ＧＤＢ　リヤブレーキまわりトラブルシュート

とりあえず、それなりのトルクが掛けられたんで、今回はOKだと思うけれど、締めていく感触が気持ち悪かったんで、何度も脱着するのは厳しそうだ。

エア抜きして試運転したところ・・・
とんでもない異音が発生！

常に何かが当たってるような擦過音がします。

バックプレート？

ホイルの隙間から縁をグイグイ押してみたが変わらず・・・
おかしいな・・・珍しく原因が想像できない。
ドラムブレーキ周りを組み間違えるとは思えないんだけど・・・。

痛恨の再ピットイン。

あまり外したくないブレーキキャリパーを再び外し、パーキングブレーキの周辺を確認します。

バックプレートのパーキングブレーキのセット面の下の方に擦れた痕があるな。

反対側にもだ。

・・・何か間違ってるのかな？
何度も確認するものの、組み間違いはない。

よく見るとシューのセット面のプレートが歪んでいるのが解る。

全体にベコベコと歪んでしまってる事が解った。

確かに、パーキングのドラム機構を組むのにやたら収まりが悪くて、組みづらい気がしたんだよな。
左右の高さが揃わないというか・・・

でも、こんなところが歪んでるとは全く想像もしなかったな・・・。

外したナックルと見比べてようやくわかったんだもん。

中古で安く買えたナックルということなんだけど、外した解体屋がどれだけ乱暴に扱ったってこんな所は歪まない。
ヲレの想像だと、一度ハブベアリングを打ち替えたんだと思うんだ。
その時のプレスの掛け方が悪くて、バックプレートを歪ませたんじゃないかな。

要するに、中古のナックルの程度が悪かったということ。

左右ともだし、ベアリングのオイルシールが距離の割にやたらとキレイだったからもしかしたらとは思っていたんだ。

バックプレートを叩いて板金。
ローターとの干渉部分はなくなり、サイドシューの収まりもよくなった。

これでイケるだろうと組み付けするも・・・キャリパーのボルトの最後の一本の組み付けで嫌な感触が・・・

・・・ダメだな。

もうトルクがかけられない一線を超えた感じ。


再び持ち帰り、リコイル加工することになりました。