、自分が自信を持って選んで購入した車が「不正を働いたメーカーのもの」と他者や世間に見られてしまうことは、自分の選択そのものを「疑われる・否定される」ことに近いようにも思えたことも確かです。

少し大げさなのかもしれませんし、被害妄想的な見方をしている、と思われる向きがあるのかもしれませんが、そもそも買い替えの大きな理由の一つとして「外からの見られ方」を重要視していましたので、私にとっては決して小さなことではないものに感じたのです。

さらにVWの将来性に対してと、自分を取り巻く環境の変化についても、強く不安を感じたように思います。

VW自体がすぐに破綻することはないものの、賠償・保証の額が大きくなることは確実に見えましたし、経営や今後の戦略に大きく影響が出ることも明らかでしたので、即座の撤退までいかないものの、日本での営業規模の縮小やそれに伴うアフターサービスの質・量の低下が起こり得るのではないか、ということを想像しました。

首都圏であれば運営母体も複数ありますし、直営店舗も存在していますので比較的安泰とは言えるのかもしれませんが、山陰地方の小都市に住まうことを考えるとかなりの不安を覚えました。

VW本体の話に戻りますが、これだけの規模の問題を解決するにあたっては自ずと経営資源の選択と集中を行う必要性も高まることでしょうし、VWグループのブランド統廃合が行われ、今後は魅力的な車種の開発も少なくなる、といったことも予想されました。

ただし2016年の今現在、まだ傘下のブランドを手放すなどの変化は見られません。しかし「電動化」へ舵を切ることは確実となったようです。これは特にVWに限らず欧州車全般の傾向でもあるのですが、VW含めた他社についてもこの事件が大きく契機となったことは否めないと思います。

これはあくまでも個人的な主観なのですが、実際に「清廉潔白」な自動車メーカーなど1社もないと思っています。もちろん超えてはならないラインを踏んでしまうか、立ち止まれるか、の差はあるのかもしれませんが、私たちの目には見えない政治的なことも含めたグレーな部分はあるだろうと感じています。



今となっては「喉元」を過ぎた感がありますが、この事件が明るみになってから納車されるまでの3週間は、けっこう悶々としていた時期だったように思えます。はっきりと何かに対して「怒っている」わけでもないのですが、釈然としない思いのようなものがくすぶっていました。

いまでは理解していますが、これはVWとか不正問題に対しての「社会的正義感」とは全く無縁の、個人的な「妬み」に由来する思いによるものと考えています。

不正事件が明るみになる
  ↓
日本での売り上げが落ち込む
  ↓
販売を維持するために「値引き」が拡大する


となることは想像できますし、実際にその通りであっただろうと思っています。

これに関してはVGJはもちろん、全国のディーラーの責任でもありませんし、むしろディーラーは一番に被害を受ける立場であったと思います。

落ち込んだ販売を立て直さなければならないディーラーの立場を考えればやむをえないことであったろうとは思いつつも、「自分がもしあと1月契約する時期が遅ければ」ということを考えたことは一度や二度ではありませんでした。

不正を知った後であればパサートを買うことはなかった、ということではなく、自分が購入した時期よりも更によい条件で購入できたであろうに、という忸怩たる思いをしていたのです。

常々スマートでありたいと自分に言い聞かせてはいるものの、残念ながらこうした思いを抱いてしまっている自分に対しての嫌悪感もあり、納車待ちをしている期間というよりは自分の内面に深く向き合った期間、という記憶が残っています。




しかし、こうした思いに終止符を打ってくれたのは、他ならぬパサートでした。納車後にほどなく3泊4日ほどの日程で紀伊半島へのドライブ旅行を行ったのですが、久しぶりにドライブが楽しいと感じられた旅となりました。旅行を終えて帰宅する頃には、納車前のウジウジした感情が消えていたと思います。(無意識のうちに脳裏の奥に閉じ込めたともいえますけれど)




パサートがマイカーになってからは、毎日乗るたびに・降りるたびに・眺めるたびに沸き起こる「満足感」を覚えるようになりました。人目さえ気にしなければパサートを前にしてご飯を食べることだってできると思います。

納車前の不毛な精神の泥沼から引き上げてくれたパサートにあらためて感謝をしたい、という思いもブログを始めたきっかけの1つかもしれません。

少しでもパサートの良さ(付随的にVWの良さも)をお伝えできて、1台でも新しいオーナーの方が増えてもらえて、VGJの立場を少しでも持ち直すことができれば、私だけでなく皆さんの将来の豊かなVWライフに繋がっていくのではないかと考えています。
こんなことを書くとVGJの回し者(^ ^;)と思われてしまいそうですね。

昨年の事件後の日本での販売落ち込み度合いは、(購入を控える気持ちは理解できるものの)そこまで大きな影響があるものなのかと驚いたものです。

よく言えば、日本でのVWというブランドに対する、それだけのイメージを醸成させるために長年力をいれてこられたのだな、と先駆者のインポーターに対しての強いリスペクトを感じずにいられませんでした。

ですが現実はもっとドライなものなのでしょう。大きく売り上げの落ちた日本市場に対して、回復の手段を講じるというよりは、「見放された」と思われてもしょうがないようなことが散見されます。

今年は新型のティグアンが日本にも導入される予定でしたが、結局来年の春以降まで延期※になったということも、1つの現れではないかと感じています。

欧州での販売が好調で生産が追いつかない、という表向きの理由はあるものの、日本よりもはるかに市場の小さな国々へは導入が開始されているという事実は、「後回しにされている」ことに他ならないのでは、と勘ぐってしまうのです。

※ティグアンの日本発売が2017年1月になる模様です。入ってくるグレード、エンジン構成、駆動方式はまだ不明です。

それゆえ、販売台数を早く持ち直してVGJの発言力を増してもらい、新型車や車種のバリエーションなどの導入に結び付けられるといいいな、という夢を描いているわけです。


「あんまり深刻にしない」といっておきながら、けっこう暗いトーンの投稿内容になってしまいました。
やはり「パサートの良いところ」はじっくり、そして熱意を込めてお伝えしたいと思いますので、今回は一度ここで筆を置いて次回に回したいと思います。


それではまた。












ブログ一覧 | 日記
Posted at 2016/10/17 21:45:53

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この記事へのコメント
2016/10/17 23:03:40
連載お疲れ様でした(^^)
楽しく読ませて頂きました。

今回はkamerinさんの葛藤が垣間見えました(笑)
私も同じ立場だったら間違い無く悶々しまくっていたと思います。
それでもパサートを所有して悶々が吹っ飛んだのも納得です。
やっぱり愛車は、メシ3杯食べれるぐらいが最高ですね(笑)
私はまだパサート歴4ヶ月ですが、中々の溺愛ぶりですよ(^^)
今後は気楽に更新して下さいね!
コメントへの返答
2016/10/17 23:27:06
こんばんは(^ ^)

今でこそ過ぎし日のネタとして書くことができるのですが、当時は本当に悩みました。

もし不具合でも多発していたならジェントルな振る舞いなど消し飛んで、クレーマーに豹変していたかも知れませんね(^ ^)

また、冗談抜きにメシは3杯は食べられますよね。
何故こんなにクルマを溺愛できるんでしょうか。いい年なのに(^ ^)

後1回だけ、パサートへの「愛の讃歌」ともいえるような自己満足に終始した投稿を予定していますのでお楽しみに。

それではまた。









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「ボンジュール、ビバンダム! http://cvw.jp/b/2698510/38897848/
何シテル?   11/23 16:14
kamerinと申します。 2台目のVW車ですがとても気に入っています。 少しずつの投稿になりますが、どうぞよろしくお願いします。
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16歳で原付免許を取得してから、動力の付いている乗り物が大好きです。
年齢を重ねても、家族を持っても、クルマは今でも「自分の好きな時に、好きな所へ運んでくれる」大事な相棒と思ってます(頭の中では)。
なので車種・ジャンル問わず同じような想いの方であればお友達になってください。




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