日曜から2日間にわたりATFの交換を行いました。
画像は外したATパンとATFフィルター。
DIYでATFの交換を行うにはいったんATパンとATFフィルターを外します。
あ、当然外す前にドレンからATFを抜いておきます(抜いたATFは真っ黒!)
GSやショップでの交換は “ATFチェンジャ―” なる機械を使って行いますが、MYACEのように12万キロを超えているとATパンにかなりのスラッジ(鉄粉)が溜まっているおそれもあるので、ATFチェンジャ―にて行うとスラッジを巻き上げて繊細なオイルラインを詰まらせる恐れがあります。
それに比べ、最初にATパンを外し溜まっているスラッジを取り除き(パンの底には3つのマグネットがあるのでそれもキレイに洗浄します)、かつ新しいフィルターに換えてしまえば、上記のようなリスクはかなり少なくなります。
ちなみにATパンはキレイに洗浄して使えばいいのですがこびりついたシールパッキンを剥がすのが面倒なのでこれも新品に換えました。
外した古いATFフィルターの上側(4本のボルトにてミッション内に取り付けてあります)
下側(小窓から見えるフィルターは意外とキレイでした)
ATパンとミッションの合わせ目に使用するシールパッキン。
いきなり組付け後の絵。
組付け途中の画像がないのはカメラがオイルまみれになるのでNG。
この方法によって抜けるATFは約4L、全量は8.3LなのでまだAT内には古いATFが4.3L残ってます。
ATFゲージの差し込み口から新しいATFを抜け出た量の4Lを入れます。
ここまでが一回目の交換作業。
二回目からはドレンボルトを外し、抜けた分だけATFを入れる作業となるのでとても楽ちん♪
二回目からは抜け出るATFは約3L、少しキレイになっています。
このように “一回ごとに数百キロ走行し、ドレンからATFを抜き、新しいATFを注入” の作業を繰り返していけばやがて全量キレイなATFになるって算段です。
計算では20Lあれば5~6回の作業で90%以上新しいATFに入れ替わるはず。。。
今日まで二回目の作業を終え、走行してみるとかなりスムーズになりました。
変速の際のショックも少なくなり、エンジンも軽く回っている印象を受けます、ちょうどエンジンオイルを入れ替えた時のあの感じに似てます。
結果、ATF交換はやらないよりやったほうが絶対いいと思います。
まぁ体中、オイルまみれになりますが・・・(>_<)
Posted at 2018/04/10 16:00:56 | |
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