C-HR FANです。今回で「Vertical Arrowを自分で取り付けするために」シリーズも3回目です。今回は「Vertical Arrowを自分で取り付けるために (3):フットランプの配線接続」を紹介します。
なお、作業に関して、同様の事を自分でされる場合は自己責任でお願いします。
パーツレビュー「AVEST C-HR用サイドミラーシーケンシャルウインカー/オプションライトのフットランプ」でご紹介したように、Vertical Arrowにはウエルカムランプも装備されています。
このフットランプ、純正ウエルカムランプ (TOYOTA C-HRの文字が出るものです)の近くに下向きに装備され、ウエルカムランプと同じタイミングで点灯したり消灯したりします。地面については純正ウエルカムランプの周辺を広く照らしますが、ウエルカムランプの文字がぼやけたりはしません。足下が明るくなるので足下確認にとても役に立ちます(これは一番役立つかも)。そして、ドアも明るく照らされるので、周囲がすごく明るくなります。
さて。このフットランプの配線なんですが、純正ウエルカムランプの配線から電源を取ると、電力不足になり、LED4つのうち2〜3個しか点灯しない場合があるそうです。ですので、Avestさんの取説ではルームランプ電源などから電源を取る事が推奨されています。なので、私はAvestさんの推奨どおり、ルームランプから電源を取るようにしました。
では実際の作業の様子を紹介します。まずルームランプを外します。前方から内張り剥がしを挿入してめくる感じで外します(結構勢いよく外れます)。
ルームランプには前方に1カ所カプラー接続されていました。
赤・緑・青・ピンクの4本の配線がありました。
Avestさんによるとこの中から ウエルカムランプ用配線とアース線を自分で探すように指示されていました。「キーレス開錠にてON、施錠でOFFになる組み合わせ」を探すという事ですが、ドアオープンに反応させるので、マイナスコントロール線を検電する事になるのですこし手間がかかります(
「検電テスターでマイナス線を調べる方法」)。
Avestさんのデモ車(C-HRハイブリッド)ではウエルカムランププラスが赤、ウエルカムランプマイナスが緑と言うことですが、車種・グレードによって異なる場合があるとの事でかならずテスターで確認をするように指示されていました。
私の場合、検電というよりも実際にその配線に接続してうまく動作するかチェックする事にしました。
本当ならカプラーから端子を抜いてのチェックになりますが、ちょうど、オス端子付き延長用配線が付属しているので、これを利用する事にしました。
配線の反対側をワイヤーストリッパーで被覆を剥きまして
Vertical Arrowから室内へ取り回してきた配線(白・黒)と延長用配線(白・黒)をワニ口付き配線で接続しました。この後、この接続部はビニールテープ(ナシジテープ)で厳重に絶縁しました。
そして配線の端子部分を白配線をルームランプ赤、黒配線をルームランプ緑のカプラー部に挿してみました。実際オス端子をカプラーのハウジングに装着し、カプラーで接続する場合は写真の下枠に端子先端がセットされる事になるのですが、今回のように剥き出しで接続する場合、下枠に入れると端子がぐらぐらになり、ショートを起こす危険があります。なので今回はきちっと固定されるように、上枠のストッパーの部分に挿してます。この部分に挿すと、通電もしますし、挿した端子がぐらつく事もありませんので検電の場合安全です。
なおこの配線はちょっとでも接触すると即ショートになるので、同様の事をされる場合は特に注意して下さい(自己責任でお願いします)。
そうして動作確認を行うと、正常に動作しました。
ルームランプへの経路は(助手席側はたくさん配線を詰め込んでいるので)運転席側から天井に昇る事にしました。助手席側は天井には昇らず、運転席下に配線を引き回して、運転席側の配線にそれぞれ接続しました(それで正常に動作する事も確認しました)。
カプラー部の接続は配線コネクターでそれぞれ接続しました。
ルームランプを戻して完了です。
さて、
フットランプの配線ですが、ドア内にウエルカムランプ用の配線があります。これはzauba-さんの整備手帳「外部ドアノブLED」で紹介されていますね(zauba-さんによると、これはnori-michiさんから教えてもらったと聞いてます)。下の写真はzauba-さんの整備手帳より引用です(黄色プラス、赤黒マイナスです)。
この配線については、
みん友のRimo-Rさんがこの配線に接続する事で正常に動作する事を確認してくれました。
ドア内で接続できれば、ドア渡りもしなくて済みますし、配線を天井に引き回す事もしなくてすみますね。電力不足になるかどうかは個々の車両でやってみなければわかりませんが、こちらも接続場所の一つとして良いでしょう。
今回、私は正直に検電(?)というか導通チェックを行った上で接続をしましたが、今後同様の作業をされる方(とくにハイブリッド車の方)は、検電(ショートの危険もゼロではありません)せずに、ここでお示しした場所に接続されても良いと思います。
これでフットランプの配線も迷う事なくできると思います。次回、最終回(4)はミラー部でのパーツ装着とドアまでの配線について解説するつもりです。
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C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)
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2018/01/13 01:22:07