三連休は喉風邪で寝ておりました。出張先のホテルのエアコンにヤラれたかな。
さて、XF35mmの画角(換算53mm)にも慣れてきたので、そろそろ広角が欲しくなってきたわけですが、XFの広角単焦点レンズ14mmF2.8、16mmF1.4、18mmF2の3本はそれぞれ個性があって選択が悩ましい。(画像は、X-Pro2+XF18mm角形フード)
◾︎好きな画角なら、16>>18>14。(換算24>27>21)
◾︎小型軽量なら、18>>14>16。(OVFでのケラレの少なさと同じ)
◾︎高速静音AFなら、14>16>>18。
◾︎最大撮影倍率なら、16>18>14。(最短撮影距離も同じ)
◾︎F値の明るさなら、16>18>14。(≒ボケの大きさ)
つまり、「小型軽量の16mmF2(おまけに防塵防滴)」なんてのがあればベストなわけですが、現時点ではAFがジコジコと五月蝿いと聞く18mmがベターチョイス?
18mmはXFレンズ最初の3本の一つという古い設計(全群繰り出し)ですが、発色やボケ味についてはXFレンズの原点に相応しく、パンケーキ並の小ささでOVFがケラレず、意外に寄れるところはX-Pro2に付けっ放しにするレンズにはぴったり。
付けっ放しという意味では、換算28mmが固定されたX70が(値落ちしてくれば)買えるんじゃね?という気もするわけですが、これはX-Pro2を買う時点で想定済みです。
確かに、レンズ交換の手間もゴミ混入の不安もなく、チルト液晶だからウエストレベルのファインダーにもなるし、21mmワイコンと外付け素通しファインダーを付けることもできるというX70ですが、少なくとも「X-Pro2の光学ファインダーOVFとシャッターフィーリングを楽しみたい」今は、XF18を付けっ放しにすればいいと思えます。普段のバッグへの入れ易さもX70とさほど変わらないでしょう。
むしろ悩ましいのは、写真散歩用の交換レンズ選択時にX-Pro2のOVFにどこまで/いつまでこだわるのかという点。
そもそもFUJIFILMの説明によれば、「OVF時のブライトフレームに対応しているフジノン単焦点レンズは14mm~90mm ※18mm未満は視野率が狭くなります。」とのこと。つまり、OVFに拘るなら広角は18mm一択で、ケラレが大きくなる14mmや16mmになるとEVFを使う方がいいということでしょう。事実、コンタックスG2の時はビオゴン21mmは外付け光学ファインダーだったものな。
逆に近い将来に積極的にレンズ交換するのならば、歪曲が少なくレンジファインダー伝統の画角になるXF14mmか、最短15cmまで寄れてF値1.4とボケるXF16mmか、どっちも魅力的で悩ましくなりそう。ただ、そのボディはX-Pro2よりもEVFが優れるX-T2かもしれませんが。
何れにせよ、いま追加するならばXF18mmF2(換算27mm)だから、XF35mmF2(換算53mm)と併せて、リコーGXRの時と同じ画角のレンズをF2通しで揃えることになりそうです。
XF18mmならばフードも付けずに薄さを活かしたいから、インナークッションボックスは過剰。不意の雨を想定するならば防水クッションポーチなんかどうだろう?
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2016/07/19 01:48:08