僕にとって、車庫で遊ぶことは幼少の頃から植え付けられていたことだった。
思い起こせば今の地に移り住む前は、オンボロな家だった。生まれ育ったその家は今で言うと2K。台所と居間と寝室と風呂だけ。
中学に入る直前に、家の裏にあった倉庫の半分に「子供部屋」が作られた。半分は倉庫。家とは渡り廊下で繋がれたが、倉庫側のシャッターからの出入りも出来る構造だった。
倉庫には、自転車などが置かれ、いわゆる物置状態。部屋が出来る前にも、この倉庫に潜り込んで遊んでいた記憶がある。
高校生になり、原付スクーター(JOG)を手に入れたころ、家への出入りはもっぱらシャッターからだった。今風にいうと、ガレージハウスだったかも。
そんな環境だから友だちの溜まり場にもなるわけで.......。
JOGのメンテらしいことを、ここで行ったりしていたと思う。
そうしているうちに、オヤジは今の土地を購入し、大きな倉庫を建てた。これが現在のシャコだ。
倉庫は、オヤジが商売の品物や道具を保管していた。
18歳になり、車の免許を取得すると同時に、シャレードターボを購入。何度か、この倉庫の中で友だちらと酒盛りをしていた。気兼ねなく騒げる環境だったからね。友だちらはこれを「ガレージパーティー」と呼んでいたっけ。
この倉庫に僕がクルマを納める様になったのは、ロドスタを購入してから。
当時としては珍しいオープンカーだったことから屋根の下に保管することが望ましいと思ったからだ。
家から倉庫まではJOGで移動していた。
平成6年に倉庫の前に家を建てた。それが今の住処だ。
ホンダZを手に入れ、ロドスタと2台体制になり、クルマを自分でいじることを覚え、屋根付きの倉庫は絶好の環境に思えていた。そこから今まで20年以上は倉庫兼車庫として活用していたわけだ。
そんな感じなので、ガレージというつもりはまったくなく、やっぱり倉庫であり車庫なんだよね。
ガレーライフではなくシャコライフ。懐かしい感じがするのは、そういうことだったんだ。子どもの頃から倉庫で遊んでいたからね。
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シャコライフ | 日記
Posted at
2016/12/06 00:30:40