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十匹狼のブログ一覧

2019年09月17日 イイね!

ゼルビス、フルエキになる

ゼルビス、フルエキになる どうも、おはこんばんにちは。
 最近めっきり更新サボってる十匹狼です。

 ところで、私のような変態の記事を読んでる人ってどれだけいるんですかね?
 ひいては「ゼルビス」というマイナーand部品がないよ……な車種を好んで乗り、更にはカスタムしようとしている奇人変人(誉め言葉)はどれだけいるのでしょうか?

 ゼルビスの原型がなくなりつつあり、ゼルビス乗りに会ってもゼルビスだと気がついてもらえないついこの頃……。
 ゼル弄り人口が気になった次第であります。


 さて、ゼルビスのフルエキ化はちょくちょく記事を見かけます。
 現車にお会いした事はございませんが……。

 主な所では、VTR250のマフラーの流用。ただし、取り回しの都合上、アンダーカウルが着かなくなる。
 そして、今でも作ってるのでしょうか? メタルスピードさんの所のゼルビス用フルエキゾーストマフラー。こちらはアンダーカウル装着可。

 また、メタルスピードさんからは各車種専用でバイクのターボキットが出ているようです。
 ゼルビス用もあり、しっかりとセッティングすれば60馬力以上でるとか……。(ゼル純正は36馬力)

 とてもワクワクする話ではありますが、私の財布では賄えいきれない上、エンジンを維持するのがとても大変そうなので、着ける予定はありません。


 ちょっと話が逸れたので、元に戻します。
 上で挙げたゼルビスをフルエキ化する2つの方法。勿論、そのまま真似してしまえば簡単に憧れのフルエキが手に入ります。
 しかし、ただ真似したのでは詰まらない。
 誰もやらない(やろうとしない)事をしてこその私であります。えぇ、わかってます。自分が変人だって……。


 でも買っちまったんだからしょうがねぇ!



 手元に届きましたのは、VT250-F用のフルエキゾーストマフラー。マッドマックスさんの所の商品でございます。

 何故これなのかといいますと、同じVT系の車種だから、着くんじゃね? という安直な考えと、某上がるGarageで新古品が¥30,000しないお値段で出回っていた事によります。

 そう、基本的に私の行うカスタムは安易な考えとケチケチした貧乏思考によって成り立っております。


 はてさて、取り付けにあたり、いろいろ調べた結果、どうやらVTエンジンというのは途中で若干の仕様変更がされているっぽいという事わかりました。
 どうにも、ヘッドの設計がVTZの前期型と後期型を境に変更されているみたいです。確証はありませんが……。

 なにはともあれ、そのままでは着かない事に変わりなし。
 ならば作ろう! 車体に合わせる為の部品を!

 と、いう訳で作りました!
 車体サイズの違い、エキパイの取り回しの違いを解消するための中間パイプを!

 それがこちらです!






【no image】


 はい、写真撮り忘れました。
 気が付いたのは、組付けが全て終わった後……。

 Q. なぜ十匹狼は写真を撮り忘れるの?
 A. ばk…… ノリと勢いだけで生きているからです。


 ちなみに、先の写真で一番右に転がってるのは、ゼルの純正エキパイです。
 左に転がっているサイレンサーは、ゼルビス用のスリップオンのサイレンサーです。ずっと使ってるお気に入りです。
 そして、これから取り付けるエキパイの後端にひっ着いているのは、お気にのサイレンサーを取り付けるためのパイプ径変換アダプター。

 なぜそんな奴らが写り込んでいるかといえば、既に作業が中盤に差し掛かってから慌てて撮った写真だからです。

 Q. なぜ十匹狼は作業開始前の写真を撮らないの?
 A. バカだからです。







 マフラー着いてないエンジン。
 必要な所は撮らないのに、こんなのばっかり撮ってる!



 そんなバカですが、中間パイプは作れました。

 材料はホームセンターのステン管だけどな!
 手摺です。階段の。
 でもできました。径ピッタリでした。

 ちなみに、ゼルビスのエキパイはφ35です。


 この後、付属のサイレンサーに比べてお気にのサイレンサーが長すぎた為に、エキパイの後ろを115mm切り落としたり、手作り中間パイプから排気漏れてステー追加したりいろいろやって、完成しました。




 まんぞく……。

 この後、排気が抜けすぎて低速トルクがなくなり、バカでかいバッフルを突っ込んだのは、また別のお話。




 【追記】

 実は、私の記事はタイムリーではないです。
 どういう事かといいますと、投稿しているのは、半年から下手したら一年以上前にやった事なのです。
 すっげー昔の事を記事にしているのです。(この記事も、実際に作業したのは2018年の8月)


 決してめんどくさがっているとか、さぼっていたとかじゃありません。断じて!

 ……ごめんなさい。ちょっと(どころではなく)サボッてます。


 今、私のゼルビスはミラーがカウルマンウトになったり、ブレーキがフローティングタイプのウェーブディスクになったり、キャブがYOSIMURAになったりいろいろしていますが、それはまたの機会で。

 いつか、これまで弄ったけど記事にしてない事や、記事にはしたけど写真なかったりでイマイチわかり辛かった所を写真撮り直したりして総集編みたいなのしようと思います。

 順番通りにいけば、次回はカウルミラー編です。
 ゼルビス弄りたいけどどうすればいいか判らない。この部品つけいけど怖いから先駆けた変態の情報がほしい! という方は次回をお楽しみに。

 それでは、アディオス!
Posted at 2019/09/17 17:28:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | カスタム~ | 趣味
2018年12月21日 イイね!

ゼルビス、バックステップ化!

 タイトルを見て、「バカな!?」と思ったそこのあなた。こんにちは。
 そう思わなかった方もこんにちは。

 十匹狼です。

 今回も例のごとく写真少なめ文章(ほぼ無駄な文)多めでお送りしようと思います。


 はてさて、私の愛馬ことゼルビスですが、カスタムパーツが殆どありません。
 不人気車ゆえの宿命です……。

 だがしかぁーーーし!!
 そこで諦めたら男が廃るぜ!


 という訳で、今回もやっていきましょう。

 まずは、今回使う物の紹介から────



 CBR250RR用のバックステップ

 こちら、某車とバイクの中古品ガレージで8000円でこざいました。
 安っ……!

 バックステップなんて普通に買ったら2~30000はしますよ、お客さん。
 それがたったの8000円! お買い得商品です!


 ……買うしかねぇ!

 え? 着くわけねぇだろって?
 当たり前です。
 寸法が全く違います。

 でもそれを加工して着けるんです!
 デカけりゃ削れ! 足んなきゃ継ぎ足せ!
 ポン着けなんて甘えだ!
 改造は部品を車体に合わせてなんぼじゃい!
 加工すれば何でも着けられるのだぁー!


 ……話が脱線しかけたので、元にもどします。

 まず、ゼルビスのステップのネジ穴のピッチを調べます。
 次いで格安で買ったステップのピッチを……

 ……あれ? これ、ネジの大きさM8じゃね?(ゼルビスのステップはM10)


 ……

 ……………

 …………………………。


 詰んだやん。



 ピッチどうこうの問題じゃねぇ……。
 ネジの大きさがぜんッぜんちげぇもん!!

 ドリルで拡張しようにもネジの掛かりがギリギリになりすぎて危ないし……。
 M10をM8に変換できるなんて都合のいい部品はないし……。


 いや、まてよ──────


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄





 はまったぁーーーーーー!!

 ぴったり入ったぁーーーーーー!!!!


 なんてフィット感!

 まるで「こうして使って下さい」と言っている様ではないか!!


 (チガウヨ! ボク コノシャタイヨウ ジャナイヨ!!)

 知ったことか!!

 着けばええんや、着きさえすればそれで!




 これ何がどうなっているかと申しますと、L字型のアルミ棒でステーを自作、そこにステッププレートを固定しているのです。
 上下の大きい六角ネジが、本来純正ステップを固定するネジになります。
 で、その間にぴったりとはまってくれたステッププレートさん。ほぼ無加工で取り付けられた事には、私自身おどろきを隠せません……。

 なお、写真には写っていませんが、ステップの位置を合わせる為に、裏側には10mmのスペーサーが挟んであります。
 結構むりやり着けた感はありますが、強度はしっかりと確保してあるので、立ち乗りしても大丈夫です。

 まぁ、しませんが……


 一度試しましたが、バックステップのポジションで立ち乗りすると、何の罰ゲームかと思うくらい腰にきます。



 ちなみに、気が付いた人もいるかと思いますが、最初の写真で、途中からシフトリンクの色が変わっているのが確認できるかと思います。


 実はこれ、某Amaz〇nにて販売されていた『リンク式ペダル(ホンダ系?)バックステップ加工用に』を、継ぎ足しているのです。
 長さが足りず、真ん中にホームセンターで買ったM6のねじ棒と高ナットが追加されているのはご愛敬。

 驚くのはそのお値段、合計してもたったの980円!
 こんなに安く買った部品だけでバックステップが組めていいんでしょうか?

 いいんです!!


 と、いうわけで。

 こんなにも安くバックステップ化ができてしまいましたよ。というあるゼルビス乗りのお話でした。

 カスタムはより安く、よりカッコ良くが私のモットーです。
 自己満足ですけどね(笑)


 皆さんも、部品がないからと諦めず、使えそうな物を見付けて、拾って、いろいろ試してみてください。
 もしかしたら、あなたのバイクにも付けられるかもしれませんよ?


 それではまた! アディオス!!
Posted at 2018/12/21 19:41:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味
2018年06月13日 イイね!

ホムセン箱 on the ゼルビス

ホムセン箱 on the ゼルビス「収納ほっすぃいーーーーーーーーー!!!」
 どうもみなさん。バイクは絶好調でもライダーはいつも何処か(主に頭が)壊れている。十匹狼です!


 さて、既に題名で全てを語っていますが、この度私の愛馬ゼルビスに箱が載りました。

 収納Lv 大幅UP!
 やったね!!



 はてさて、とくに難しい作業もなにもなく「ただ載せただけ」なので、いつもみたいな説明になってない説明は省こうとおもいます。

 今回用意したものは、ホームセンターで売ってる工具とかをいれるやつ。
 俗に言う「ホムセンバコ」ってやつですね。

 まぁ、この箱が安いのなんの……。
 締め付ける為のベルトも含めてなんと驚き¥5000!!
 この価格で67Lの大容量!!
 なんてお得なんでしょう。某2輪専門ショップで見たパニアケースは¥24000もしやがりましたのに!!


 見た目はちょいとあれですが、収納スペースを気にする事なく買い物ができるようになったので、よし!


 コイツのお陰で部品からウェアまで買いたい放題です。
 しかし、いいことばかりか? といえばそうでも無かったり……。
 見た目でわかる、というか積む前に気が付くべきものだったのですが(←後先考えないバカ)
「コイツ、空気抵抗がすげぇ……。空気の力ってやつを、あまく見てたぜ」

 という訳で、空気抵抗ましましでございます。
 もともとそんなにとばす訳でもないので、気にならないといえばまぁそうですが、高速道路を走る時は気にならざるを得ません。
 100km/hから先が苦しいです。

 ふっとミラーをみると、なんか空気に押されてちょっとボックスが後ろに傾いてるような……。
 たぶん気のせいかな?


 いずれにせよ、この抵抗は頂けない。
 上体を起こして乗れば、背中の影に隠れて少しましになるが、結局その分の風は私が受けてるわけで……。
「つらいやん……」


 近い内にこの箱は降ろすかも……。

              ─完─

 おまけ


 日本原高原での一枚。買い物をするつもりが、何故か寄り道でこんなところまで来てしまった……。
 やっぱり、このライダーは頭がこわれてるね! すっごーい!
Posted at 2018/06/13 19:28:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | カスタム~ | クルマ
2018年01月06日 イイね!

ゼルビス! メータードレスアップ作戦!

 新年明けまして、おめでとうございます。
 東京でも雪が降る程クソさみぃこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 私は、寒風吹き荒ぶ軒下で愛馬(バイク)と戯れております。
 鼻水がとまらねぇぜ。ちきしょう……。


 鼻水はさておき、なぜ私がこんな所にいるかと言うと、「メーター周りが寂しい気がしたから」である。
 シンプルなのも確かに見やすいが、いかんせん華がない……。
 車体だって塗装したんだもの。メーター周りもカスタムしましょうそうしましょう!



 ………………。


 ……今回は写真もあるぜ!




 

 では早いとこ作業を進めてしまいましょう。
 ぱっぱっと終わらせてコタツでみかんを食べたい!


 というわけで早速工具箱を担ぎ上げ、玄関へ降りてサンダルを突っ掛けていざ愛馬の元へ。
 昨日ぶりに見るわが相棒のすがたを前に震えがとまりません!(9割方寒さのせい)
 気温3℃ くもり空の下で作業開始。

 まずは、アッパーカウルを外すために、邪魔になるモノ共を外します。
 ゼルビスの場合、ヘッドライトの電源線とウィンカーを外す事になります。

 私のゼルビスの場合、ウィンカーは自作したカウルに埋め込むタイプのウィンカーなので、電源を抜くだけです。
 純正ウィンカーをお使いの方は、ウィンカー配線を抜いた後、ウィンカー本体をブラケットから外してカウルから抜き取ってください。

 ゼルビスのフロントウィンカーには、線が三本あります。
 左は、オレンジ×2 緑×1
 右は、水色×2 緑×1

 です。


 本体は、10mmのナットを外してぐりぐりしながら引っ張れば外れます。

 ヘッドライトの電源は後ろに引っ張ればそのままスポンッと抜けますので、メーター下から手を突っ込んで手探りで抜き取ってしまいましょう。


 カウルに繋がる配線類が全て外せたら、カウル本体の取り外しに入ります。
 カウルは、左右それぞれ六角ネジが二つずつと、タンクの下の穴に引っ掛かる爪一つでとめられています。
 始めに、左右のネジ計四つをぽんぽん外してしまいましょう。この段階でカウルが外れて落ちるという事はありませんので、どんどん外してしまいます。

 ネジが全て外れたら、次にタンクの爪を抜き取ります。カウル後端を下から覗き込むと、爪が見えるので、その場所を手前にぐいっと引いて外しましょう。
 ここまで来たら、あとはゼルビスの前に回り込んで、正面からカウルを抱え込むようにして左右に開きながら引っ張っるだけです。
 すると、ゼルビスの頭をもぎ取る事がます。

「かしら、討ち取ったりぃーーーー!!」


 この時メーターとカウルが引っ掛かっているので、カウルが割れそうな恐怖と闘いながら思いっきり外に広げてやりましょう。
 チケットボックスは付けたままでもカウルを取る事は可能ですが、作業がしにくいので、外してからやる事をおすすめします。



 続いて、メーターパネルの取り外しです。
 始めにメーターに繋がってるコネクタ二つと、ギボシ端子を抜きます。



 今回外される奴らのお姿はこちらです。
 色がしっかりと分かれているので、組み立てるときに間違えようがありません。
 親切だね。

 コネクタは、爪が引っ掛かっているので、上手く押してやりながら引き抜いてください。
 上手く抜くコツは、わかりません!
 とにかく上手くやってください。……センスで!

 電気系の線が抜けたら、続いてスピードメーターのワイヤーを外します。
 ワイヤーはネジと同じ要領で留まっています。
 スピードメーターの裏側を覗いてワイヤーの根元をぐるぐる回して外しましょう。


 上記を全て外し終えたら、メーターパネルをブラケットに固定するボルトを外しにかかります。
 大きさは10mmです。
 メーター裏3ヶ所でとめられているので、それら全てガチャガチャスッポンスッポン外してしまいましょう。

 ワッシャーが噛ませてあるので、無くさないように注意します。
 各々の位置は、写真の通り。



 お気づきの方もおられるだろう……。
 あれ? スピードメーターのケーブル付きっぱじゃね? と……。

 ……外し忘れです。
 皆さんはこんな事にならないように気を付けましょう。
 まぁ、メーターをブラケットから外す時に繋がってなければ問題ないのですが……。

 …………。


 問題ないもん!!



 あとは、メーターを鷲掴みにしてハンドル側に引っ張るだけです。
 すると、メーターがそのままゴッソリ外れます。

 そして、全て外し終えたお姿がこちら……。




 ………………。

「ダレダオマエハ?」
 ↑(貴様の相棒だ

 ここで1度、外したメーターを持って部屋へ戻る事にします。
「寒すぎだろ……。昨日まで晴れてたのに」

 コタツは「史上最強の対寒波兵器」ですね。
 はぁ、あったけぇぜ!


 と、あまりぬくぬくしていると私のMP(メンタルポイント)がゼロになってしまいますので、早いとこ作業を進めます。
 基本めんどくさがりなので、最初のテンションをできるだけ失わないようにしながら作業を進めなくてはなりません。

「…………。イェエェェェーーーーーーーイッ!!!」



 このテンションを下げないままで作業続行。
 最初に、メーター裏のネジ六本をジャスティスッ!(外す)

 この時、配線を纏めるねじだけは長さが異なるので、混ざってしまわないようにしてくださイェエェェェーーーーーーーーイッ!!!!


 続いて、メーターを表にして、黒いプラスチックのケースを前方に引き抜きます。
 オドメーターのリセットボタン? がゴムのキャップにはまっているので、そこだけ気を付けながら少しずつ浮かせていきましょう。

 ここまでくれば、後は楽勝です。
 透明なカバーを外し、メーター本体をむき出しにします。




 わぁお。シンプル。
 メーターって丸く見えるけど、四角かったんだなぁ(み⊃を)

 さてさて、ここで登場しますは、黒地に銀の「HONDA」ステッカー。そして、お馴染みトリコロールカラーの「HRC」ステッカー。
 こいつらをタコメーターの空白にベッ!と張り付けます。

 少しステッカーが大きく、文字が隠れてしまうので文字盤に合わせて切り取ります。
 うーん、ギリギリだなぁ……。

 でも…………、よし。



 組み上げに入ります。
 分解時の概ね逆順の作業するだけなので、詳しい説明は省いてペッペッペーッと進めていきしょう。

 はい、まずはメーターのレンズどーーんっ!!
 パッキンを忘れるなよ。ルーキー!

 外側のカバーをへいへいへーい!
 オドメーターのリセットボタン(仮)が上手くハマるように指で調整してやりましょう。

 外していたネジを戻して……
 はい! メーターパネル完成!

 完成ったら完成!!


 できあがったメーターパネルを携えて、愛馬の元へもどります。
「う、寒い……!」

 十匹狼のMPが20下がった!

 しかし、ここで止まっては男が廃るというものです。


 はい、メーターをブラケットにどーーーんっ!
 裏側のナットギュィイーーーーン!!
 コネクター類ぽぽぽぽーん!
 スピードケーブルギュリンギュリン……。

 メーターに繋ぐもの繋いだらカウルをパイルダーオン!

 点灯チェック!!
 シャキーーンッ!

 …………。


「……あれ?」
 ライト点かね。

 電源の挿し忘れ乙!!


 線を全て確認してもう一度……。

 点灯チェック!!
 ファイヤーッ!

 今度はちゃんと点きました。

 そして、完成したお写真がコチラ! どん!



 うんうん。視認性が犠牲になった気がするが、カスタムされてる感が出た。
 まんぞく……。



 一度メーターをバラしたので、しっかりと動くか確認します。
 「エンジン、コンタクト!」

 寒すぎてエンジン吹けないけどメーターはちゃんと動いている。
 異常なし!


「エンジン、カット!」



 ……。

(メーター モウイッコアルデショ?

 ……………。



 ……スピードメーターの確認はまた今度。ね?
 だって寒いもん……。


 十匹狼のMPが0になった!
 十匹狼は愛馬にそっとシートを被せた!


 コタツでみかんをたべますか?

  はい ←
  いいえ



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄

 ~後日~

 ドゥルルンッ!ドゥルン!
「イェエーーーーーーーーーーーーーーイッ!!」

 スピードメーターはちゃんと動きました。
 信じてたよ! ちゃんと動くって!!


          ~fin~
Posted at 2018/01/06 22:12:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | カスタム~ | 趣味
2017年10月16日 イイね!

ゼルビス、スプロケット&チェーン交換 part.2

 さて、前回に引き続き写真なしでお送りいたします。
 写真を撮る気がなかったとか、撮るのがめんどくさかったとかではありません。決して。


 「何故Part.2?」と思われた方は前回の記事をお読み下さい。2回に別かれた理由がおわかりいただけます……。



 では、参りましょう。ゼルビスのチェーン交換。と、いうかチェーンのカシメ。


 まずは、先日届いた amaz〇n の箱を開封! 中から取りだしますはチェーンカッタ~~。
 中国製です!
 ↑前回から何も学んでない。



 ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 あの日……、パソコンの画面を前に、私は立ち尽くしていた。映し出される amaz〇n のお買い物画面。表示された無慈悲な価格。
 た、高い。高すぎるよぉ……。

 でも、でも! これが無いと、ゼルビスはいつまでも車庫から出られない!
 走れないバイクなんて、そんなの……、四角いタイヤと同じじゃないか!!

 …………。


 ……四角いタイヤなんてあるのか?



 そんな時、目に飛び込んで来たのは、3000円の文字。
 詳しく見てみれば、前回大波乱を巻き起こしたあの中華チェーンカッターではないか。

 あの時、チェーンに対するコイツの強度が足りないばかりに……、足りなかったばかりに……。


 同じ轍は踏まない。そう心に誓いながら私は、────


 そのチェーンカッターを、カートに入れた。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄


「いや、かの国の製品だし? 個体差とかすごいじゃん? きっとこの前のが偶然弱かっただけだ。きっとそうだ。………………大丈夫かなぁ……」

 でも、3000円やで? 並み居る商品達の中、値段10分の1以下やで?
 あとカシメるだけでええんや。ピン2本カシメられたら、それで……。



 そして、金がねぃ! な私は再びコイツを手にしてしまった。
 不安だ……。

 しかし、世界がひっくり返ったとしても、私の手元にチェーンをカシメられる道具はコイツしかない。


 やるしかないんや……、これで。



 さっそく作業場へ足を運び、チェーンカッターを組み上げる。
 本体に持ち手を取り付け、始めから入っているカットピンを本体から外す。ここまでは順調。

 が、カシメ用のピンを取りだし、本体に差し込んでみると────

「……入らん」

 何故でしょう? カットピン三種類はキレイに入るのに、コイツだけやけに引っ掛かって入ってくれない……。
 無理矢理おし込んで見るが、やはり入る気配はない。どうしたものか……。


 カシメピンを試行錯誤しながら本体に押し付ける事十数分。私は、ある結論に至った。

「…………………………………。」

「削ろ……」


 入らないのでは仕方ない。
 ちなみに、前回ハンドルがポッキリ逝った方に付属していたカシメピンも試してみたが、結果は同じだった。
 カシメ用のピンだけ元々太い設定なのだろうか?


 何はともあれ、少し細くしてやれば入る訳だ。しかし、これをグラインダーやヤスリで削るのはなぁ……。
 そこで脳裏を過ったのは、高校時代に見た「旋盤」。(私は工業高校を出ている)

 旋盤とは、棒状の部材を回転させて刃を押し当てて削る工作機械である。あれを使えば、たったコンマ数ミリなど文字通り一瞬で削れる。


 「でも旋盤なんて手元にあるわけがないし……」


「……"ドリルドライバー"で代用するか!」
 案ずるより産むが易し。早速充電済みのドリルドライバーのチャックを全開に空け、カシメピンを挟む。
 まるでこうして使ってくださいと言わんばかりのピッタリ加減ではないか。そのまま回してみるが回転の芯もずれていない。

 行ける!!
 いや、行けと言っている!
 僕の魂が叫んでるんだ!
 このまま、ピンを削れと……!!

 魂の叫びに従い、私はヤスリを構えてドリルをトルク全開の正転にスイッチ!

「いざ!」

 トリガーを引いた瞬間、チュイーーーンッ! という甲高いモーター音と共に高速で回転しだすドリル。

 ガリリリリリリッ! という音と共に時折火花を散らすカシメピン。


「ふははははっ! 削れろ削れろ! 鉛筆のように!!」

 ちなみに私は、こんなにアグレッシブな鉛筆の削りかたは見たことがない。


 そうこうしている内に、塗装が剥がれ、金属らしい光沢が出てきたカシメピン。
 ドリルから取り外してチェーンカッターに差し込んでみる。

 すると、何の抵抗もなく簡単に入ったではないか。
 ガタ付きもない。


「ふふっ。大勝利……!」

 やったぜ。



 後は、これでチェーンのピンをカシメてやればいいだけだ。
 チェーンのカシメたい所を本体で挟み込み、ハンドルをぐりぐり回してピンを押して行く。
 固くなった所でもう一踏ん張り、ハンドルのケツにラチェットを噛ませてさらに押し込む。

 手に伝わるピンがカシメられる感触。これだ、これを待っていた!!


 ある程度カシメたところでチェーンカッターを外し、チェーンの状態を確かめてみる。
 割れなし、動きよし!
 どの程度カシメれば良いかは正直勘だったが、初めてにしては良くできたんでね? と思える出来映え。

 この調子でもう一丁。

 次のピンに狙いを定め、先程と同じようにカシメていく。
 一度経験してしまえば楽勝! と、ラチェットを噛ませ、ぐいっと押し込んだ。

 あと少しかな? と思い、更に押し込もうと力を入れた。



 …………。


「……やってしまった」

 作業場に響く悲しい音。ぱきんっ! という切ない断末魔を残し、チェーンカッターは天に召された。

 なぜだ。なぜなんだ……。1本目はちゃんとカシメられたじゃないか……。


 暫く放心状態のまま、チェーンカッターのケースに入っていた説明書に目を通す。
 もちろん、日本語での表記は無く、全て漢字。
 しかし、読み取れる文字を辿って文章にしてみると、次のような内容を読み解くことができた。

『これは、小型2輪自動車のチェーン交換を目的としています。概ね125cc以上の二輪車には合わない場合があります。本体の改造は破損の原因となるため、お止めください。純正のチェーン以外には使用しないでください。』



 ……………。

 私が悪いのか?
 ↑(他に誰がいる?


 たしかに、説明を良く読まず(というかまったく読まず)にぽちったが、こんな結末が待っていようとは……。

 まぁ、ポジティブに考えよう。
 小型2輪用のチェーンカッターで良くやったよ。うん。
 カチンコチンのRKのチェーンでもちゃんと作業できたし?
 目的は達成したからええんやない?

 何より、2つ買っても6000円で済んだのだ。大丈夫。損はしていない……。

 よし。


 自己暗示が済んだ所で、作業再開。
 今のままだと、チェーンがだるんだるんしているので、しっかりと張ってやります。張り具合は車種によって異なりますが、ゼルビスの場合、チェーンの中央を指で持ち上げて2~3cm程度の余丁があれば良いようです。

 調整は、スイングアーム後端のダブルナットになっている所で行います。名前はわかりません。

 まず、外側のナットを内側のナットに干渉しない所まで緩めます。
 緩めたら、次に内側のナットをできるだけ左右均等になるように締めていきます。
 すると、アクスルシャフトが少しずつ後退し、チェーンが張られていきます。

 この時、気持ち程度左側(チェーン側)のナットを多めに締めておきます。
 理由は、最後にチェーンのラインが真っ直ぐになるようにしてやる作業をしなくてはいけないのですが、その際に右側のナットを少しずつ締め付けて調整してやるとそよ作業が簡単になきるからです。

 始めにチェーンの弛み具合を決めてしまい、それ以後左のナットは弄らず、右のナットでチェーンが真っ直ぐになるように調整する。といった感じで作業を行います。

 ちなみに、締めすぎてしまった場合、ナットを緩めただけではアクスルシャフトは前に戻りません。
 ナットを緩めた後、タイヤを蹴飛ばして前進させてからやり直しましょう。


 チェーンラインまできまったら、それまで放置していた外側のナットを締め付けます。
 締め付ける力は、外側のナットが内側のナットに触れてから少しキツくする程度にしましょう。
 あまりキツく締めてしまうと、アクスルナットを締めた時に割れてしまいます。

 また、この際内側のナットが回ってしまわないようにレンチを噛ませるのをお忘れなく。
 調整がやり直しになります。


 全ての調整が済んだら、最後にアクスルナットを規定トルクで締め付けます。
 シャフトの位置がずれてしまわないように注意しながら、シャフトとナットの両方にラチェットを噛ませ、ギュリギュリまわしてあげましょう。

 仕上げに、トルクレンチを使ってしっかりと規定トルクでカチッと締めて足回りの作業は終了です。


 そして最後に、チェーンとスプロケットに注油。手でくるくる回してみたり、エンジンかけて軽く慣らしがてらぐるぐる回してみたり……。


 一週間ぶりにゼルビスの咆哮を聞いた!

「相変わらず痺れる音だぜ! 我が愛馬よ!!」



 と、エンジンの音を聞いていたらどうしても走りたくなってきてしまった。
 こうしては居られん!

 一度エンジンを止め、工具を握りしめ、チェーンカバー、スプロケットカバー、ステップをぱっぱっぱーと組み上げる。

 もちろん、締め付けの点検も忘れずに!!


 全て組み上げたら、遂に完成!! 減速比の変わった新生ゼルビス!
 やったよ! やっと走れるよ!!

 早速、ヘルメットを被り、グローブをはめ、エンジンスタート。
 はぁああん! いい音だよぉおお!!←(もう手遅れ


 そして私はその日、慣らし運転がてら一人ツーリングに出発し、約4時間を掛けて300kmを走破した。

 慣らし運転ってなんだっけ?
Posted at 2017/10/16 22:49:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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 どうも!おはこんばんにちは!十匹狼です。  初免許。初バイク。初公道!私の初めては、ゼルビスにあげました…。  ───────冗談はさておき、私のゼルビス...
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