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2017年03月20日 イイね!

タイムトラベル映画

「オーロラの彼方へ」(2000、アメリカ)


自宅でDVD観賞。自分は3度目くらいかな、映画大臣は初見とか。

かなりお気に入りの作品の一つで、ファンタジー・サスペンス・アクション・親子の
ホームドラマ、無線で遠くの世界と会話するというロマン、と自分好みの要素が
揃っている上、最後は見事なハッピーエンド。
やっぱり映画は、良かった良かったと思って終わりたい。

タイムトラベルものと言いつつ、時間を超えるのはアマチュア無線の通信機の
電波と過去の改変が現代に影響を与えるということだけ。過去で机にメッセージを
残すと、それに伴って現代の机にも字が現れる、という具合だ。

この演出が秀逸で、過去での出来事と現代の出来事が並行して描かれ、過去が
どう現代に影響したかということがすぐにわかるようになっている。
それが終盤クライマックスのシーンで見事に花を咲かすのだ。


過去が変わったということは通信している2人しかわからない、というルールは
よくあるものだと思うけど、過去を変えたらあの男はあんなことはしないだろう、
というようなタイムパラドックスのことを考え出すとキリがないし、そこは
そういうものと受け止めるしかない。

ドラえもんでも、過去を変えたら影響しないことと影響することの両方あるわけだし。

過去の改変で新たに発生した悲劇の理由とか、父親が長生きした理由なども、
短いシーンながら丁寧に描写していて、納得いくものになっている。
ここも好きな理由の一つだ。

一番好きなシーンはクライマックスでもハッピーエンドのシーンでもなくて、
通信相手が親子だとわかった後、夜通し長々と会話するシーン。描写自体は
そんなに長くないんだけど、時間の経過が感じられる。無線にはそんな魅力が
あるんだよ。高校時代を思い出すね。
【追記】
しかも、無線機は真空管!真空管だよ!5球アンプという言葉に魅かれた時代が
懐かしい。。。
壊れた無線機を過去で修理すると、現代でも元通り・・・という映像はとても
良かった!


親父役が良く似合うデニス・クエイド、好きな映画を見直してみたらこの俳優さんが
出ていたということが多い。「エニイギブンサンデー」「オールドルーキー」
「ライトスタッフ」「インナースペース」「ドラゴンハート」「デイアフター
トゥモロー」「バンテージポイント」などだ。

脇役も良いキャラばかり。幼馴染の赤毛の少年も、ヤフーでベンツを買える
くらいには儲けたし、警察の黒人上司もわからずやと思わせておいて、結局は
信じてくれるし。


豆知識やツッコミどころとしては、
1)オーロラはむしろ電波障害を起して通信しにくくなる。
2)この映画で使われた電波は21MHz帯だけど、アマチュア無線で使われる
SSBという通信方式では音質が悪くて、相手が誰だかわかりにくい。
3)マイクのスイッチは話す時に押し、聞く時には離す。
などがあるけど、ここをリアルに再現すると臨場感が台無しになってしまいそうだ。


邦題は、ややロマンチックに偏りすぎている気がする。。もうちょっとサスペンス
っぽくしたい。でも原題のFrequencyじゃ日本人には伝わらないだろうし、
周波数という意味と、頻繁に起こるという意味のダブルミーニングだけど、
なかなか難しいね。
オーロラはキーアイテムだから、これは外さないとして・・・

「オーロラ下で通信を何度もした結果」・・・これじゃ、どっかのスレタイだwww

「オーロラの日の通信ごとに」(何かが起きる)という意味で「頻繁」を匂わせ、
さらに「ごと」を「毎」と「事」のダブルミーニングにする。これでどうだろうかwww



その他、タイムトラベルもので自分が観た映画をざっとあげると

BTF3部作・ターミネーター1&2
有名なシリーズ作品。やっぱりよく出来ている名作だ。未来世界の描き方も
それぞれ良い。


「バタフライ・エフェクト」

ネットでしばしば、「オーロラの彼方へ」と関連されて紹介されていた映画。
非常に味のある良い映画だとは思うのだけど、対照的に暗くて重くてやるせなくなるので、
あまり好みではない。


「アバウトタイム」
この映画に関する記事はこちら。「バタフライ・エフェクト」よりはずっと前向きで明るい。


「イルマーレ(2006)」「地下鉄に乗って」


どちらもイマイチ。


「タイムマシン(2002)」「タイムライン」


前者は映像と音楽が、後者は攻城シーンだけが素晴らしい。一般にはお勧めできない。


「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」
「サマータイムマシン・ブルース」


ドタバタのように見えて、前者は勢いがあるし、後者はつくりが細かい。
邦画のなかでは、なかなか面白くて楽しめる作品。
Posted at 2017/03/23 21:13:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

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