フロントライト HID 70W Ra90越え 岩崎化(事前調査)
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この頃LEDが世間を賑わしているが、国産乗用車初のHIDが搭載されたテラノを思い起こせばHIDの進化の歴史が今も止まらず目覚ましい。
そこでLEDの進化を感じる前に、成熟したHIDはどこまで進化したのか、世界に誇るHIDメーカーの最高峰岩崎電機のバナーを何とか搭載できないか検討してみよう。
という事で量産されている工業製品は考えるより買って試すのが一番手っ取り早いという結論から、ひとまず電子安定期とバルブ(70W)を入手 安売りサイトで13000円(1個)
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コースターのヘッドライトH7に組み込むには当然でかいのだが、まず問題となるのがバナーのアーク長が光軸制御域内に収まるのかそこが問題となる。 しかしでかいな。正直厳しいといった感じだがまずやってみるしかない。www 安売りサイトで約4000円
この頃HIDがバカ安売りされているが、本来その価格で作れるわけがなさそうに感じる。実際にユーザーの感想を聞くと、公称表示が70Wのものや相関色温度が7000Kを超えるものでも暗い、赤いなどのクレームが多発している。 もっと大事なのは点灯直後の明るさより100時間1000時間超えたあたりにどの程度光量が確保できるかが問題となるがシナ製はそんな事には興味がないため当然すぐに暗くなる。www
そこで今回検討したのはRaが100に近いもの、また5600K周辺で太陽光を超えず近いものを検討。
結局ハイラックスとセラルクスの2種に絞られるのだがセラルクスの場合バナーがセラミックのためバナー全体が光る。つまり光点面が増え光軸調整が難儀すると予想し、ハイラックス6500 MTD70-D/G12を採用
スペック的には6500k Ra92を超え、市販品ではもはやミニ太陽といったところで、性能で文句はない。 またよくあるW数だけの表示で実際には暗いバルブが存在するがこれは変換効率が悪いバルブで、電気を食うが暗いという商品が多数存在しているようだ。 当然この点も71lm/Wとかなりの高効率で5000㏐とクソ明るい。
実のところ150Wタイプを調光し車速検出で速度に応じて光量を上げる検討も行ったがまず基本的にライトユニットを構築できなければ話にならないので70Wで試すことに。
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ちなみにH7のバナーと比較するとこの違い。www さらに違うのは点灯から安定まで所要10分。 2分ほどでかなり明るくなるが、こんなものは車検が通るわけもなく、トンネル対策としては別途フォグランプで初回光量を確保。www
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いうまでもなく上 H7バナー 下が
座金G12 バナー
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何も考えず突っ込んでみると、おおっと入ったが もともとついているフレア防止金具に先端が当たる。しかし位置的にはちょうどよい感じだ。
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試験点灯といってもサングラス必須の作業となる。まぶしいどころではなく見ていると目が痛くなるwww という事でサングラスがないため本日の調査はこれで終了。汗
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ちなみにガラスとライトとの隙間はおおよそ1mm程度超ぎりぎりであるがシールすれば問題ない。それより光軸が問題となるが
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点灯直後はほぼ緑いろ、これから次第に色が変化し10分かけて最大光量となる。 なお、注意点としては一旦消灯すると10分は再点灯できない(温度が低ければいいが)
ということでバナー発行面がやはり広いためか、もともとのH7での点灯状態がわからないので何とも言えないが本日の調査はこれで終了。 さらにサイズが自動車用HIDのバナーに近いG8.5タイプのバナーもあるがこれは設定上4500Kが上限となっている。とりあえずこれは後日購入し試してみよう。
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