昨日はJ-ALERTの「戦後初の空襲警報」とも言えるあの音を聞かされました。
ネットで聞いたことのある音だったのですぐに「あぁ、ついにやりやがったな」とは思ったのですが、あの音を知らない人からしたら「何?」と思うでしょう。
(現にテレビで紹介していましたが日本を旅行中の外国人の方は「6時の時報」と勘違いしていたとか)
あのまったりというか抑揚のない声、なんとかならんのですかねぇ(笑)
その平板な声で「頑丈な建物や地下に避難してください」とは言うものの・・・
「そんなもん近くに無いわ!」と心の中で毒づきながら「雨戸を閉める」というほぼムダとも言える行動してました(笑)
それも開けて10分も経ってないのにまた閉めるのめんどくさいなぁ等と思いつつ。
結果、津軽海峡を横断して1,200キロ近くに着弾したわけですが、これを良かったと捉えるか否か。
まぁ、「平和」という夢を見ていた我が国に「微睡み」位にはなったと思いますが・・・
PAC-3やイージス艦で落とせると言っても数発のみの話で、しかも確実に落とせるとは限りません。
また海上自衛隊の元海将である伊藤さんが仰っていました。
「我が国を射程におさめているミサイルは少なくても500機、下手をすれば1000機あると言われています。それらミサイルで「飽和攻撃」(簡単に言えば「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」で我が国に向けてバカスカ発射されたらという事です)されたら、イージスやPAC-3でも対処のしようがありません」と。
そのような事態にならないことを祈る事しか私には出来ませんが、まぁそのような状況になったら「諦める」しかないのでしょうね。
その時はゆっくりとCDを聴いていたいものだ・・・・・あぁ、ついでに美味しい酒でも久々に飲みながら等と考えてしまいました。
さて、そろそろ東京モーターショーの季節ですね。
各メーカー、どんな車が出品されるのか楽しみです
←お前が一番平和ボケ(笑)
まずトヨタとBMWの共同開発車と言われる「新型スープラ」
先日、ペブルビーチで発表された「BMW Z4 コンセプト」と共通のエンジン、シャシを採用しているという話の「スープラ」。
エクステリアも中々攻撃的(予想画像ですが)でいいですね。
またBMWとの共同開発ということで「駆け抜ける喜び」がトヨタの技術とどのようなケミストリーを起こしているのか興味深々です。
「BMW Z4 コンセプト」
スープラはクローズド、Z4はオープンという差はありますし、足回りのセッティング等も違うことでしょう。
エンジンはBMW社製の直4、2リッターターボと直6、3リッターターボが搭載されるとの事です。
直4ターボはトヨタのクラウンやハリアー等に搭載されているものと思いましたが、BMW製という話ですね。
直6は定評のあるBMW製を搭載するというのが興味深いところです。
「スープラ」という車は「R32GT-R」や「Z32フェアレディZ」「FD型RX-7」「三菱GTO」等とパワーウォーズを繰り広げ、学生の頃、憧れの車でした。
それが「スープラ」という名前に本当になるのかどうか不明ですが復活するのは嬉しい限り。
ですが・・・
予想価格がちょっと?です。
サイトによってまちまちですが、2リッターターボのエントリー価格が400万円代後半から、3リッターターボは700万円を超える・・・
正直、トヨタは売る気があるのか?と思います。
2リッターターボは200PS~250PS程度という話です。
まぁ、こちらはどのような装備がついているかにもよりますが、そんなに「高価」という印象は受けません。
しかし3リッターターボの700万円超えというのは・・・
3リッターターボは340PS程度と言われています。
その位の出力でFR、クーペという点で見れば「フェアレディZ」とバッティングします。
ターボとNAという差はありますが、コンセプトは非常に似ていますよね。
しかしフェアレディZは最高グレードの「NISMO」でも700万円には届きません。
そりゃ「BMWとの共同開発」というバッジを付けているわけですから、ある程度の高価格は分かりますが700万円オーバーというタグを本当につけるのか・・・?
トヨタが好きな方でスポーティな車を欲しいと思っている方でも正直、これに700出すならレクサスの「F」シリーズを買う方の方が多いと思います。
新車は700万では届きませんが、認定中古を見れば十分に手が届きます。
もしかすれば「トヨタの深謀遠慮」なのかもとすら思います。
「スープラ」を敢えて高価格設定することにより、レクサスへのユーザー誘導という・・・
恐らく、利益を見ても共同開発車「スープラ」よりは「自社開発」の「レクサス」の方が大きいでしょうから。
まぁ、これは余りにも穿った見方ですが(笑)
せめて2リッターで300前半、3リッターで500代で出して欲しいところです。
お次はクラウン。
こちらはちゃんと「4年サイクル」を頑なに守り続けている車ですね。
「キープコンセプト」とも言えるエクステリアですが「マークX」廃止が噂される中「トヨタブランド」では唯一のFRセダンという事になります。
エンジンは何を見てもダウンサイジングで「V6廃止、全て直4へ」という論調です。
クラウンから6気筒が無くなるというのも時代の趨勢なのでしょうが、寂しいものを感じます。
ただトヨタがこれから展開すると噂される「GR?ブランド」でV6ターボを登場させるという話もありますね。
エクステリアは先行公開されている「新型レクサスLS」のように「6ライトウィンドウ」を採用しているとか。
フロントはキープコンセプト的ですが、リアのルックの印象は結構変わっていますね。
若干、4ドアクーペ的要素を取り入れたのでしょうか。
18系「ゼロ・クラウン」の登場の時のようなターニングポイントモデルになる予感がしています。
お次はスバル。
「フォレスター」の新型がプレミアされるのでは?と言われています。
(写真は前回モーターショーで発表されたヴィジブ・コンセプト)
最近、元気なスバルですから楽しみな一台なのですが、その噂されるHVモデルが中々興味をそそられます。
レヴォーグ等に搭載されている水平対向1.6リッターターボにトヨタから技術供与を受けたTHSを組み合わせた「ターボHV」で、リア駆動は独立したモーターで行うと言う・・・
となると3モーターHV+ターボという非常に興味深いシステムになります。
「THS」というと先日のブログ
「新型ジムニーの情報がリークされたと思ったら」で書いた通り「ウルトラ・ラバー」なあの感覚がどうにも慣れないのですが、新型カムリ等では相当改善されているようですし「走り」の面で一家言を持つスバルの事、そのあたりは楽しさを感じさせるチューニングを施してくるのでは?と楽しみな一台です。
水平エンジン+ターボ+THS+リアモーター駆動なんて、私的には「十分に変態な機構」でホンダの「3モーターSH-AWD」同様、非常に興味をそそられます(笑)
他にも
(新型ジムニー?)
とか
(新型スイフト・スポーツ)
先日「HCCI」で世界を驚かせたマツダ。
そのエンジン搭載第一弾として「コンセプト・モデル」として出品される?
(新型アテンザ・コンセプト?)
ホンダからは噂が出ては消え、また現れるという「出る出るなんとか」みたいなこれも出品されるとか(笑)
(ホンダ・S2000 コンセプト)
ホンダはS2000やらS1000やら本当に開発しているかどうか分かりませんが、出して欲しいです(^^)
それも「高くても」600万以内で・・・
日産は・・・・・・
今回はあまり魅力的なモデルの出品が無いなぁ。
これの発展系を出品して欲しいのですが・・・
(日産 コンセプト・カー IDx)
2013年の東京モーターショーに出品された時、シルビアの後継だとかFR+ターボの組み合わせだとか「ハコスカ」や「初代シルビア」をモチーフとしたエクステリアで話題を読んだ「IDx」。
これ、結局無かったことになっちゃったのですかね・・・
と言いつつ「サプライズ」で「新型GT-Rコンセプト」とか期待してますよ、日産さん(^^)
そんなこんなでネット徘徊していたら興味深い記事を見つけたのですよ。
東京モーターショーとは関係の無い話になってしまいますが、ご容赦を・・・。
「メルセデス Sクラス 改良新型、電動コンプレッサー採用…アクセル操作に即応」
ボルグワーナーが電動スーパーチャージャーを開発し、メルセデスのSクラスに復活する直6エンジンに搭載するとのこと。
今回のMCで導入されるという話でしたが、ラインナップを見た限り今の段階ではまだ導入されていないようです。
しかし近日中に搭載されるのでしょうね。
「電動」による加給は空燃比等との調整が難しく、実用化は相当先と思っていたので「えー!もう実用化されるの!?」という感じです(笑)
(メルセデスの本国サイトを見たら既に直6ディーゼル搭載車があるのですね)
と思ったら「電動ターボ」も既にありましたよ・・・
「ボルグワーナー、ホンダに電動ターボ供給…新型 シビック に搭載」
マジですかー・・・・・・
やるな、ボルグワーナー(笑)
この技術「新型シビックに」とあるので先日発表された「シビック」にこの技術が使われていると思ったのですよ。
ところが記事を読み進めて行くと「この電動ターボは、新型シビックの直噴1.0リットル直列3気筒ガソリン「VTEC TURBO」エンジンに搭載され・・・
あれ?新型シビックって1.5リッターじゃなかったか?と思ったら案の定。
1.0リッターモデルは今回のラインナップの中にはありませんでした(悲)
なんか、今回のシビック、いい車だとは思うのですがホンダは本気で日本で売る気は無いような(汗)
価格設定といい、大柄なボディといい、ほぼ同時期に出た同じセグメントと思われる「インプレッサ」と比較すると・・・
この1000CCターボを200万ちょい位、出来ることなら200万を切る価格で出せば売れると私は思うのですが・・・
ただ、記事が発表されたのは7月11日。
この日に「新型ホンダ『シビック』向けに供給すると発表した。」とあるのでこれから展開するのかもしれません。
これが新型シビックの「本命」なんじゃないの?と思うのは私だけでしょうか(笑)
それにしてもこんなにも早く「電動過給器」が実用化され発売まで漕ぎ着けるとは思いもしませんでした。
ターボだったら排圧に頼らなくてよくなるわけですから、タービンレスポンスは相当向上するでしょうし、過給圧制御もエンジン回転数による排圧依存では無く、CPU制御で自由自在。
スーパーチャージャーもベルトやチェーンでの駆動によるロスが無くなるわけですし、アクセル開度やドライバーの癖等、各走行状況において過給のON/OFFもCPU制御で自在に行えることになります。
(メカの事は疎いので、このくらいしか利点が思いつきませんでしたが、電動化によるメリットはもっとあると思われます)
それにしてもマツダのHCCIエンジンといい、今回の電動過給器といい、ここ数年で内燃機関の技術の進歩は凄まじい早さで進んでいることを実感させられましたね(^^)
EV狂想曲になりつつある自動車産業ですが「内燃機関」の未来はまだまだ明るいと思った今日この頃でした。
それと、最近「ワールド・プレミア」の回数が減り、出展メーカーも減少しかつての元気さを感じられない「東京モーターショー」。
何か世界の車好きを「おぉ!」と思わせる出品があることに期待したいですね(^^)v
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
またいつも沢山の「イイね!」を頂きありがとうございます。
初秋になり暑さも落ち着いて来る頃にあのような騒ぎが起きましたが・・・
皆様やご家族、ご友人、縁のある方々に何事もありませぬよう。