先日から何シテル?で騒いでおりました中国地方ひとりドライブ旅、非常に充実した3日間を過ごすことが出来ました。
75枚の写真を
フォトアルバム に掲載いたしましたので、お時間あればお付き合いくださいませ。
こちらでは、旅行計画に沿って旅を振り返りたいと思います。
6月4日(月) 広島県巡り
1-1 尾道ラーメン
まずは尾道ラーメンを食べねば!ということで、当初は尾道市へ寄るつもりでした。
しかし、のちの予定や高速の深夜割引を鑑みると、尾道市到着は遅くとも朝10時、開いてるお店が少ない!
そんなこんなで発見したのが福山サービスエリア。気軽に立ち寄れてしかも本場よりおいしいとすら言われており、ここのおかげで「深夜出発プラン」が確定しました。
「すごく濃いのに濃くない」というよくわからない表現にはなりますが、肝心のお味も最高でした。
福山サービスエリア下り線フードコート - 尾道らーめん \650
1-2 大和ミュージアム
以前プレイしていたブラウザゲーム「艦隊これくしょん」つながりで、大和ミュージアムを訪れたい、という思いがありました。サーバーは呉鎮守府ではありませんでしたが(佐世保鎮守府所属)、「戦艦大和」の魅力は捨て去れず、ちらっと寄ってきました。1/10大和の大迫力が凄まじかったです。
1-3 お好み焼き
広島といえばお好み焼き。『「広島風お好み焼き」は許されるが「広島焼き」は危険・・・』などと余計な心配ばかりしておりましたが、みっちゃんのお好み焼きは"シンプル"を体現したかのような出で立ち。塩コショウすら使わないなんて、と思っておりましたが、味わい深いソースだけで十分に感じました。
ただ、店員が愛想なかったのが残念ですね。
お好み焼き みっちゃん総本店 - スペシャル(そば) \1,100
1-4 原爆ドーム
私は原爆ドームを見たことがありませんでした。昨今の北朝鮮の問題もありますが、それ以前に日本国民としてここは心に刻みつけておかねば、と思っておりました。
実際にこの目で原爆ドームを見た時、言葉に詰まり、その場で立ち尽くしてしまいました。今の今まで高層ビルが立ち並ぶ"都市"を歩いていたのに、ここだけ時の流れが止まっている、と。
抜けていた全身の力が戻り、気づいたときには手を合わせておりました。
旅行を計画したときはこれほどの衝撃を受けるとは思っていなかったため、旅程に組み込んで本当によかったです。
1-5 厳島神社
一度は訪れたいスポットとして常に心の中にあった厳島神社。あいにく潮が引いて"海に浮かぶ"さまは見れませんでしたが、大鳥居の圧倒的存在感にしてやられました。
1-6 牡蠣
季節外れということもあり、少なくとも生牡蠣は諦めていたものの、やはり広島に来て牡蠣を食べないのは後悔するなと思いました。宮島に焼き牡蠣が食べられるお店が多くあったこともあり、ついつい食指が動いてしまいました。
結果としては食べて大正解。おいしかったです。
宮島内屋台 - 焼がき ポン酢がけ \450
1-7 あなご
こちらは実際食べてはみたものの感動は薄く、残念だった部分。
というのも、以前浜松でとびきりのひつまぶしを食べた時の感動を基準に考えており、少なくとも予め焼いてあるあなごを出されただけだったので、「うん、こんなもんだな。」で終わってしまいました。あなごはもう少し立派なところでリベンジですね。
あなごめし うえの - あなご飯(上) \2,000
6月5日(火) 山口県巡り
2-1 ふく
山口・下関といえばやはり「ふく」、市場であればまず間違いはないであろうという見立てから唐戸市場内の「市場食堂 よし」を目指しておりました。
結果としては「残念」。京都府の伊根でとびきりのふく尽くしを体験した身には不適合。つけダレ(ぽん酢?)が舌に合いませんでした。
ただ、奮発して同時に注文したはまちのお刺身は美味しかったです。、脂の乗りもよく、厚切りで食べごたえ満点でした。
市場食堂 よし - ふく刺定食+はまちの刺身 \1,700
2-2 角島大橋
天気が!天気がよければ!!といったところ。
せっかくの眺望が曇り空でほとんどダメでした。残念。
うまく撮影できるスポットを調べて再チャレンジしたいですね。
2-3 元乃隅稲成神社
123本の鳥居が特徴的な元乃隅稲成神社ですが、山口県にあるとは知りませんでした。
角島大橋からほど近くにあるということで立ち寄ろうと決めました。
唐突な峠道に苦戦しながら山を登り、無事たどり着いたものの、降り止まない雨で眺望はよくありませんでした。
「入れにくい賽銭箱」へは、平成3年製の100円玉を3投目でゴールイン!願いごと、叶うといいなぁ・・・
2-4 千畳敷
元乃隅稲成神社の近くにあるということで、千畳敷へも立ち寄る計画でおりました。
相変わらずの峠道を抜けて辿り着いたものの、雨降りと駐車場の問題で横を通り過ぎただけとなりました。
2-5 見蘭牛
さきの下関と3日目の境港で海鮮を予定していたので、ホテルをとった萩市では肉を、と考えておりました。
当初は見蘭牛のステーキを堪能するつもりでいましたが、ホテルから歩いて向かったこともあり、地酒の飲み比べセットと見蘭牛にぎりをチョイス。
また日本酒と肉もアレだなということで、刺身4種盛りも追加しちゃいました。
お味は最高。やはり食事は値段相応ですね。奮発すればするだけよい思いができます。見蘭牛にぎり、お刺身盛り合わせ、どれも一級品でした。また天むすについていたお漬物がおいしかった。
MARU - 大根サラダ・地酒飲み比べセット・刺身4種盛・見蘭牛にぎり・天むす・チューハイ『白』 \4,968
6月6日(水) 島根県・鳥取県巡り
変3-1 境港→宍道湖
3日目は境港で「ベタ踏み坂」と海鮮の予定でしたが、諸々のアクシデントにより時間不足に。
以前訪問した出雲大社を経由しながら、宍道湖の道の駅で14:30から遅めのお昼となりました。
カレーと悩みながら選んだのはハンバーグ定食。いつも通りライスは大盛りにしました(^^)
なぜハンバーグにしたかというと、宍道湖しじみのお味噌汁を味わうため。カレーと味噌汁では相乗効果があんまり得られませんよね、という考えのもと、です。
結果はいまいち。ハンバーグ自体はふつうのお味、サラダに至っては、鮮度が落ちてきたキャベツにみられる、舌に刺さるような刺激的な味がちょっと感じられて残念でした。
その一方、しじみ汁は正解。しじみとネギのシンプルなメニューだけに、宍道湖しじみの旨味が濃く出ており、おみやげにしじみを買ってしまうほどでした。
また島根県産の白ご飯も美味しかったです。白ご飯愛好家の私は、外食時の白ご飯は当たり外れが大きいのですが、ここのご飯は合格点でした。(ちなみに今回の旅の白ご飯一位は2日目の朝食、宮島コーラルホテルの白ご飯)
茶豆珈琲 four Seasons(道の駅 秋鹿なぎさ公園内) - ハンバーグセット(ライス大盛) \1,350
3-1 境港
ずーっと島根県だと勘違いしてしまっていた鳥取県境港市、予定ではここで海鮮を食すつもりした。しかし、寝坊・道間違い・仮眠等で、到着予定は16時。とてもランチの時間じゃないなということで、お昼は先述の宍道湖畔で済ませ、ベタ踏み坂こと江島大橋のみ見に行こうということになりました。
結果ですが、相変わらずの雨に加えて駐車スペースがない、おまけにいい撮影アングルが見つからないと残念な結果に。数枚撮影し、橋を一往復半ののち出発しました。エンジンが唸りを上げて楽しかったです。
3-2 鳥取砂丘
実は「砂丘なんて・・・」と少し馬鹿にしていた部分がありました。すみません。
鳥取にきて鳥取砂丘を見ないのはダメだろうということで組み込んでおりましたが、いざその眺めを見ると、スケールの大きさにはっとしました。自分のちっぽけな存在に気付かされ、旅を締めくくるにふさわしい場所だったと思います。
案内等を見ているとラクダに乗れるみたいですね。相変わらずの雨だったので、こちらもリベンジしたいところです。
3-EX 寿司
鳥取砂丘からさあ家路へ、というときですが、結局海鮮をあまり楽しめなかったな、ということに気づき、急遽海鮮成分を追加。笑
スマホで鳥取県地元の回転寿司をぺっぺっと調べ、米子市へ。
空いた小腹を満たすにはぜいたくな一品となりました。
廻転すし北海道 駅南店 - 5皿 \1,160
旅を終えて
直前までホテルの予約をとっていない、予定表ができたのは出発前日・・・など、グダグダな面も多かった今回のロングドライブ。
梅雨にしてやられた部分もあり、反省すべき点が多くありました。
しかし、今までは鉄道か他人のクルマの2択だったのが、「自分のクルマで好き放題する」楽しさを体験することができました。毛布を持ち込んでの初日の車中泊は特に思い出深いです。
3日目の移動は特にグダグダでしたね。
・出発予定時刻から1時間遅れる
・ナビにないからと新しく出来た道は使わない
・やっぱ新しい道行ってみようと行ったものの建設中で来た道を戻るハメになる
一筋縄ではいきませんね...
ただ、新しい道に行ったおかげで、人生初のラウンドアバウト(環状交差点)も経験できましたし、クルマのほとんどない自動車専用道をひとり快走することもできましたので、回り道も大事だな、と感じました。
総じて満点には程遠い旅程となりましたが、愛車と長い時間をともに過ごした3日間で、多くの思いを抱くことが出来ました。
今回の反省点を踏まえ、またどこかにふらっとドライブしたいと思います。