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陽射しが和らいでから自転車で散髪に行き、その足で駒込〜中里〜田端とポタリング。

武蔵野台地の東の縁。山手線、京浜東北線、新幹線、貨物線などJRの鉄道がたくさん走っているところ。かつての山手線のトンネルの遺構もあります。

写真は駒込〜田端間の、跨線橋と踏切が同じ高さにある不思議な場所。この後、右下にあるトンネル遺構を追ってみましたが、何度も行き止りに阻まれました。

トンネル出口方面に台地を降りようとするとJR貨物の中里社宅があり、さらに線路を越えて下ると、車両センター脇に昭和初期のような煤けたアパートが並ぶ一画に迷い込みました。なんだか唐十郎の舞台みたいで、ぞくっとします。

この辺りはトワイライトゾーンが口を開けて待っている感じがして、そそくさと帰って来ました。今度、鉄に詳しいはるちこさんに案内してもらおうっと。

カミさんの実家からの帰りに、東向島のピッツェリアへ。Cappuccinoさんに連れて来て貰ってからずーっと、カミさんにも教えてあげたかったのです。

日曜のランチ時とはいえ猛暑の中を訪れる客がいないらしく、店は扉を開けたままマスターも奥に引っ込んでいて呼んでも直ぐには出て来ません。こう暑いと、ピザを窯で焼いたりパスタを茹でたりするのもタイヘンだものね。

今日注文したのは、野菜の冷たいパスタと、トマトと挽肉のピザ。いずれも溜息が出る美味さ！シンプルなのにこの美味さはあり得ないと、何度も首を振ってしまいます。ここのマスターは寡黙だけど、料理に関しては天賦の才があるんじゃないでしょうか。

カミさんが珍しくドルチェも行けると言うので、今日のデザートピザを追加しました。それが写真の、杏のピザ。バターや松の実が交わることで、これまた禁断の美味さ！濃いめの珈琲を飲みながら、外の猛暑を一瞬忘れることが出来ました。あー、しあわせ。