フロントストラットマウントにアルミテープ貼り付け：改良Ver.1

【フロントストラットマウントにアルミテープ貼り付け：改良Ver.1】
　※前回の整備での【新たに発生した現象】の対策です。　

写真は、助手席側です。

　お試しで貼り付けたアルミテープを、ピンキングハサミでカットしたものと貼り換えます。
　併せて、マウント周辺及びＢＡＴＴからのアース端子周辺にもアルミテープを貼り付けます。
　
　【改良後の体感した効果】（注：リヤサス側は、未改良のままです。）
　・エンジン始動時
　　エンジンラジエータファン及びエアコン（コンデンサ）ファンの発生音が低減しました。
　　フロントストラットマウント(助手席側）の、ＢＡＴＴからのアース端子周辺にもアルミテープを貼ったことで、ファンに帯電していた静電気が放電されたものと考えられます。

　・一般道走行
　　①当初のアルミテープ貼り付け時から比較して、前輪タイヤが不正路面の凹凸を踏んだ瞬間からのフロントサスペンションのダンパーの動きが更にスムーズになり、ハンドル及びシートへの振動・衝撃が更に減少しました。
　　②タイヤからのロードノイズが低減しました。当初のときにはなかったものです。

　・高速道路走行
　　後日、高速道路を走行して効果の有無を確認してみます。

写真は、運転席側です。

　左右フロントストラットマウント周辺をウエスで清掃しています。後々、静電気帯電で汚れる個所の有無を判別し易くするためです。

　アルミテープを貼り付ける個所は、更に無水エタノールで清掃しました。

助手席側フロントストラットマウントの、ＢＡＴＴからのアース線接地箇所周辺へ、アルミテープを貼り付けました。
　アース線には、ぐるり一回り巻き付けています。

【アルミテープ及びピンキングハサミ】
　アルミテープは、粘着剤が耐熱性（但し、非導電です）の高い製品（寺岡製作所：８３７１　テープ幅：50mm　長さ：10ｍ）へ変更し、ピンキングハサミはステンレス製：細め３ｍｍとしました。

【アルミテープにローリング加工】
　カットとしたアルミテープを押印マットの上にのせて、手持ち工具の滑り止め加工部（ローリング加工）を手の平で押し付けて転がし、アルミテープ表面を凸凹にします。厳密には、糊面側から行なった方が凸形成になってよいのですが、台紙が厚く、ほとんど凸凹が造作できませんでしたので、表面から行なっています。

これで、更にコロナ放電の増量が見込めます。

【助手席側フロントストラットマウントへのアルミテープ貼り付け状況】