ヒーターのメンテ コントローラのリンク部品交換

前回の正月休み中にヒーターが突如効かなくなりました。

チェックしたところブロアー類は稼働しているのですが、冷風しか出ない状況。
ヒートエクスチェンジャーのバルブが開きっぱなしになっていたことから
コントローラにたどり着きました。
サイドブレーキの根本のヒーターの強弱を調整するダイヤルの下に収まっています。

１年前はコントローラボックス横のフタを開けると樹脂製のリンクが外れているのが
すぐに見つかり、リンクをレバーに取り付けることによって復活していたのでそのまま
にしていました。（後からわかりましたが、このリンクはサイドブレーキのカバーを
外しただけで点検可能ですね。）

これはいずれ樹脂が割れてしまうのが目に見えていたので、タイロッドブーツ購入の
ついでに購入。ポルシェ小僧で260円/個でした。

部品を入手したらサクっと差し替えて終わり…のはずが、
新品は樹脂が厚くなっているせいか、リンクを差し込むレバーの突起になかなかはまらず。

また、写真も撮りたいと思って助手席まで外すに至りました。

樹脂リンクをあまり押しすぎると別の部品が壊れそうなので、少しだけ樹脂を削り、穴を広げて装着してみました。

作業やってて気になったのはヒートエクスチェンジャーのワイヤーを引っ張っているレバーって
かなりの力が掛かってます。これをこの小さな樹脂部品が受け止めているのです。
多分10年以上使用されたんだろうな。これまでおつかれさまでした。

取り付け後は一応動作確認。コントローラを弱から強にするにつれてレバーが動くことをチェック
できたらOK。
ヒーターをONすると「ウィーン」っていうモーター音とともにレバーが作動、、、これが1980年代
は豪華装備だったのでしょうか。なんともメカメカしくて良いです。

後は外したフタを取り付け、シートを戻せば完了。シートが重い＆ボルトナット6本で固定されてる
のもあって、こっちの方が大変だったりします。