突然クルマの調子が悪くなりました。
症状は以下の3つ。
1)暖機の際にハンチングが起こる
通常のコールドスタートなら、1500回転手前まで上がった後、水温の上昇に応じて徐々にメーター針が下がります。
然しながらスタートは同じ1500回転手前ですが、200回転ほど落ちては戻るを繰り返しつつ750回転を目指します。
完全に暖まってしまえばハンチングは解消します。
2)燃費悪化
盆経で1週間ほどクルマを動かさない間にガソリンが蒸発したのかと思えるほど燃料計の針が下がっています。
スタンドで満タンに戻して燃費を計算するとリッター当たり6キロを切っており、エアコン使用の街乗りだけで常時8キロ台をキープしていたことを考えると落ち込みが大き過ぎます。
3)水温が妙に下がる
郊外の空いた幹線道路を流すと水温が下がり続け、外気温30℃超でマルチモニターの表示は60℃台まで下がります。
渋滞の中ではラジエターのファンが回るまで水温は上昇します。
取り急ぎエアフロセンサーを手持ちのものと交換し、
キャブクリーナーでISCバルブの清掃を行うも症状の改善なし。
呼吸器系障害とサーモ固着かしら?と目星を付けて、いつものディーラーを訪問。
朝一での不調を確かめるために1日入院させることになりました。
で、点検結果は
・ISCバルブのスライド作動不良 → 要交換
・サーモスタットが開いたまま固着 → 要交換
作業自体はそんなに難しくなさそうですし、
交換部品だけ注文して自力でやろうかな~とも一瞬考えましたが、
この時期にお寺の駐車場を独占し、床にクーラントをブチ撒けるのは顰蹙ものですので
DIYは断念してディーラーにお願いしました。
作業完了の連絡をいただいて引取り後の帰路、水温をチェックすると適温を維持。
翌日暖機時のハンチング解消も確認。
10万キロの大台を超えてからは、
クルマはいつかは故障するものだと痛感しておりますし、
要交換と言い渡されてもすんなりと受け入れられる気が致します。
MDM-100はトラブルシューティングに役立ちました。
標準装備の水温計ですと微妙な温度変化は多分判らないだろうし、
各種センサーの状態を手軽にチェックできるのは有難いです。
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Posted at
2011/07/27 17:05:26