昨日のその1板金編に続いては内燃機関編です。
ここはちゃんとしているショップさんと同じ内容だとおもいますが、私が見てきた過程を記しておきます。
まずは、レストア前です。
真ん中のキャブレターは錆びが来てますね。
下の画像では、ヘッドカバーが粉吹いてます…。
これは、半年間のレストア待ちの間になってしまったものです。
やっぱり定期的に火入れてあげないとダメなんですね。
さて、エンジンが降ろされます。
バラシが始まります。
ヘッドカバーが外れて...
カムシャフト、タイミングチェーンが出てきました。
腰上も外して黒いピストンが見えます。
こちらは腰上側
下からみた燃焼室内はカーボンスラッジだらけです。
..
近影
バルブスプリングも摘出
ピストンも摘出
オイルパンの中も真っ黒
簡単に掃除された腰下、腰上のブロックは
バランス取りをする為、内燃機械屋さんにお任せ致します。
何せ、50年分の歪みがありますから大事な作業なのです。
ヘッドカバーが磨かれ、ウェーバーキャブレターのオーバーホールが進みます。
そして板金部門でボディに色が入る頃、エンジンが返ってきました。
燃焼室もこんなに綺麗になりました。
スタッドボルトも打ち変えられました。
クランクが組み込まれます。
そして、今回の目玉
モッコリいや、ハイコンプピストン!
正確な圧縮比はわかりませんが、ノーマルが9:1;GTAが10:1なので、9.5:1くらいなのでしょうか?
タイミングチェーン
キレイになったオイルパンが合体。
腰上側もバルブが付いて準備万端
ガスケットを挟んで
合体
今回の2個目の目玉、ハイカムも組み込まれ
ピカピカのヘッドカバーも付き、後は載せる段階。
デスビは定番の123からノーマルをフルトラ化したものに
遂にエンジンルームにエンジンが入りました!
この時点で見違えるようになったエンジンルーム。
エキマニが付いた排気側。
ファンネルが付いた吸気側。ウェーバーキャブレターもキレイになりました。
これにて内燃機関係は終了。
眺めてるだけで、ご飯3杯いける、踏んで快楽の極みとなるエンジンとなりました。
Posted at 2017/11/01 23:58:52 | |
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