目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
最近周りで大流行のDIYでキャリパーOH、私も便乗してやってみました♪
みん友の方からラーメン一杯でリアキャリパーを譲っていただき、フロントキャリパーも戴けたので自宅にてOH。これを車体に組み込むことにします。
まずはリアから。動画のようにブレーキホースに自転車の空気入れ(ロードバイク対応の高圧タイプ)を差して、しゅこしゅこするとピストンが動き出します。
しかし、最後に「発射」される際、ブレーキフルードのミストが噴き出し、ピストンもキャリパーに当たってしまうので、ウエスで覆って抜くといいと思います(汗)
んで、抜いたピストンがこちら。きったないですが、ウエスで拭いたら大体落ちました。その後ピカールで軽く磨いて(15秒くらい)ピカピカにしましたが、磨きすぎるともしかしたら表面処理が落ちるかもとのことでしたf(^^;
2
ピストンが抜けたら、ピストンブーツを外します。
まずはマイナスドライバーなどで、ブーツリングを撤去。
リングが内側から外方向にブーツ外側を押して、キャリパーの溝に固定している構造です。
ドライバーをリングの外側に食い込ませ、内側にひねるようにすると、写真のようにぽろっと外れると思います(^^)
これはみん友の方の実演で覚えました♪
3
ブーツが取れたら、ピストンシールを外します。シリンダーに傷を入れないよう、樹脂製のヘラや、竹串を使うと吉です。ただのゴムでテンションもかかっていないので、あんまり力はいらないと思います。
そしたらタワシと中性洗剤で手洗いし、お湯ですすいで乾燥。そしてブレーキフルードでシリンダー内を軽くゆすぎました。
4
あ、スライドピンのブーツも交換します。キャリパーから、写真下のキャリパーサポートを手で引っ張って分離し、ゴムブーツをぐいっと引っ張ると外せます。
ゴムブーツを組む際は、内部に付属の赤い(朱色?オレンジ?)グリスを塗り、スライドピンにもグリスを塗っておきました。
5
新しいピストンシールにブレーキフルードを塗って、シリンダーの溝にはめます。油圧のかかる部分なので、決してねじらぬように組みます。組んだら、指で一周なぞって均一に入っているか、ゴミの付着がないかを確認しました。
それから、みん友の方の整備手帳を参考に、ブーツはめこむ溝にグリスを塗りまして…
6
ピストンの溝とピストンブーツの裏側にグリスを塗って装着!
この状態のピストンをシリンダーに真っ直ぐ押し入れます。
7
ピストン押し込むのがめちゃめちゃ固い…と思ったら少し斜めになっていたり(笑)
しかし、しっかり真っ直ぐ入れても、ピストンシールに当たった途端、押し込みが固くなりました。仕方ないのでピストン先端に薄くグリスを塗ってリトライ。何とか片手で押し込めるくらいの固さで入ってくれました。
写真のように7割くらい押し込んだら、ピストンブーツをキャリパーの溝に割り箸などで押し込み、それからブーツリングをはめます。
ブーツリングは内側から外側方向へテンションを掛けるので、ブーツ外側の耳に内側からリングを当て、順に一周分押し込んでいくようにしてみました。天削ぎの割り箸二本使ったらわりとスムースにできました。
8
キャリパー組み立て完了!
ゴム部分が黒々しているキャリパーを見るのは、もしかして人生初?
これを車両に組み付ける際に、ブレーキホースとの接続にガスケットが2枚ずつ、一台分では計8枚必要になります。
ちなみに、キャリパーサポートは、車体から取り外さず、キャリパーのみ引き抜いて交換した方が速いとアドバイスを受け、やってみました。
サポート側にパッドが付いてるので、パッド脱着が省け、これならアタリも変わらず、作業時間も短縮できて楽でした♪
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