新年明けまして、おめでとうございます。
東京でも雪が降る程クソさみぃこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、寒風吹き荒ぶ軒下で愛馬(バイク)と戯れております。
鼻水がとまらねぇぜ。ちきしょう……。
鼻水はさておき、なぜ私がこんな所にいるかと言うと、「メーター周りが寂しい気がしたから」である。
シンプルなのも確かに見やすいが、いかんせん華がない……。
車体だって塗装したんだもの。メーター周りもカスタムしましょうそうしましょう!
………………。
……今回は写真もあるぜ!
では早いとこ作業を進めてしまいましょう。
ぱっぱっと終わらせてコタツでみかんを食べたい!
というわけで早速工具箱を担ぎ上げ、玄関へ降りてサンダルを突っ掛けていざ愛馬の元へ。
昨日ぶりに見るわが相棒のすがたを前に震えがとまりません!(9割方寒さのせい)
気温3℃ くもり空の下で作業開始。
まずは、アッパーカウルを外すために、邪魔になるモノ共を外します。
ゼルビスの場合、ヘッドライトの電源線とウィンカーを外す事になります。
私のゼルビスの場合、ウィンカーは自作したカウルに埋め込むタイプのウィンカーなので、電源を抜くだけです。
純正ウィンカーをお使いの方は、ウィンカー配線を抜いた後、ウィンカー本体をブラケットから外してカウルから抜き取ってください。
ゼルビスのフロントウィンカーには、線が三本あります。
左は、オレンジ×2 緑×1
右は、水色×2 緑×1
です。
本体は、10mmのナットを外してぐりぐりしながら引っ張れば外れます。
ヘッドライトの電源は後ろに引っ張ればそのままスポンッと抜けますので、メーター下から手を突っ込んで手探りで抜き取ってしまいましょう。
カウルに繋がる配線類が全て外せたら、カウル本体の取り外しに入ります。
カウルは、左右それぞれ六角ネジが二つずつと、タンクの下の穴に引っ掛かる爪一つでとめられています。
始めに、左右のネジ計四つをぽんぽん外してしまいましょう。この段階でカウルが外れて落ちるという事はありませんので、どんどん外してしまいます。
ネジが全て外れたら、次にタンクの爪を抜き取ります。カウル後端を下から覗き込むと、爪が見えるので、その場所を手前にぐいっと引いて外しましょう。
ここまで来たら、あとはゼルビスの前に回り込んで、正面からカウルを抱え込むようにして左右に開きながら引っ張っるだけです。
すると、ゼルビスの頭をもぎ取る事がます。
「かしら、討ち取ったりぃーーーー!!」
この時メーターとカウルが引っ掛かっているので、カウルが割れそうな恐怖と闘いながら思いっきり外に広げてやりましょう。
チケットボックスは付けたままでもカウルを取る事は可能ですが、作業がしにくいので、外してからやる事をおすすめします。
続いて、メーターパネルの取り外しです。
始めにメーターに繋がってるコネクタ二つと、ギボシ端子を抜きます。
今回外される奴らのお姿はこちらです。
色がしっかりと分かれているので、組み立てるときに間違えようがありません。
親切だね。
コネクタは、爪が引っ掛かっているので、上手く押してやりながら引き抜いてください。
上手く抜くコツは、わかりません!
とにかく上手くやってください。……センスで!
電気系の線が抜けたら、続いてスピードメーターのワイヤーを外します。
ワイヤーはネジと同じ要領で留まっています。
スピードメーターの裏側を覗いてワイヤーの根元をぐるぐる回して外しましょう。
上記を全て外し終えたら、メーターパネルをブラケットに固定するボルトを外しにかかります。
大きさは10mmです。
メーター裏3ヶ所でとめられているので、それら全てガチャガチャスッポンスッポン外してしまいましょう。
ワッシャーが噛ませてあるので、無くさないように注意します。
各々の位置は、写真の通り。
お気づきの方もおられるだろう……。
あれ? スピードメーターのケーブル付きっぱじゃね? と……。
……外し忘れです。
皆さんはこんな事にならないように気を付けましょう。
まぁ、メーターをブラケットから外す時に繋がってなければ問題ないのですが……。
…………。
問題ないもん!!
あとは、メーターを鷲掴みにしてハンドル側に引っ張るだけです。
すると、メーターがそのままゴッソリ外れます。
そして、全て外し終えたお姿がこちら……。
………………。
「ダレダオマエハ?」
↑(貴様の相棒だ
ここで1度、外したメーターを持って部屋へ戻る事にします。
「寒すぎだろ……。昨日まで晴れてたのに」
コタツは「史上最強の対寒波兵器」ですね。
はぁ、あったけぇぜ!
と、あまりぬくぬくしていると私のMP(メンタルポイント)がゼロになってしまいますので、早いとこ作業を進めます。
基本めんどくさがりなので、最初のテンションをできるだけ失わないようにしながら作業を進めなくてはなりません。
「…………。イェエェェェーーーーーーーイッ!!!」
このテンションを下げないままで作業続行。
最初に、メーター裏のネジ六本をジャスティスッ!(外す)
この時、配線を纏めるねじだけは長さが異なるので、混ざってしまわないようにしてくださイェエェェェーーーーーーーーイッ!!!!
続いて、メーターを表にして、黒いプラスチックのケースを前方に引き抜きます。
オドメーターのリセットボタン? がゴムのキャップにはまっているので、そこだけ気を付けながら少しずつ浮かせていきましょう。
ここまでくれば、後は楽勝です。
透明なカバーを外し、メーター本体をむき出しにします。
わぁお。シンプル。
メーターって丸く見えるけど、四角かったんだなぁ(み⊃を)
さてさて、ここで登場しますは、黒地に銀の「HONDA」ステッカー。そして、お馴染みトリコロールカラーの「HRC」ステッカー。
こいつらをタコメーターの空白にベッ!と張り付けます。
少しステッカーが大きく、文字が隠れてしまうので文字盤に合わせて切り取ります。
うーん、ギリギリだなぁ……。
でも…………、よし。
組み上げに入ります。
分解時の概ね逆順の作業するだけなので、詳しい説明は省いてペッペッペーッと進めていきしょう。
はい、まずはメーターのレンズどーーんっ!!
パッキンを忘れるなよ。ルーキー!
外側のカバーをへいへいへーい!
オドメーターのリセットボタン(仮)が上手くハマるように指で調整してやりましょう。
外していたネジを戻して……
はい! メーターパネル完成!
完成ったら完成!!
できあがったメーターパネルを携えて、愛馬の元へもどります。
「う、寒い……!」
十匹狼のMPが20下がった!
しかし、ここで止まっては男が廃るというものです。
はい、メーターをブラケットにどーーーんっ!
裏側のナットギュィイーーーーン!!
コネクター類ぽぽぽぽーん!
スピードケーブルギュリンギュリン……。
メーターに繋ぐもの繋いだらカウルをパイルダーオン!
点灯チェック!!
シャキーーンッ!
…………。
「……あれ?」
ライト点かね。
電源の挿し忘れ乙!!
線を全て確認してもう一度……。
点灯チェック!!
ファイヤーッ!
今度はちゃんと点きました。
そして、完成したお写真がコチラ! どん!
うんうん。視認性が犠牲になった気がするが、カスタムされてる感が出た。
まんぞく……。
一度メーターをバラしたので、しっかりと動くか確認します。
「エンジン、コンタクト!」
寒すぎてエンジン吹けないけどメーターはちゃんと動いている。
異常なし!
「エンジン、カット!」
……。
(メーター モウイッコアルデショ?
……………。
……スピードメーターの確認はまた今度。ね?
だって寒いもん……。
十匹狼のMPが0になった!
十匹狼は愛馬にそっとシートを被せた!
コタツでみかんをたべますか?
はい ←
いいえ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄
~後日~
ドゥルルンッ!ドゥルン!
「イェエーーーーーーーーーーーーーーイッ!!」
スピードメーターはちゃんと動きました。
信じてたよ! ちゃんと動くって!!
~fin~