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暖かくなったらブルべ200kmに参加してみようと思い、昨年手に入れたスプロケを眺めつつ、先ほどミドルケージのリアディレイラーとチェインをポチッと。

というのも、このスプロケは13-29Tとワイドなので、ショートケージではキャパシティ不足であることがわかったから。ずっとwiggleでミドルケージ入荷待ちでしたが、年末ぎりぎりにやっぱり入荷しないことが判明したので、Chain Reaction Cyclesに変更した次第。まぁ、カンパのミドルケージを買う人があまりいないのか、どこも在庫を抱えていないのでしょうね。

歯数は、13-14-15-16-17-19-21-23-26-29という構成。これまで12-25Tだったので、ロー側二枚が峠スペシャル。もう言い訳できませんね。トップ13Tで巡航速度がどうなるか気がかりですが、実験してみましょう。スプロケ交換工具も漸く出番が来そうです。

さっき広州から帰って来たばかりですが、明日も仕事なのでささやかなストレス発散でありました。

今回はほとんど街を歩けませんでしたが、会議をしたビルのエントランスに写真の作品を見つけました。

自転車に乗る人の銅像ということ自体珍しいですが、二体のうち奥の像はサドルに片膝を乗せもう一方の足を後ろに伸ばすという曲乗りでした。撮った後に、警備員から撮っちゃダメと注意されたので（没収はされませんでした）、曲乗りの感じをうまく収められず…。

撮影禁止なのはどうやら有名な芸術家の作品だからだそうですが、だとすれば作品には何かモチーフがあるのかも知れませんね。人物もよく見ればふくよかな女性のようで、故事に表される仙人の現代的な解釈かなと思ったり…。何れにしても、どこかユーモラスで自転車の自由で楽しい感じがあって一目で気に入りました。

広州も明日の早朝には離れますが、行く機会の多かった北京に比べ空気が綺麗で緑が多く、人々がおおらかな印象は10年前と変わらず、またゆっくりと来たいなと思うのでした。

広州には珠江という川がありますが、その川端を中心に海鮮レストランが軒を連ねています。10年前に来た時も広東省の役人に連れてきてもらった記憶があります。

この辺りは欧米人の客も多いですが、それは水槽に入った魚や貝を選んで食べることができるというエンターテイメント性が受けているからでしょう。

ただ、その種類は日本の比ではありません。ロブスターや蟹、海老、帆立、牡蠣は言うに及ばず、ナポレオンフィッシュ、スッポン、蛇、ワニと来て、果てはゲンゴロウまであります。う〜。

今回はワイルドな奴は見るだけにして、海老や帆立、飲茶など普通に美味しいものだけにしました。広東料理は薄味なので、日本人の舌に合います。

お酒は白酒（パイチュウ）というコーリャンを原料とした蒸留酒を舐めてみました。北の方で好まれているらしく、ウォッカみたいで香りは好いですが強くクセのある味。これをカンペェカンペェと言って何杯も呑ませ、酒に呑まれずに商談できるかどうかを試す文化だそうですから、私は生きていけませんね。