こんばんは。
昨日、日帰りで東京出張してきました。
今年最後の長距離出張。都内はかなり混み合っていましたが、そのおかげでクリスマス前の都会の様子をじっくり眺めることができました。
一極集中で好況の都会に比べて、やはり地方の疲弊は否めないものがあり、私のような田舎者ははるばる都会へ仕事を求めて出かけなければなりません。
クルマについても、普段はネットや雑誌でしか見ることができないようなクルマが平然と行き交っているのに圧巻するばかりです。
どんどん進む「格差」というものをあらためて感じました。
出張を終え、今日の午前中、今月末の資金繰りをして、午後は一息つく意味で、先週誘いを受けていたネッツトヨタのお店へ出かけました。
実は昨日、私の会社での面談の約束でしたが、出張で結果的にドタキャンしてしまったことに対するお詫びの意味も込めて、私がお店へ…。
早速、来週明けに記者発表されるマイナーチェンジ版「ヴェルファイア」の資料を見せてもらいました。
外観は、ランプ類の配列・デザインの変更程度で全体のスタイルはそれほど大胆なチェンジではありませんでした。もっとも、ランプをつけた時の印象は結構違うのかもしれません…。
今回のチェンジのキモは、安全装備の充実らしく、ヘッドライトは左右独立でハイビームとロービームの照射角度が自動調整される先進的なモノに改められ、ウィンカーは今流行りの「シーケンシャルウィンカー(流れるウィンカー)」が上位グレードに設定されるようです。
内装は、ベージュ→ホワイトの革となるようです。
いつも熱心に対応してくれる若いセールス氏。
再び彼から買ってあげたい気持ちは山々なのですが、やはり小変更のマイナーチェンジでの買い替えにお金をつぎ込む余裕はないなぁと思いました。
ちなみに今のヴェルファイアの査定価格を聞いてみると、意外や意外、私が想像していたよりも値落ちしておらず、その差は100万程査定の方が高いものでした。ですので、正直少し迷ってしまいました(笑)
市場の価値と自分が思い描く価値。
いつもその「価値の差」について考えさせられます。
私はベンツのSクラスを3台乗り継ぎましたが、その値落ちの激しさにはびっくりでした(アウディA8やBMW7もそうですが、このクラスのような大きなクルマは、新車購入を望む人が圧倒的で、登録してナンバーを付けた瞬間に数百万の値落ちになるようです。取引の関係で私は新車を選ばざるを得ませんが、もし可能なら、瞬間的にバーゲンプライスになる登録済未使用車を買った方が断然お得だと思うのですが…。)
最初の220.S350は、3年強40000キロ程乗って、ディーラー査定は250万でした。−700万ぐらい。
そして、次の221.S500ロングは、8年強77000キロ程乗って、ディーラー査定は150万。−1300万ぐらい。
今乗っているプラグインはしっかり査定したことはないのではっきりとはわかりませんが、多分中古車雑誌でみると650〜800ぐらいで店頭に並んでいるので、査定は500がいいとこかなぁと諦めています。オプション込みで1700だったので3年弱で−1200になる計算。今までで一番ひどい値落ちの仕方です。
ケチな私にはたまらない値落ち。
(だったら、無理して買わなきゃいいじゃんと言われそうです…。嫁にはいつも言われております(^^;;)
いっそのこと、値落ちが少ない「ハイエース」に乗り換えてしまおうかと考えることもあります。そしたら、「選挙カー」としても使えるし…。ハイエースの値落ちの少なさは驚異ですよね。
反面、旧車たちの価値はおそらく上がってきています。
前にも書きましたが、113.280SLは、15年前に250万で購入。購入後のレストアに同じくらいの金額をかけましたので、500万ぐらいで手に入れた計算です。
この前、仲の良い同世代の経営者のところへ行った時、「縦目のSLはまだあるの?」と尋ねられ、「もちろん」と答えたところ、「すごい値上がりしているね」とのこと。
彼に見せられた中古車情報サイトをみると、「1400万」とか、私が買った頃とは比べ物にならない価格レンジになっていてびっくりしました。
勿論、ディーラー車であるとか、レストアの度合い、クルマの程度、色など差異の要因は色々あるので、自分のSLの価値に置き代えることはできないのですが…。
でも彼曰く…
「持っていた15年の間に、修理とか税金とか、かけたお金を考えれば、そんなに儲かったとは言えないでしょ^ ^」
いつも毒舌でちくりとしたことを言う彼ですので、気にはなりませんでした…(笑)
グロリア三兄弟にも、現在までに多額のお金を注ぎ込んでしまいました💸
430の値上がりは実感としてあります。
実際に「売って欲しい」という話を何回かいただきました。
Y30やY31はまだまだこれから…といったところでしょうか。
(エンジン以外で電気等を動力源にした自動車へ…世の中はシフトし始めました。この流れはヨーロッパから、やがて世界に拡がることでしょう。エンジン車の新たな登録ができなくなるだけに留まらず、今後もし既存のエンジン車の継続車検が受けられなくなったら…。もしかしたら、旧車の相場は暴落していくことになるかもしれませんね。)
ベンツのSのように、値落ちが凄まじくて、損した気分でもったいなくてなかなか乗り換えられない…という価値の差。
そして、
280SLやグロリア三兄弟のように、愛着度が高くて、いくら高く売れたとしても、自分の中での思い入れが上回っていて、手放せない…という価値の差。
クルマ好きがクルマを手放す時は大抵…
市場価値 >自分の中での価値
になる。
そんな法則なのだろうなぁと。
今のところ、私が所有するクルマはほとんどが自分の中での価値が、市場価値を上回っていて…だから持ち続けているのだろうと。
(新たにクルマを買うためには大概プラスαが必要になるので、「ふところ具合」も大いに関係しますが…)
皆さんと愛車…価値の関係はいかがですか?
ディーラーからの帰り道…そんなくだらないことを思い、またつまらないことを書きました(^^;;
読んでいただきありがとうございました。
良い週末を…^ ^
(9年乗った前車エスティマからデビューしたてのヴェルファイアへ。納車日に撮ってもらった1枚です。あれからもうすぐ3年が経ちます。3年を待たずしてのマイナーチェンジは意外と早かった印象です。この30型アル/ヴェルのモデルライフは案外短いのかも…。
当たり前ですが、このころに比べて、子供たちはすっかり大きくなりました。反面、これも当たり前なのですが、私達夫婦は共に劣化激しく…「ゼロ査定」へまっしぐら…です(泣))
(今日の面談の御礼がLINEメッセージでセールス氏から届きました。最近少し苦戦している様子なので、買って上げられなかったお詫びと共に、彼に日頃の感謝を伝えるべく返信しました。涙が出る…その言葉が表すように、仕事に対してとても誠実で熱心なセールス君…その姿勢にみんな心動かされてきっと君から買ってくれるはずだよ。どんどんお客さん増やして頑張ってね👍)