これは、まあ中々なLEDバルブ

電源系回路がしっかりしている
ように見えるw


激安ではありませんが、そんなに高くもないリバースランプ用のT16型LEDバルブです。


もし自分がLEDを車用に作るなら、似たような感じになると思います。


ソケットからLEDまでの間に電子部品が付いてますよね？
コレについて、推測と説明をします。

1番ソケット側に近い四角いチップは「ブリッジダイオード」
適当に配線してもキチンと+とーを分けてくれます。
元々は交流を直流にする時に良く使われます。

LEDに近い丸っぽいのはコイル (後で説明)
上のはチップ抵抗

だと思われます。



反対側の回路

1番ソケット側に近い四角いチップは「三端子レギュレータ」または
抵抗、コイル、コンデンサを組合わせた「DC-DCコンバータ」でしょう。
LEDに近い方はチップコンデンサとチップ抵抗かな。

コレでDC(直流) 9〜30V対応をしています。(そう説明に書いてあった)

24V電圧のトラック対応という意味もありますが、
12Vバッテリーを積む自動車でも、
11.2 〜 14.8V程度の変動は普通
なのです。

その場合でも、この電源回路で組まれていれば、ほとんど明暗はありません。
電源回路が昇圧したり減圧したりして、ほぼ一定の電圧を作り出すからです。

低い場合は暗くなると思うでしょうが、人間の目にはわかりません。
判別できないくらいで点滅しているのですが、人間の目には光っている
としか、わからないのです。
(交通信号の点滅がわからない理由と同じ。ドラレコだと消えて撮影されたりします)

LEDへの負荷が一定になるため、長寿命化も期待できます。

熱に対しては、基盤間にアルミの放熱板が入っており、
考慮されているようです。 コレも長寿命化になります。

ま、あとはマトモに回路設計されていれば、早々におかしくなる事は無いでしょう。
きっと中華製ウルトラ激安LEDバルブよりは多分マシだと思うのですw


P.S.
単三電池1本切れかけでも明るめに光る「LED懐中電灯」を
何個か作った時に学んだ電源回路とほぼ同じです。
アルカリやマンガン電池を最後まで搾り尽くして使用できるスグレモノです。
充電池に使うと完全に死にますw