モービルアンテナ取り付け その1 《部材集め&パネル脱着》

デジタル簡易無線機用にマグネット基台のモービルアンテナを取り付けました。

同軸ケーブルは、運転席からテールライトのサービスホールを経由して、リヤゲートのパッキン伝いにルーフに上げます。合わせて6m近い距離をケーブルで引き回すことになりますので運転席からテールライトまでは損失の少ない5D-FBケーブルを使います。今回、圧着工具が無かったので同軸ケーブル.netという通販サイトで5D-FB 4.0mに両側SMA-Pを付けたものを手配しました。同軸ケーブル.netはコネクタメーカーのアルミック電機さんが経営されているようです。わずか1日で組配、納品されました。

アンテナは第一電波工業製のMR350Sを使用します。長さ220mm 利得2.15dB 形式1/4λのマグネット基台付きアンテナです。もともとRG-58C/Uの同軸ケーブルが4m付いていますが、後述の方法でケーブル端末を加工して使用します。

マグネット基台付きアンテナの端末加工用に部材を集めます。φ30mmの絶縁ブッシング（いわゆるグロメット）をホームセンターで入手。防水用のケーブルグランド（タカチ工業製AG12-6.5B）をマルカ電機工業で、SMAコネクタ（第一コネクター製SMA-J-58A）を福永電業で、テフロンワッシャ（ウィルコ製TT-1222-10）をウィルコで、いずれも通販で入手しました。

特殊工具としてSMAコネクタの圧着工具HT-336Dをマルカ電業工業で入手、ケーブル引き回し用ガイドとして長さ800mm程度のインシュロックタイをホームセンターで入手しました。
デリカの内装をできるだけ剥がさずに、インシュロックタイをガイドにしてケーブリングする方法は、みんカラの なにわのX さんの整備手帳を参考にさせて頂きました！

まずは内装剥がしです。右スライドドアのところのステップを外します。ステップはクリップで止まっているだけですので、内装剥がしレバーを突っ込んで真上に引き上げれば外れます。

右後輪タイヤハウスのところのパネルを外します。赤マルのところにマイナスドライバを挿入して手前に引き上げれば外れます。

テールライトを外します。左側の赤マルの所のネジ２本を外した後、右側に波線で示した所の隙間に内装はがしを挿入してライトユニットごと手前に引き出します。1手を入れてハーネスのコネクタを分離すれば、ライトユニットごと外れます。（その2 に続く...）