初めてのたこ焼き作り

大阪出張の夜。こちらでブームと聞くスパイスカレーを食べに裏谷四に行くか、自分で作るたこ焼き屋にするか。

これまで大阪出張の度にたこ焼きを勧められては却下してきたのは（笑）、食事としての粉モノはお好み焼きまでだろうと信じて疑わなかったからであります。ぐぁ〜、しかし。たこ焼きパーティーが成立する意味がよ〜くわかりました。

たこ焼きプレート2枚と小さな鉄板がセットされたテーブルに座り、それぞれにたこ焼きと山賊焼きと焼きそばを注文。写真はたこ焼きと山賊焼きのスタート画像。果たしてここからボール状のたこ焼きを作れるのか？

連れて行ってくれた神戸人が言うには「日常的にたこ焼きを作る関西では、たこ焼きを上手く作れない男は肩身の狭い思いをする」そうで、鮮やかな手さばきで作って見せてくれたのでした。

少し焼けてきたところで、丸い穴からはみ出たスクエアな部分を錐でカットしながら丸い穴の中に入れ込み、然るのちにひっくり返すと見事に焼き上がったボールになるのです。ちゃんと出汁が効いた、アツアツのたこ焼きの美味いこと！

見よう見真似で自分で作れば美味さ10倍。なるほど、こりゃ楽しいわ。関西人の各家庭にたこ焼きプレートがあり、月一回以上は普通に食べるわけがわかった気がしました。ワイン好きのもう1人のビギナーは、こりゃワインにも合うぞと悦に入り、夜は更けていったのでした。