カーオーディオ入門者の登竜門をくぐりぬけ。。。
ミラジーノ、H29年12/4(月)19:00、カーオーディオ専門店さんに可愛がられ、進化を遂げて私の元へと戻れり‼️
以前のナビ(ヘッドユニット)
新しいナビ
垢抜けました。。。!
そして肝要のスピーカー(ツイーター)
ミッドバスは、くり抜きで、完全アウター化加工はされてありません
ただ、お店の方が事前に
「くり抜きですと、見た目は悪いですが(以下略)」
とおっしゃっていたのですが、そこはサービスといいますか、ご配慮してくださったようで、見た目は全然っ悪くアリマセン🙆!!(私的感覚では。。。)
お店の方、ありがとうございマス!😭
本当に、職人たちの汗と血によって、ミラジーノは可愛がられ、想像以上のモノとなって還ってきました・・・❗️
お店のスタッフさんが、これまた良心的⭕️なアドバイスをくださりまして
「優先順位は、まずはクルマ🚘ですよ。
2番目にエアコン。オーディオ🔇は3番目ですよ。まずはクルマの事を第一に考える」
(代車ちゃん、短い間だったけど、ありがとう・・・お世話になったね。大切に乗ったからね……)
「そこが大切だと思います」
(ハッとさせられました…私の心が痛む😂)
「ドアを開いてみてください。ドアの重さの違いがお分かり頂けるかと思います」
「デッドニングですが、軽自動車なので、クルマに与える影響を考えて、いきすぎず、適度にアジャストさせて頂きました。まずはお車の事を第一に考えて、ですね」
(そこまで考えてくださったのデスネ😱)
「バッテリーは早めに交換された方が良いかと思います
「前回の交換から約3年経っていますね。バッテリーが色んな悪さをしているところが大きいので、まずはそこですかね。音もいまいち垢抜けない感じがします。バッテリーはカオスあたりが量販店さんでも売っていますので、それがいいかもしれませんね」
(私のミラジーノへの愛情不足が身に滲みます💦ウッ…またしても心に突き刺さる😭本当に勉強になります💦)
「しばらくはこれで楽しめると思います。人によっては、ここでカーオーディオは満足し、終了する人もいます。それだけの金額もかけられましたし、それ相応のモノは揃ったという感じですね」
「そうですね、ここで終了する方は結構いますよ。まずは、ゆっくりこの音を楽しんで頂いて、次にいじるのは半年後でも遅くはありませんし、1年サイクルで環境を変えられる方もいらっしゃいます。次にいじるのは、後々のお楽しみとして取っておいて、急がなくてもいいんですよ。遠回りして、試行錯誤して、それも経験として大切なので。音というのは日常聴くモノなので、慣れてしまう面もありますが、そこは個人の考え方にもよりますね」
(次を急がせないお店の人の顧客への姿勢も良心的デス!素晴らしいデス!惚れマス!🙆)
本当に勉強になるし、自分の車への姿勢も考えさせられるし、何よりお店の方のクルマへの愛💝が伝わってきマス…!
素晴らしいお店であり、素晴らしいスタッフであり、良心的で抜かりのない職人魂デス!
【ミラジーノ、カーオーディオ登竜門をくぐり抜けた後の、音楽空間の総評】
(1)まずはヘッドユニットですが、ヘッドユニットを変える事でこれほどまでに音が変わるとは思ってもいませんでした
ホームオーディオですとプリメインアンプに相当するようで、それならばこの音の質の向上も納得です
音に関する細かい設定は、お店の方が私に合うようにプロによる設定がなされており、それを私が今後動かす事は、よほどカーオーディオに通じるようにならない限り無いでしょう
今はナビは手探り状態で、音の設定は済んでいるので、あとはどう使いこなすか手探りの段階です
スピーカーケーブルはAT-RX12(¥3000/1m)を12m使用(今後の事も考えての長さです)
ホームオーディオでもスピーカーケーブルひとつ変えるだけでも音は変わってしまう、それは私も趣味なだけあって、重要だという事は認識しています
この選択で間違いなかったと思います
(2)次にデッドニングです
フロント両サイドのドアが以前より重くなりました
軽自動車に出来うる限りのデッドニングは施されており、音も以前は「パタン」だったのが、「バタム」に変化しました
夜間(←ここが重要です)、車内で私の耳が耐えられる程度に音量を上げ、車外に出てみると、少し(私的感覚)しか音は漏れていません
やはり、窓ガラスですね
これならば外に音が漏れて他者に迷惑や不快感を与える事は考えずらく、その点は安心です
スピーカーの振動はもちろんありません
(理論物理的には振動は必ずありますが、可能な限り抑えられてあると思います)
デッドニングにより、低音域がしっかりと車内に響きました
スピーカーが本来持っている力が分散され抜けてしまうという事は可能な限り抑えられ、処置されてあります
(3)お次にスピーカー
今回チョイスしたのは、FOCAL社(フランス)のES165Kです
ヨーロッパ、それもフランスのメーカーだけあり、鳴り方は「上品」です
それでいてヨーロッパらしくないクセがあり、元気に、アメリカンテイスト(JBLを代表するような)を若干ながら含んでいるように感じました
具体的には、ホームオーディオにおいて私はハーベスという英国製のスピーカーのファンなのですが、どこか湿り気のある音(←ポジティブな言い方です)がするのに対し、ES165Kは乾いた音がし、元気さ活発さが前面に出ているのです
もちろん音の一つひとつに芯があり、温かみを含んでいます
低音域はウーファー無しですが、しっかりと、「ズドーンッ」という耳障りな音ではなく、「ズーン」「ドン」と響いてくれます
持ちうる音源を一通り聴いてみました
さすがヨーロッパのメーカー
クラシックなどのオケは、楽器同士の分離が良く、一番パワーを必要とし、スピーカーが試されるオーケストラでは、演奏者が楽譜をめくる音まで聴こえます(以前のスピーカーでは聴こえなかった)
ヴァイオリンやピアノは非常に艶やかでありよく伸びます
それでいて角が取れていて、耳障りにはならず、クラシックという長時間に渡って聴くジャンルにおいて聴き疲れする事はほぼありません
特に弦楽器
立ちあがりが良く色気があり、その音色は極上のセカイへといざなってくれます
解像度は以前使用していたスピーカーとは雲泥の差です
非常に細かい音の粒子が空間に拡散されます
以前の解像度を例えるならば、卓球のピンポン球でしょうか
それが粒子レベルのように変わったように感じます
音は非常にクリアです
上記の通り解像度が高いと書きましたが、音の輪郭線はシャープというよりも、マイルドに近いグレーゾーン
高音域が耳に突き刺さり、聴き疲れする事はほぼないのは非常に大切な事です
男性ヴォーカル
エリッククラプトンのレイラでは、非常に芯のある太い歌い声になりました
B’zの稲葉氏、「ほぇ〜、こんな声だったのか…」
女性ヴォーカル
Fayray、熊谷育美さんも、繊細で、奥行きがあり、非常に色めかしいヴォイスが空間を包み込みます
(4)最後に総合的な感想を
私の好みに完全にフィットしたスピーカーです
(そりゃそうだ…試聴に試聴を重ねてコレにしたんだから)
ナビからケーブルからデッドニング、端子に至るまで、果てにはスピーカーまで変えたのですから、どれが音楽空間の劇的改善に寄与したのか特定は不可能ですが、音の出口であるスピーカーによるところが大半を占めているのは分かります
もちろん、スピーカー以外の施工がスピーカーを際立たせ、縁の下の力持ちになってくれている事は確かで、それがなければここまで満足のゆく音楽空間になってはいなかったでしょう
とにかくナビから端子まで、色んなモノを変え、施工し、カーオーディオのプロたる職人が最後の最後まで面倒を見てくださったので(←ここ重要)、私に完全にフィットした音楽空間になりました
今のところ、サブウーファーやパワーアンプの導入を検討するには早すぎると思われるほど、完全に満足してしまっています…
音の一つひとつに芯があり、温かい
そうです
私が求めていたのは、エレキギターで言うならフェンダー社のストラトキャスターよりも、レスポール独特の音の芯の太さだったんですよね
それを実現するに至って、本当に幸せです(*ˊᗜˋ*)
今はもう、この音楽空間に浸って興奮し、余韻を楽しみ、ナビの設定を色々といじったり、どんな機能があるのか探るのが楽しくて仕方ありまセン❗️
その感動、私の情動の機微の動きたるや、どう説明してよいのか分かりません……
今はこの楽しみにひたすら没頭したいデス
そして、ここが私的には大切だと思うのデスが、この感動を、歓びを、一生、心の宝箱にしまっておき、忘れないコト
初心、忘れるべからず
この新鮮さを、この高揚を、いつまでも、いつまでも
“私たちミラジーノ大好きカーオーディオ「入門者」は、そのような少年少女のような心をもち、ただ前をのみ見つめながら歩いてゆく
登ってゆく坂の上の青い天に、もし一朶(いちだ)の白い雲が輝いているとすれば、それをのみ見つめて、坂を登ってゆくであろう”
司馬遼太郎著 歴史小説「坂の上の雲」あとがきより引用改編