HA36 前側サスペンション交換＜前編＞

右前側ストラットの上部キャップを、上方に引っ張り、取り外す。

左前側は、ECU取付用ボルト2本を、緩めて取り外す。

ECUを一旦前方に引っ張り、奥側のピン1か所が抜けたのを確認後、エンジン側（横方向）に寄せ、ストラットサポートアッパーナットが見える状態にする。

奥側のピンがささっている箇所に付いているゴムブッシュが外れやすいので、紛失に注意。

ジャッキアップし、タイヤを外す。
（ここからは、右前と左前を片側ずつ作業します）

外したタイヤは、ブレーキディスク裏側のナックル下にゴム部分が当たる様にして置いておくと、一人作業の時に支えになってくれるので助かります。

ストラットサポートアッパーナット（幅17）を緩める。（外さないこと）

緩める時は、六角棒レンチ（幅6）でショックアブソーバーのピストンの回り止めを行う。

ストラットを取り外す前の準備。
①ブレーキホースの固定ボルト（幅12）を緩めて取り外す。
②センサーの配線固定用グロメットを上方に引き抜く。
③配線固定用プッシュマウントタイを外す。（私の場合うまく外せず引き抜いた為、穴縁に引っ掛かる爪の部分が破損しました）
④ストラットブラケットナット（幅17）2ヶ所を緩めて取り外す。最後にストラットブラケットボルト2本を抜き取る。
これで、ストラットアッシイが、作業工程5で緩めておいたストラットサポートアッパーナット1個でぶら下がっている状態になる。

ストラットサポートアッパーナットを少しずつ緩めながらストラットアッシイを取り出す。
取り出し後は、取付順序、上下方向が分かる様、きれいに並べておく。

ストラットを外している間、作業工程4でナックル下に差し込んだタイヤが、ナックルやブレーキディスクなどのアッシイ部を保持してくれるので、一人作業時に楽です。

スプリングコンプレッサー2基を取り付け、交互に少しずつ締め込み、コイルスプリングを縮める。

後編に続く．．．