目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ギアに刺さるシャフトの角度を90°動かすことが出来ればなんとかマシになりそうだと考えたのですが、どうやってギアから外せば良いのか判らないままとりあえずこれまでより強く引っ張ってみようという暴挙でした。
“ 替え ” はないので、壊したら大変です。
こんな感じで座金とナットを組み合わせてシャフトのナットを締め込んで行きます。
そう、先日の貧乏ツール 『 アクスルシャフト・インストーラ 』 と同じ発想です。
それしかないのか って感じですが・・・。
2
チキンなワタシにとって、化粧板にメリ込んでいく座金は大変な恐怖でした。
だって、ギアがぶっ壊れたら“ 替え ”が無いんですから。(しつこい)
決定的に壊れる直前に緩められるように、ホントにビビりながらナットを締めていきました。
何回目かのチャレンジで 『 パキッ!! 』 ときまして、てっきり壊したのかと被害確認を
したところ・・・
根元から少しだけスプラインが顔を見せておりました!!
3
もう嬉しくて嬉しくて、安心して残りを抜き取りました。
4
このくらいの状態が正常な停止位置でのワイパーアームクランク孔の向きですが、当然ながらギア単体での見た目とモーターに組み込んで車体に取り付ける状態とは違うワケでして、これらを考えながら90°向きを変えるワケです。
5
さて、シャフトの角度を90°ずらしてギアに戻すワケですが、抜くのにあれだけ苦労したシャフト、そんなにすんなりと入るワケがありません。
というワケで、以前ブッシュの打ち替えに使用した油圧プレスに助けてもらうことにしました。
まずなるべく安定してチカラが掛けられるよう、治具(笑)を作りました。
小さい孔にギアのピボット(突起?)を入れます。
6
プレスが安モノのせいかすぐにずれてしまうので、真っ直ぐ挿し込むのに気を遣いました。
7
めりめり・・・。
これだけ気を遣っていても、ちょっぴり斜めってますね。
8
様子を見るためグリスなどは充填せずに組み立て、車体に取り付けて早速試運転です。
・・・惜しい!!
一旦下がりきってからチョコっと上がっての停止です。
『 行き過ぎてしまった 』 ようです。
もう少し手前で停止させなければイケなかったのです。
その5へ続く。
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